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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
数理・DS・AI教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
数理・DS・AI教育課程
数理基礎科目
数理基礎
技術者のための数理Ⅰ
Mathematics and Science for Engineer I
2 G151-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.関数とグラフ 2.方程式と逆関数 3.指数関数と対数関数 4.三角関数と逆三角関数 5.関数の極限 理系学問は,関数と微積分の知識を土台として構築されている.本科目では,関数と逆関数 について学び,関数の極限について学習する.また,指数関数,対数関数,三角関数,逆三 角関数の理解を深め,その計算に習熟することを目指す. 対面授業をベースとしながら,オンデマンド教材も用いて自学自習できる.
授業の概要および学習上の助言
第1章 関数とグラフ   1.1 関数  1.2 関数のグラフ  1.3 グラフの移動    1.4 関数の極限値 第2章 方程式と逆関数  2.1 逆関数と対数関数   2.2 三角関数と逆三角関数  2.3 三角関数の相互関係・加法定理 ○内容の理解度が不足している場合は,適宜補充授業を行うことがある. ○毎日の予習・復習が大切である.特に,授業後には問題を解き,理解を徹底させること. ○教科書の理解に必要な内容を進んで自学自習すること. ○補助教材は必要に応じて,適宜配付する. ○宿題やレポート課題は説明や数式を丁寧に書き,計算の過程を論理的に記述すること. ○学習支援としての数理工教育研究センターやオフィスアワーを積極的に活用すること.
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:技術者のための数理 Integrated Math and Science for Engineering[金沢工業大学] 参考書:微分積分読本 -1変数-[裳華房]、意味がわかれば数学の風景が見えてくる[ベレ出版]、工学系数学テキストシリ     ーズ 「微分積分」[森北出版] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
数式に対する基本的な計算能力(整式の計算,整式の展開と因数分解,整式の除法,分数式の計算など)
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
D 関数の概念を理解し,基本的な関数のグラフを描くことができる.
D 逆関数について理解し,基本的な関数の逆関数を求め,それらのグラフを描くことができる.
D 指数関数・対数関数,三角関数・逆三角関数について理解し,それらを用いて計算することができる.
D 関数の極限値を求めることができる.
C 基礎的な数学用語の英単語を理解し,英語で出題された問題に対応できる.
A 毎回の授業に出席し,授業内容の理解に努め,演習や宿題をやり遂げることができる.
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 30 15 0 0 0 25 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 30 15 0 0 0 25 100
総合力指標 知識を取り込む力 10 10 0 0 0 0 10 30
思考・推論・創造する力 10 10 5 0 0 0 0 25
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 10 10 10 0 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 15 15
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 試験は学期末に1回実施して,総合評価の30%として評価する. 試験範囲は全範囲であり,評価割合も高いので確実な復習が必要である.
クイズ
小テスト
小テストは2回実施する. 各小テストの成績により,合計して総合評価の30%として評価する. 小テストの範囲および授業回数は授業明細表に記載してある.
レポート レポートを総合評価の15%として評価する. 課題に忍耐強く取り組むことにより,論理的思考力を養う. そのために,課題に対し,解答のプロセスを論理的に記述すること. また,他人のレポートを写すことは厳に慎むこと.
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 予習・復習として取り組んだ演習や宿題について総合評価の25%で評価する. (学習に取り組む姿勢・意欲や受講態度なども含む). 質問や疑問がある場合,数理工教育研究センターを積極的に利用すること.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・関数と逆関数の概念を理解し,基本的な関数のグラフを正確  に描くことができる. ・指数関数や対数関数について理解し,それらに関する計算が  正確にできる. ・三角関数や逆三角関数について理解し,それらに関する計算  が正確にできる. ・関数の極限値を正確に求めることができる. ・関数と逆関数の概念を理解し,基本的な関数のグラフを描く  ことができる. ・指数関数や対数関数について理解し,それらに関する計算が  できる. ・三角関数や逆三角関数について理解し,それらに関する計算  ができる. ・関数の極限値を求めることができる.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ○科目ガイダンス  クラスの授業予定は,担当教員の指示に従うこと. (「人間と自然」による調整があります) ○関数(定義域・値域)について学習する. ○科目ガイダンス ○講義・演習 ・学習支援計画書を読み、学生の  行動目標を確認する. ・復習:関数の定義と概念 ・次回予習:関数のグラフ 10 60 30
2回 ○多項式関数や有理関数について学習する. ○講義・演習 ・自学:多項式関数 ・復習:有理関数と偶関数・  奇関数 ・予習:指数法則 30 60 30
3回 ○有理関数や指数関数,グラフの平行移動について  学習する. ○講義・演習 ・自学:指数計算 ・復習:指数関数のグラフ ・次回予習:グラフの対称移動 30 60 30
4回 ○指数関数やグラフの移動について学習する. ○講義・演習 ・自学:関数の標準形 ・復習:グラフの移動 ・次回予習:関数の極限値 30 60 30
5回 ○グラフの移動や関数の極限値について学習する. ○講義・演習 ・自学:グラフの概形 ・復習:不定形の極限値 ・次回予習:関数の漸近線 30 60 30
6回 ○関数の連続性や極限値について学習する. ○講義・演習 ・自学:ガウス記号 ・復習:関数の連続性と解の  存在定理 ・次回予習:小テスト1に備え,  1回〜6回の学習内容を復習す  る。 30 30 60
7回 ○小テスト1【範囲:1〜6回  (関数の連続性は除く)】 ○逆関数について学習する. ○小テスト1を実施する. ○講義・演習 ・自学:逆関数のグラフ ・復習:小テスト1の振り返り ・次回予習:累乗と累乗根 30 60 30
8回 ○無理関数について学習する. ○講義・演習 ・復習:無理関数のグラフ ・自学:対数 ・次回予習:対数計算 ・自己点検 60 30 30 30
9回 ○対数関数について学習する. ○講義・演習 ・自学:対数法則・底の変換公式 ・復習:指数方程式・不等式 ・次回予習:三角関数の定義 30 60 30
10回 ○三角関数について学習する. ○講義・演習 ・自学:弧度法と三角関数の値 ・復習:三角関数のグラフ ・次回予習:逆三角関数の定義 30 60 30
11回 ○逆三角関数について学習する. ○講義・演習 ・自学:逆三角関数の値 ・復習:逆三角関数のグラフ ・次回予習:小テスト2に備え,  7〜11回の学習内容を復習す  る. 30 60 30
12回 〇小テスト2【範囲:7〜11回】 ○三角関数の合成について学習する. ○小テスト2を実施する. ○講義・演習 ・自学:三角関数の加法定理 ・復習:小テスト2の振り返り ・次回予習:レポート課題 30 60 30
13回 ○総復習 ○レポート課題の説明 ○講義・演習 ・レポート課題を仕上げる ・復習:期末試験に備え,  1〜12回の内容について  総復習をしておく. ・自己点検 70 60 30
14回 ○総復習 〇期末試験【範囲:1〜12回  (関数の連続性は除く)】 ○講義 ○期末試験を実施する. ・復習:期末試験の振り返り  提出物,出欠の確認など 60
15回 ○期末試験・レポート課題の解説 〇授業アンケート ○期末試験の解説 ○全体の自己点検 ○授業アンケートの実施 ・期末試験の結果を確認する. ・全体の自己点検:必要な復習  項目を確認する. 30 70
16回 数理リテラシーオリエンテーション 担当教員の指示に従うこと (日程は別途連絡)