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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 航空システム工学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
航空入門
Introduction of Engineering (Aeronautics)
2 E101-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.工学とものづくり・地域連携 2.航空システム工学科 3.航空機 4.航空機関連技術 5.航空機の構造と歴史 航空機及び航空機関連技術が、社会を支える「ものづくり」の基盤として果たした役割につ いて主体的な調査とプレゼンテーションにより理解する。さらに、技術者にとどまらない多 様な視点から航空機や航空機関連技術を考える思考を養う。各分野における学ぶ領域、学問 の拡がりを学び、各自の将来の目標、夢を実現するためのキャリア形成を意識して、修学計 画能力を身に付け、今後の学習姿勢を確立する。「覚える・暗記する」学習ではなく、現象 や物事の本質を論理的に考える力(科学力)、デザイン力の醸成を目標とする。
授業の概要および学習上の助言
①航空機及び航空機関連技術が社会に果たした役割の理解  航空機及び航空機関連技術の歴史、現代および将来における分野の役割、重要性について教員及び社会で活躍する  技術者の講話を通して学習すると共にオープンデータを活用して自身の意見をまとめる。 ②航空システム工学科の体系の理解  航空システム工学科におけるカリキュラム、「学ぶ領域」の拡がりや社会との関連性を理解する。  4年間の修学意義、学習姿勢について自分なりに考え、さらに将来的なキャリア形成の指針とすること。  また、大学で学習する内容と地域社会との連携について考察する。 ③現象や物事の本質を論理的に考える力(科学力)を醸成させる演習  社会、文化、歴史の中で航空機及び航空機関連技術が果たした役割を主体的な調査を通して理解し、  自身がそのような役割を担うためには、学科で修得する知識、基礎力が重要であることを理解する。 ④研究分野の紹介   航空システム工学科の「学ぶ領域」における内容を理解し、その領域での研究の取り組みを、具体例を通じて理解する。 ⑤総合演習  ①〜④を通じて得た知識を、自身の知恵に変換するために、今までの各人のポートフォリオと授業で与えられた  課題より、グループ活動を行い、レポートとして提出し、成果発表を行う。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目は、航空システム工学科の入門となる科目である。「ものづくり」に対する「航空工学」の役割、さらに「航空システ ム工学科」の役割を理解するため、各自が興味ある技術を注視することが重要である。学科の「学ぶ領域」、研究分野の過去 、現在さらに将来展望及び地域連携について理解し、今後の専門科目に対する学習目標や学習計画を立てられるよう、また各 自の将来の社会における活躍の方向も決められるよう、本科目に対して主体的、自主的に取り組むことが重要である。また、 併せて自身の学習の補助としてAIやオープンデータを活用することも重要である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,J,K 現代社会における航空システム工学科の役割を理解し、自身の修学計画を立案することができる。
J,K 「学ぶ領域」、研究分野を理解し、今後の勉学の方法、履修計画について主体的に考えることができる。
J,K 「航空機」について概略を説明できる。
J,K 「航空機関連技術」について概略を説明できる。
J,K 「航空機の構造とその歴史」について概略を説明できる。
J,O 自身のキャリア形成プロセスを自身の言葉で述べ、それを第三者に伝える事ができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 20 30 0 50 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 20 30 0 50 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 10 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 10 0 0 40 0 50
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 15 0 0 0 15
発表・表現・伝達する力 0 0 0 15 0 0 0 15
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 0 0
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート レポートは各自の調査内容等について提出するものとし,1回出題する。実施要領は以下のとおり である。 レポート  課題提示日 5回目  提出日:10回目 なお、授業進度により、課題提示日、提出日は変更になることがある。
成果発表
(口頭・実技)
各自の調査結果及びグループでの調査結果に基づいて、航空機または航空機関連技術に関するプレゼンテ ーションを行う。プレゼンテーションは、個人とグループの2形態でおこなう。
作品
ポートフォリオ 授業の進度に従い、各自の学習履歴、感想、意見をポートフォリオに逐次記入する。
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
航空システム工学の幅広い分野に対して,基礎的な知識を確実 に修得し,将来の機械系技術者としての学習目標,履修意識を 明確にでき,意欲的に勉学に取り組むことができる。 航空システム工学の幅広い分野に対して,基礎的な知識を修得 し,航空システム工学の有用性に興味を示し,学習目標,履修 意識を明確して,積極的にに勉学に取り組むことができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 航空システム工学科の学科紹介 ◆ 本科目の講義方針を理解する。 ◆ 科目オリエンテーション(目標、日程、評価方法等   を理解する。 ◆ 機械系3学科の概要を理解する。 ◆ 航空システム工学科の学習・教育目標を理解する 。 ◆ 航空システム工学科のカリキュラムフローを理解 する。 講義と質疑 講義内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う。 「カリキュラムガイドブック」の 工学部6学科に関する学問領域に ついて予習する。 航空システム工学科の学習・教育 目標、カリキュラムフローについ て予習する。 本「学習支援計画書」の内容を理 解する。 学習内容を聴講ノートに記入 する。 120
航空機関連の技術調査のための基礎知識 航空入門では航空機および航空機関連技術について個 人およびグループで調査を行い、レポートやプレゼン テーションの形式で発表を行う。その調査のために必 要な基礎知識について講義を行う。 講義と質疑 各自で興味がある航空機または航 空機関連技術について考えておく 。 120
3 航空機に関するパイロット出身の教員による講演 固定翼航空機とヘリコプターについて運用者(パイロ ット)の視点からの講義を通して航空機への理解と興 味を深める。 パイロット出身の教員による 体験を通して航空機運用に関 する実情を理解する。 講義内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う。 初等練習機T-3と観測ヘリコプ ターOH6-Dについて調べてく る。 学習内容を聴講ノートに記入 する。 120
4 航空機に関するパイロット出身の教員による展示航空 機を教育機材を用いた解説により航空機の各部の名称 、形状、構造、運用方法等について理解を深める。 実機教材を用いた講義と質疑 。 講義内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う。 初等練習機T-3と観測ヘリコ プターOH6-Dについて調べて くる。 学習内容を聴講ノートに記入 する。 120
5 航空機関連の技術調査/レポート課題の提示 各自が興味のある航空機および航空機関連技術につい て調査を行い、レポートをまとめる。調査は個人で行 ってもよいしグループで実施してもよい。ライブラリ ーセンター等の学内施設を利用するのも可。 教員のアドバイスのもとで各 自で調査を行う。 各自で興味がある航空機または航 空機関連技術について事前に調査 内容を考えておく。 120
6 中間振り返り/出席回数の確認 地域連携として、航空機関連の事業を行っている地域 の企業について講義を行う。 個別発表(1) 各自で調査した航空機または航空機関連技術について 発表する。 講義と演習 口頭での個人発表 講義内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う 【予習】 金沢地区の企業で航空機関連の事 業を行ってい企業を調査する。 航空機及び関連技術について調査 する。 120
7 個別発表(2) 各自で調査した航空機または航空機関連技術について 発表する 口頭での個人発表を行う。 講義内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う [予習]   航空機及び関連技術について  調査する。 120
8 個別発表(3) 各自で調査した航空機または航空機関連技術について 発表する 口頭での個人発表を行う。 講義内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う [予習]   航空機及び関連技術について  調査する。 120
9 キャリアセミナー JAXAや大学、企業等での経験を有する研究者・技 術者を講師としてむかえ航空宇宙関連の最新の研究動 向について講演を行う。本講演を通して将来のキャリ アを考えるための情報を提供する。 講演聴講 【予習】 航空宇宙関連の技術について調査 する。 【復習】 講演内容を聴講ノートに記入する 。 120
10 「航空機の構造と歴史」を学ぶ。  航空機の開発の歴史や航空機構造と複合材料の  基礎知識について講義を行う。 個人調査のレポートを提出する。 講義と演習 講義内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う。 [予習] ①セミモノコック構造について調  べる。 ②航空機及び関連技術について調  査する。 「復習」講義内容について復習す  る。  学習内容を聴講ノートに記入す  る。 120
11 グループ活動  グループ分けを行い航空機や航空機関連技術につい  て調査する。   グループ活動として文献等に よる航空機関連の技術調査を 行う。 講義内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う。 [予習] 航空機及び関連技術について調  査する。 復習」講義内容について復習す  る。   120
12 グループ発表(1) 航空機関連技術についてグループで調査した結果を発 表する。 グループ発表 授業内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う。 [予習] 航空機及び関連技術について調査 する。 復習」講義内容について復習する 。 120
13 グループ発表(2) 航空機関連技術についてグループで調査した結果を発 表する グループ発表 授業内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う。 [予習] 航空機及び関連技術について調査 する。 復習」授業内容について復習する 。 120
14 グループ発表(3) 航空機関連技術についてグループで調査した結果を発 表する。 グループ発表 授業内容の要点確認、出席状 況、提出課題等の確認を含む 自己点検を行う。 [予習] 航空機及び関連技術について調査 する。 復習」講義内容について復習する 。 120
15 自己点検授業  最終レポートの返却、解説。  個人別の成績開示及び授業振り返り。  出席回数の確認。   個人別成績の確認、出席状況 、提出課題等の確認を含む自 己点検を行う 各自の成績や教員のコメントを通 して自己の本学科に関する自己の 修学状況を振り返る。 120