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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
工学基礎Ⅰ
Mathematical Basics for Engineering I
2 E647-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.工学の基礎 2.電気電子工学 3.基礎数学 日本人の道徳・技術者倫理を踏まえ、世代の異なる電気電子技術者と専門的な議論をする能 力や、専門分野の技術文書に記載される日本語および英語の表現を学び、専門分野に関する 論理的な文章を日本語で書く能力を養うことを目的とする。この後の「工学基礎Ⅱ」や2年 次の「技術者基礎」のベースとなる科目である。社会を支える「ものづくり」の4つの技術 である機械分野、電気・電子分野、情報分野、土木分野の技術のすべての基礎となる数学的 な能力を養成しながら、工学の技術者としての考え方の基礎、学習の姿勢を確立する。
授業の概要および学習上の助言
① 電気電子工学の技術者としての考え方の基礎、学習の姿勢について学ぶ。 ② 基礎的な数学的能力の養成 代入法と加減法および行列式による連立一次方程式の解法,基礎関数(三角比,三角関数,指数関数,対数関数),複素数と いった電気・電子分野の学習で今後広く必要となる基礎的な数学やその解法について学ぶ。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:Newこれだけシリーズ 電験3種 これだけ数学[電気書院] 参考書:鍛えてマスター 電気数学[オーム社]、大学1年生のための電気数学(第2版)[森北出版株式会社] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目は,電気電子工学科の基盤となる科目である。「ものづくり」に対する「工学」の役割、さらに「電気電子工学科」の 役割を理解するため、各自が興味ある技術を注視することが重要である。また、今後の学習のために、高校で学習した数学( 一次方程式,三角関数,指数関数,対数関数,複素数)を復習しておくことも重要である。高校で履修しなかった分野につい ては,自学自習および学習支援システムを利用して学習しておくことが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,I,N 現代社会における工学部の役割を理解し,自身の修学計画を立案することができる。
A,I,N 工学の技術者としての考え方の基礎,学習の姿勢を確立している。
D,I 代入法と加減法および行列式により連立一次方程式を解くことができる。
D,I 基礎関数の計算方法を理解し,基礎的な計算および応用問題が解ける
D,I 複素数の計算方法を理解し,基礎的な計算および応用問題が解ける
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 20 50 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 20 50 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 30 20 5 0 0 0 0 55
思考・推論・創造する力 0 0 10 0 0 0 0 10
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 25 0 0 0 0 25
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 第1回目〜第12回目の授業に対して理解度を調べる総合試験を行う。
クイズ
小テスト
第1回目〜第6回目の授業に対して理解度を調べる中間テストを行う。
レポート 授業時間内に行う演習問題(チャレンジ問題)により評価する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
行動目標の5項目をほぼ確実に達成するとともに,本科目の後 に続く専門基礎科目への興味・関心と学習意欲が形成されてい るレベル。 行動目標の5項目を70%から80%達成しているレベル。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 【ガイダンス】  授業の進め方,目標,評価方法などについて説明す る。 【電気電子分野における6つの学びの領域】  電気電子工学(6つの学びの領域)と数学の関係に ついて説明する。 【方程式(1):一次方程式と移項】 一次方程式とその解法を学ぶ。また,電気電子分野に 関連する一次方程式に関する演習問題を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
2 【方程式(2):連立一次方程式とキルヒホッフの法 則】 代入法と加減法による連立一次方程式の解法を学ぶ。 また,電気電子分野に関連する一次方程式に関する演 習問題を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
3 【方程式(3):行列式の計算とその応用】 行列式とそれを用いた連立一次方程式の解法を学ぶ。 また,行列式を用いて電気電子分野に関連する一次方 程式に関する演習問題を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
4 【基礎関数(1):角度と三角比,三角関数の重要公 式とその応用】  各種三角形の三角比(sin,cos,tan)の求め方と 三角関数の重要公式(余弦法則,加法定理,逆三角関 数)を学ぶ。また,電気電子分野に関連する三角比や 三角関数の重要公式に関する演習問題を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
5 【基礎関数(2):三角関数と交流波形】  三角関数を用いて交流波形(正弦波)を表現する方 法を学ぶ。また,電気電子分野に関連する三角比に関 する演習問題を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
6 【基礎関数(3):指数と単位の換算,対数とゲイン の計算】 指数関数と対数関数の基本的な特徴と性質を学ぶ。ま た,また,電気電子分野に関連する指数や対数に関す る演習問題を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
7 【総復習】  第1回〜第6回までの授業内容について総復習を行う 。 講義と質疑 自己点検 ・中間テストに備え,これまでの 授業で学んだ内容を復習し,各章 の演習問題(チャレンジ問題)を 解く。 200
8 【振り返り】  第1回〜第6回までの授業内容について振り返りを行 う。 【中間テスト】 第1回目から第6回目までの授業内容に関する中間テス トを受験する。 中間テストと質疑 自己点検 ・中間テストに備え,これまでの 授業で学んだ内容を復習し,各章 の演習問題(チャレンジ問題)を 解く。 200
9 ・中間テストの返却とフィードバック ・振り返り演習 中間テストの解説と質疑 自己点検 ・返却された中間テストを復習し ,不正解となった問題を解けるよ うにする。 ・次回の授業内容を予習する。 200
10 【複素数(1):ベクトルとその応用】  ベクトルの特徴と基本的な性質を学ぶ。また,電気 電子分野に関連するベクトルの応用に関する演習問題 を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
11 【複素数(2):複素数とその計算法則】 複素数の特徴と基本的な性質を学ぶ。また,電気電子 分野に関連する複素数に関する演習問題を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
12 【複素数(3):複素数のいろいろな表し方とその応 用】 複素数のいろいろな表し方(直交座標表示,極座標形 表示,三角関数形表示,指数関数形表示)とその応用 を学ぶ。また,電気電子分野に関連する複素数に関す る演習問題を解く。 講義と質疑 演習問題 自己点検 ・授業で学んだ内容を復習し、関 連する演習問題(チャレンジ問題 )を解く。 ・次回の授業内容を予習する。 200
13 【総復習】  第1回〜第12回までの授業内容について総復習を行 う。 講義と質疑 自己点検 ・総合試験に備え,これまでの授 業で学んだ内容を復習し,各章の 演習問題(チャレンジ問題)を解 く。 200
14 【振り返り】 第1回〜第12回までの授業内容について振り返りを行 う。 【総合試験】  第1回目から第12回目までの授業内容に関する総合 試験を受験する。 総合試験と質疑 自己点検 ・総合試験に備え,これまでの授 業で学んだ内容を復習し,各章の 演習問題(チャレンジ問題)を解 く。 200
15 ・総合試験の返却とフィードバック ・成績確認 ・振り返り演習 ・授業アンケート 総合試験の解説と質疑 講評 アンケート記入 自己点検 ・返却された総合試験を復習し, 不正解となった問題を解けるよう にする。 200