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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
工学基礎Ⅱ
Mathematical Basics for Engineering II
2 E601-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.工学の基礎 2.電気電子工学 3.基礎数学 日本人の道徳・技術者倫理を踏まえ、世代の異なる電気電子技術者と専門的な議論をする能 力や、専門分野の技術文書に記載される日本語および英語の表現を学び、専門分野に関する 論理的な文章を日本語で書く能力を養うことを目的とする。1年次前学期の「工学基礎I」か ら続く科目であり、2年次の「技術者基礎」のベースとなる科目である。数学の基礎を学び ながら、工学の技術者としての考え方の基礎、学習の姿勢を確立する。
授業の概要および学習上の助言
①工学の技術者としての考え方の基礎、学習の姿勢について学ぶ。 ②数学的の能力の養成  微分 (微分法、主な関数の導関数、微分の応用)、積分 (不定積分、定積分、線積分・面積分)、ベクトル (ベクトルの基礎 、ベクトルと平面座標、ベクトルと空間座標、スカラ積、ベクトル積)、など、電気電子分野の学習で今後広く必要となる数 学について学ぶ。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:基礎電気数学[金沢工業大学] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目は、電気電子工学科の入門となる科目の1つである。「ものづくり」に対する「工学」の役割、さらに「電気電子工学 科」の役割を理解するため、各自が興味ある技術を注視することが重要である。また、今後の学習のために、高校で学習した 数学(ベクトル、微分法、積分法など)を復習しておくことも重要である。高校で履修しなかった分野については、自学自習お よび学習支援システムを利用して学習しておくことが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,I,N 現代社会における工学部の役割を理解し、自身の修学計画を立案することができる。
A,I,N 工学の技術者としての考え方の基礎、学習の姿勢を確立している。
D,I ベクトル、微分、積分の計算方法を理解し、基礎的な計算および応用問題が解ける。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 20 0 0 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 20 20 0 0 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 0 0 0 0 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 中間テスト、期末テストを実施して評価します。
クイズ
小テスト
小テストを複数回実施して評価します。
レポート 数学に関するレポート課題により、評価します。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
行動目標の3項目をほぼ確実に達成するとともに、本科目の後 に続く専門基礎科目への興味関心と学習意欲が形成されている レベル 行動目標の3項目を70%から80%達成しているレベル
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
【本科目の全体ガイダンス】 授業の運営、目標、評価方法等について解説する。 ◆本科目の講義方針を理解する。 ◆「ものづくり」と「工学部」の教育について。 ◆ 社会における「工学」の重要性と役割について。 ◆ 工学(特に、電気電子工学)における工学の重要 性について。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・「ものづくり」に関して、興味 ある最新技術について調べる。 ・「カリキュラムガイドブック」 の工学部6学科に関する学問領域 について調べる。 ・次回の授業内容を予習する。 200
【基礎電気数学 第3章 微 分】 3.1 微分法 3.2 主な関数の微分 講義と質疑 演習問題 自己点検 授業で学んだ内容を復習し、関連 する演習問題を解く。次回の授業 内容を予習する。 200
【基礎電気数学 第3章 微 分】 3.3 微分の応用 講義と質疑 演習問題 自己点検 授業で学んだ内容を復習し、関連 する演習問題を解く。次回の授業 内容を予習する。 200
【基礎電気数学 第4章 積 分】 4.1 不定積分 講義と質疑 演習問題 自己点検 授業で学んだ内容を復習し、関連 する演習問題を解く。次回の授業 内容を予習する。 200
【基礎電気数学 第4章 積 分】 4.2 定積分 講義と質疑 演習問題 自己点検 授業で学んだ内容を復習し、関連 する演習問題を解く。次回の授業 内容を予習する。 200
【基礎電気数学 第4章 積 分】 4.3 積分の応用 【総復習】  これまでの授業内容について総復習を行う。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題を解く。 ・中間試験に備え,これまでの授 業で学んだ内容を復習し,各章の 演習問題を解く。 200
【中間試験】 第1回目から第6回目までの授業内容に関する中間テス トを受験する。 【振り返り】  中間テストの解説を通じて,「理解できたところ」 と「理解が不十分だったところ」を把握し,今後の学 習に活かす準備をする。 中間試験と質疑 自己点検 ・中間試験を振り返り、理解の不 十分な内容を復習し,各章の演習 問題を解く。 200
中間試験の返却とフィードバック 【基礎電気数学 第2章 ベクトル】 2.1 ベクトルの基礎 2.2 ベクトルと平面座標 中間試験の解説と質疑 演習問題 自己点検 ・返却された中間試験を復習し, 不正解となった問題を解けるよう にする。 ・次回の授業内容を予習する。 200
【基礎電気数学 第2章 ベクトル】 2.3 ベクトルと空間座標 講義と質疑 演習問題 自己点検 授業で学んだ内容を復習し、関連 する演習問題を解く。次回の授業 内容を予習する。 200
10 【基礎電気数学 第2章 ベクトル】 2.4 スカラ積 講義と質疑 演習問題 自己点検 授業で学んだ内容を復習し、関連 する演習問題を解く。次回の授業 内容を予習する。 200
11 【基礎電気数学 第2章 ベクトル】 2.5 ベクトル積 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
12 【基礎電気数学 第4章 積 分】 4.4 線積分および面積分 (線積分) 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
13 【基礎電気数学 第4章 積 分】 4.4 線積分および面積分 (面積分) 【総復習】  これまでの授業内容について総復習を行う。 講義と質疑 演習問題 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題を解く。 ・期末試験に備え,これまでの授 業で学んだ内容を復習し,各章の 演習問題を解く。 200
14 【期末試験】  第8回目から第13回目までの授業内容に関する総合 試験を受験する。 試験の実施 講義と質疑 期末試験を振り返り、理解の不十 分な内容を復習し,各章の演習問 題を解く。 200
15 ・期末試験の返却とフィードバック ・成績確認 ・振り返り演習 ・授業アンケート 期末試験の解説と質疑 講評 アンケート記入 自己点検 ・返却された総合試験を復習し, 不正解となった問題を解けるよう にする。 200