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修学基礎教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
修学基礎教育課程
人間形成基礎科目
生涯スポーツ
健康・体力づくり
Introduction to Fitness and Health Promotion
1 G071-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.ウォーミングアップ 2.体力測定・診断 3.運動処方・トレーニング方法 4.生活習慣病 5.自己管理 生涯にわたり健康で豊かな人生を営むために、生活習慣病や健康・体力づくりに関する知識 、自己の健康・体力を測定・分析する方法の学習を通して、個人の状況に応じた運動処方( トレーニングプログラム)を作成できるようになる。また、健康・体力の自己管理の重要性 を理解し、実践できるようになる。さらに、学生生活に潜む様々なリスクの理解や、これら の学習活動を通じて、協調性やリーダーシップ、規則を守るなどの基本的事柄を体得する。
授業の概要および学習上の助言
健康・体力に関する知識、自己の体力を診断・分析する方法、自己の健康状態や体力水準に応じた運動処方(トレーニングプ ログラム)を作成するための知識・方法、安全に運動を実践する方法などについて、実技および講義を通じて学習する。具体 的には以下に示すような学習を通して、自身の健康・体力を自己管理できる能力を身につける。 1.準備運動・ウォーミングアップの方法について 2.体力診断の方法について 3.各種(筋力、持久力、シェイプアップなど)トレーニング方法について 4.運動処方について 5.生活習慣病および健康管理の方法について 6.各自の体力および日常生活習慣(食事、睡眠、運動)の自己管理について ・100分の授業を週1回実施する。 ・実技の際は運動に適した服装(運動用ジャージ、Tシャツ、ハーフパンツ、内履き用シューズなど)を着用すること。 ・学習意欲(出席等)を重視するので、皆出席を目標とすること。 ・安全に実技ができるよう、常に体調管理に気を配ること。 ・授業を通して、各自の健康状態や体力水準を維持するための正しい知識や方法を理解し、これからの学生生活や生涯にわた って実践するための基礎的能力や習慣を身につけることが望ましい。 ・実技は第1体育館(13号館)及び第2体育館(20号館)、講義は履修許可時間割表に記載の講義室でそれぞれ実施する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
健康や体力、生活習慣病等に関する様々なニュースや情報に興味・関心を持つことが望ましい。 スポーツを行うときの心構えや安全に対する注意が理解されていること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
B 体力診断、トレーニング方法等を理解し、各自の体力・目的に応じた運動処方を作成し、文章で説明できる。
B 生涯にわたり健康・体力を自己管理することの大切さを理解し、健康維持に関する感想や意見を文章で述べることができる。
B,A 学習活動を通して、協調性やリーダーシップ、規則を守るなどの基本的生活習慣を体得し、実践できる。
B,A 各自の日常生活習慣(食事・睡眠・運動)の管理の重要性を理解し、実践する習慣を養うことができる。
B,A 各自の健康や体力に関心を持ち、実技や講義などの学習活動に積極的に参加できる。
B,A 日常生活に潜むリスクや健康問題を理解し、リスクを遠ざけるための自身の考えを述べることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 10 35 5 0 20 30 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 10 35 5 0 20 30 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 10 10 0 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 20 0 0 5 0 25
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 5 0 0 0 5
発表・表現・伝達する力 0 0 5 0 0 0 0 5
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 15 30 45
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
記述式テストを行う。講義や実技を通して学習した内容(ウォーミングアップ、体力診断、運動処方、ト レーニング方法、生活習慣病、生涯にわたり健康・体力を維持・管理することの重要性に関する知識や実 践方法など)の理解度を評価する。
レポート ・3枚提出(①体力診断(体力測定結果の評価)に関するレポート、②運動処方・トレーニング方法に関 するレポート、③持久力およびシェイプアップトレーニングに関するレポート) ・レポートの多くは、講義内容を踏まえ、実技の際に各自で測定したデータに基づいて作成する。したが って、実技の欠席はレポート作成・提出にも影響を及ぼすので注意すること。
成果発表
(口頭・実技)
グループ討議を通じて、様々な健康やスポーツに関する問題について考え、その成果を評価する。
作品
ポートフォリオ ・自己の生活習慣(食事・睡眠・運動)や体調、健康状態をふりかえり、報告する。各自の日常生活の管 理状況を評価する。
その他 ・自身の健康や体力を生涯にわたって管理していくうえで必要な知識の理解、方法・手順の実践および習 得に対する学習意欲や取り組みについて、授業への出席状況や受講態度により評価する。 ・ウォーミングアップの指揮や他の学習でのリーダーシップ、グループへの協力姿勢を評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
(1)体力診断、運動処方に関する考え方や適切な方法・手順が 十分理解されている。 (2)トレーニング方法を十分理解し、各自の体力・健康状態お よび目的に応じた安全で適切な運動処方(トレーニングプログ ラム)を作成することができる。 (3)生涯にわたり健康・体力を自己管理することの大切さを理 解し、それに関する自身の考えを説明できる。 (4)ウォーミングアップの適切な手順を理解したうえで、その 遂行時にリーダーシップや協調性を十分に発揮できる。 (5)生涯にわたり健康・体力を自己管理することの大切さを理 解したうえで、それを実践できる。 (6)授業に皆出席し、積極的に学習に取り組むことができる。 (1)体力診断、運動処方の考え方や適切な方法・手順の要点に ついて概ね理解している。 (2)トレーニング方法の要点を理解し、各自の体力・健康状態 および目的に応じた運動処方を概ね作成することができる。 (3)生涯にわたり健康・体力を自己管理することの大切さを理 解し、それに関する自身の考えを説明できる。 (4)ウォーミングアップの手順を理解したうえで、その遂行時 にリーダーシップや協調性を発揮できる。 (5)生涯にわたり健康・体力を自己管理することの大切さを理 解し、概ね実践できる。 (6)授業に皆出席し、積極的に学習に取り組むことができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ★生涯スポーツ科目の年間の履修について理解を深め る。 ★「健康・体力づくり」の授業内容について理解を深 める。 ★生涯教育の一環としての健康・体力づくりの位置づ けや重要性、授業との関わりについて理解を深める。 ★講義形式で行う。 ★生涯スポーツ科目全体の授 業概要および「健康・体力づ くり」の授業内容について説 明する。 ★生涯にわたって健康・体力 づくりを行うことの重要性と 授業との関わりについて説明 する。 ★復習:配布された資料を熟読す る。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 10 15
2回 ★体育館、ロッカーの使用方法について理解する。 ★安全に運動を実施するために配慮しなければならな い事柄について学習する。 ★体力診断テストを行い自己の体力について学習する 。 ★体育館、ロッカーの使用方 法について説明する。 ★安全性の点から運動実施時 に配慮しなければならない事 柄について解説する。 ★体力診断テストを行う。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。
3回 ★体力診断テストを行い、自己の体力について学習す る。 ★班の当番の指揮のもと準備 運動を行う。 ★2〜3名程度のグループに なり、相互に協力しながら体 力診断テストを行う。 ★課題:体力診断テストの結果を まとめておく。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 10 15
4回 ★筋力テストを行い自己の筋力について学習する。 ★班の当番の指揮のもと準備 運動を行う。 ★トレーニング室およびトレ ーニング機器の使用方法につ いて理解する。 ★トレーニング室を利用して 実施する。 ★2〜3名程度のグループに なり相互に協力しながら筋力 テストを行う。 ★課題:筋力テストの結果をまと めておく。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 10 15
5回 ★持久力テスト(シャトルラン)を行い自己の持久力 について学習する。 ★班の当番の指揮のもと準備 運動を行う。 ★測定者と被測定者が二人組 になり、持久力テスト(シャ トルラン)を行う。 ★課題:持久力テストの結果をま とめておく。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 10 15
6回 ★体力診断の方法を学習し、自己の体力テストの結果 を分析することによって、体力の自己管理の基礎を学 習する。 ★講義形式で行う。 ★各体力テストの結果をまと め、自己の体力プロファイル を理解する方法を説明する。 ★「健康・体力カルテ」のシ ステムを利用した体力測定結 果の整理、体力診断の方法を 説明する。 ★身体面に加え、精神的な健 康度について自己評価する。 ★課題:データ入力し、「健康・ 体力カルテ」が提出できるように しておく(提出日は各担当教員の 指示に従う)。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 30 15
7回 ★トレーニングが自分でできるように、運動処方やト レーニング方法について学習する。 ★これまでの出席状況や学習状況の振り返りを行う。 ★講義形式で、運動処方やト レーニングの概念や方法を理 解させ、各自の体力テスト結 果から、自分のトレーニング メニューを作成させる。 ★これまでの授業への出席状 況や課題の提出状況等を確認 する。 ★課題:講義内容を振り返り、運 動処方に関するレポートを作成す る(提出日は各担当教員から指示 がある)。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 30 15
8回 ★トレーニングマシンを使って筋力トレーニングの方 法を学習する。 ★自分に適した筋力トレーニングの実施方法について 学習する。 ★班の当番の指揮のもと準備 運動を行う。 ★筋力トレーニングの方法を 理解させる。 7,8回目で作成した運動処 方に基づき筋力トレーニング を実践する。 ★課題:授業で測定したデータに 基づいて、運動処方(トレーニン グメニュー)に関するレポートを 作成する(提出日は各担当教員が 指示する)。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 90 15
9回 ★持久力トレーニングの方法を学習する。 自分に適した持久力トレーニングの方法について学習 する。 運動中の最大心拍数と目標心拍数について学習する。 走ペースと各自の心拍数、主観的運動強度との対応関 係を学習する。 ★班の当番の指揮のもと準備 運動を行う。 ★運動中の最大心拍数と目標 心拍数について理解させる。 20分間のペース走を行い、 目標心拍数とペース、主観的 運動強度との関係をつかませ る。 ★課題:授業で測定したデータに 基づいて、持久力トレーニングに 関するレポートを作成する(提出 日は各担当教員が指示する)。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 90 15
10回 ★シェイプアップトレーニングの方法を学習する。 自分に適したシェイプアップトレーニングの方法を学 習する。 身体活動量と消費カロリーの対応関係を理解する。 ★班の当番の指揮のもと準備 運動を行う。 ★シェイプアップトレーニン グの実践を通して、摂取カロ リーと運動量の関係を理解さ せる。 ★課題:授業で測定したデータに 基づいて、シェイプアップトレー ニングに関するレポートを作成す る(提出日は各担当教員が指示す る)。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 90 15
11回 ★ボールエクササイズやコアトレーニングなど、自宅 でも実施できるエクササイズによるトレーニング方法 について体験・学習する。 ★班の当番の指揮のもと準備 運動を行う。 ★バランスボールや自重を負 荷とした様々なトレーニング を体験する。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 15
12回 ★運動とメンタルヘルスの関係について学習をする。 ★講義形式で、運動とメンタ ルヘルスの関係について説明 し、メンタルヘルスにおける 運動の必要性について理解さ せる。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 15
13回 ★健康・肥満・生活習慣病をキーワードに日常生活に おける健康管理について学習する。 ★薬物(ドラッグ)依存など身近に潜む健康問題につ いて学習する。 ★講義形式で、生活習慣病に ついて説明し、健康管理の必 要性およびその方法について 理解させる。 ★薬物と健康の関わりについ て説明し、薬物の危険性を理 解させる。 ★復習:講義内容や配付資料に基 づき、生活習慣病について復習す る。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 20 15
14回 ★担当教員による自由講義 ★担当教員による演習・講義 などを実施する。 ★その他:生活習慣自己管理表を 記入する。 15
15回 ★「健康・体力づくり」の授業のまとめを行う。 ★授業全般について復習・点検し、授業内容について 理解を深める。   ★後学期開講の「生涯スポーツ演習」について概要を つかむ。 ★講義形式で授業のまとめを させる。 ★小テストを行う。 ★小テストやレポート課題な どについて解説する。 ★出席状況や提出物、成績な どについて確認する。 ★「生涯スポーツ演習」の受 講に関する説明を行う。 ★復習:健康・体力づくりでの学 習内容を復習しておく。 ★「生涯スポーツ演習」の受講に 関する資料を熟読する。配布資料 は後学期の授業開始時まで保管す ること。 20 10