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修学基礎教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
修学基礎教育課程
人間形成基礎科目
人間と自然
人間と自然
Humanity and Nature
0 G084-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.グループ活動 2.他者理解と思いやり 3.自然と科学技術の関係 4.安全意識の修得 ・グループ活動を通して、協同する大切さを理解することができる。 ・他者の意見の根拠を考え自己の考えと比較し思考する姿勢を身につけることができる。 ・科学技術者に求められる倫理観ついて考え続ける大切さを理解することができる。 ・教職員及びクラスメートとの会話を通して、学びの広がりや深まりを理解することができ る。 ・科学技術者として「安全」に対する責任を認識し実践することができる。
授業の概要および学習上の助言
白山麓キャンパスにおいて1泊2日の日程で実施する、グループ活動を主体とした研修である。合宿形式の研修であるため、講 義だけでなく生活すべてが学習となる。 1.普段の学生生活とは異なる環境での活動を通じて、自然やその地域での暮らしを理解したうえで、科学技術のあり方や関 り方について考える 2.様々なグループワークやミーティングを通じて自己の考えをまとめるとともに、多様な考え方や感じ方があることを理解 する。 これらのことを意識しながら、準備されたグループ活動や研究施設の見学には、能動的に参加する。 ※扇が丘キャンパス出発時に必ず健康確認を受け、体調が不良の場合や研修中に不都合(体調不良など)が生じた場合は、修 学アドバイザーもしくは支援員に申し出ること。 ※食事に関してアレルギーなど、合宿研修を行う上で何らかの配慮が必要な場合は事前に修学アドバイザーに申し出ること。 ※必ずグループ単位で行動し、単独行動をしないこと。特に、夜間の外出は厳禁。 ※その他、白山麓キャンパスにおける注意事項を十分に把握し、安全第一とし、自然の中での活動を大いに楽しむ。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
    
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,B,G グループで討議を行い、その内容を簡潔に文章でまとめることができる。
A,B,G グループで討議した成果をまとめ、わかりやすく口頭発表することができる。
A,B,G 価値観や考え方を相互に理解しあうことから生まれる気遣いや配慮の大切さを文章でまとめることができる。
A,B,G 科学技術者に必要な倫理観について、考え続ける大切さを理解し、文章でまとめることができる。
A,B,G 大学での学びの広がりや深まりを理解し、文章でまとめることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 20 0 0 30 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 20 0 0 30 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 5 0 0 0 0 5
思考・推論・創造する力 0 0 5 5 0 0 0 10
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 10 5 0 0 10 25
発表・表現・伝達する力 0 0 10 5 0 0 0 15
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 20 5 0 0 20 45
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 1.「人間と自然の概要と目的」の講義内容のメモをとり、自己の考えをまとめる。10点 2.「人間と自然の概要と目的」でまとめた各自の考えを基にグループで討議し、他者と自己の考えを比 較しながら、気づいたことをまとめる。10点 3.「学科教員による講義」の内容をメモし、自己の考えをまとめる。10点 4.見学した各研究所の概要をまとめ、今後の学びについて考えをまとめる。10点 5.この研修での体験を振り返り、自己の成果をまとめる。10点
成果発表
(口頭・実技)
【グループ課題】 1.グループワークの内容とそこからの気づきをグループでまとめ、発表資料を作成する。5点 2.グループで協力し、プレゼンテーションを実施する。10点 3.他のグループの内容について質問する。5点
作品
ポートフォリオ
その他 受講の態度 30点 ・グループ活動に対する積極的な協力姿勢 ・時間を守るなど、他者に配慮した生活態度
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・グループ内で、根拠に基づく多様な意見が積極的に述べられ 、それらの意見を論理的に集約することができる。 ・グループの提案をイラストや図表を用いて、わかりやすく資 料で示し、聴講者を引き付けるような態度で説明をすることが できる。 ・仲間との会話などの中で、自分と相手との距離感が最適にな るような気づかいをするという仲間への配慮とともに、仲間の 価値観や考え方を相互に理解しあうことから生まれる気遣いや 配慮をすることができる。 ・研修の目的を理解し、積極的に活動に参加するとともに、定 められたルールを守り、仲間にもその必要性を伝えることがで きる。 ・グループ内で、活発な意見交換ができ、それらの意見をまと めることができる。 ・グループの意見をまとめ、説明することができる。 ・仲間との会話などのなかで、仲間に対して何らかの配慮をす ることができる。 ・研修の目的を理解し、定められたルールを守ることができる 。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
オリエンテーション 白山麓キャンパスの施設紹介や注意事項など説明する 。 各グループで、この研修でのそれぞれの役割分担を行 いその内容を説明する。 カンファレンスルームにて講 義形式で実施。修学アドバイ ザーと支援員が担当する。 事前に配布された「人間と自然資 料」、筆記用具を持参する。
人間と自然概要と目的 講義を聴講し本研修の目的を理解し、それぞれのテー マについて、グループで自己と他者の意見を比較し考 えを深める。 ・科学技術者の倫理観について カンファレンスルームにて、 講義及びグループ討議を実施 。修学アドバイザーが担当す る。 【課題】 ・聴講メモを作成する。 ・自己の考えとグループメンバー の意見を比較し、考えをまとめる 。 20
フィールドワーク 白山麓の自然の中での活動を通して、今後の学びに対 する知的好奇心を養う。また、チームワークの大切さ について理解する。 内容は、フォトロゲイニング、ハーブの里・響きの森 ミントレイノでの活動等 白山麓キャンパス周辺でのフ ィールドワークを実施。修学 アドバイザー、支援員が担当 。 【課題】 フィールドワークの内容ををまと め、発表のための資料を取集する 。 60
学科教員による講義 教員が大学時代の学びや活動を通した気づきを自己の キャリアデザインとして講義。各自大学4年間のキャ リアデザインを描く。 エントランスホールにて講義 形式で実施。専門学科の教員 が担当 【課題】 ・聴講メモを作成する。 ・自己の考えをまとめる。 20
グループミーティング 翌日のプレゼンテーションの準備を行う。フィールド ワークの内容や活動を通して学んだこと、などグルー プで話し合い、内容構成・資料作成・発表原稿の作成 を行う。 グループワークルームなど、 白山麓キャンパス内の施設を 利用して、グループ独自で実 施。 プレゼンテーションのための内容 構成・資料作成・発表原稿の作成 を行う。 120
朝の集いと清掃活動 朝の集いでは、ラジオ体操、校歌斉唱を行う。本日の スケジュールを把握する。その後、各宿泊ブースの清 掃を行う。 朝の集いは、体育館で実施。 支援員が担当する。
プレゼンテーション プレゼンテーションを行い、情報や意見をわかりやす く伝えることやフィールドワークでの体験から得た学 びを共有する。伝えることとその内容を理解し考察す ることを学ぶ。 カンファレンスルームにて実 施。修学アドバイザーが担当 する。各グループの発表を評 価し、優秀グループを投票す る。最優秀グループは表彰す る。副賞も授与する。 それぞれのプレゼンテーションの 内容をまとめる。 20
救急救命士講習 救急救命士講習を受講する。この実践を通して、得ら れる知識技能を越えて、他者との助け合いの中で自己 の存在や大学での学びを活かせることに気づく。また 、科学技術者として、「安全」に対する責任を理解す る。 イノベーションハブにて、実 施。講義と実技を行う。終了 者には、修了書(有効期限3 年)を授与する。 安全に対する責任を考える。自己 を越えた広い「存在」の中で今後 の学びを考える。 20