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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
PD基礎教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
PD基礎教育課程
基礎プロジェクト科目
基礎プロジェクト
プロジェクトデザイン入門(実験)(環境土木工学科)
Design Project / Introduction
2 G250-06 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.検証プロセス 2.問題解決プロセス 3.検証活動の基本スキル 4.データサイエンス 5.理工系PBL 本科目は、知識や技能を集約して問題を発見し解決する力を養うプロジェクトデザイン(PD) 科目群の1つであり、実社会における様々な問題に取り組むためのスキルや考え方を学ぶこ とを目的とする。PD入門では、各学生が所属する学科の特徴的な対象や現象を実験テーマと して、現象に関わるデータを収集→整理→分析→仮説→視覚化→報告に要する「データ取り 扱いスキル」の基本を学習する。さらに、学習した実験知識・技能を活用し、問題発見から 解決にいたるプロセスおよびデータに基づく検証活動の基本スキルを学習する。
授業の概要および学習上の助言
本科目では、各学生が所属する学科の特徴的な対象や現象を取り上げ、検証プロセスと問題解決プロセスに要する基本スキル を学習する。 実験活動を通して、本科目では、各学生が所属する学科の特徴的な対象や現象を取り上げ、検証プロセスと問題解決プロセス に要する基本スキルを学習する。実験活動を通して、データサイエンスに基づくデータ取り扱いスキル(データ収集→整理→ 分析→仮説→視覚化→報告) の基本を学習する。また、問題発見から解決にいたるプロセスおよび検証活動の基本要素を含 む、「理工系PBL」の基本スキルを修得する。の基本を学習する。また、問題発見から解決にいたるプロセスおよび検証活動 の基本要素を含む、「理工系PBL」の基本スキルを学習する。  前半は「データ取り扱いスキル」の習得として,①セメント材料の圧縮強度試験を行い,「荷重と応力の関係」・「変位量 とひずみの関係」および「応力とひずみの関係」などのデータを取り扱う。②斜面安定実験を通じて,「斜面崩壊のメカニズ ム」「斜面安定、のり面対策などのデータを取り扱う。上記の2つの実験を通じ,実験データの収集・取り扱い・整理に関す る基本スキルを学習する。  後半は「理工系PBL」として,①【高強度セメント材料の製造】および③【交通事故対策】に関するミッションに対して, 問題発見から解決にいたるプロセスおよび検証活動の基本要素を学習する。また,チームで考えたアイデア・解決 策・課題・考察などを第三者にわかりやすく伝える。 本科目は以下の2点を重視する。①教員の指導を受けながら,自ら考え積極的にチーム活動すること。②安全・衛生面に配慮 しながら,目的に応じた実験や検証活動を計画・実施すること。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
・高等教育で学習した数学,物理および安全・衛生に関する基礎知識
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
G,F 問題発見から解決にいたるプロセスの活動を進めることができる
D データサイエンスに基づき、対象や現象を定量的あるいは定性的に捉えることができる
D 対象や現象の特徴・特性・法則性を抽出することができる
E 獲得した情報を第三者にわかりやすく伝えることができる
F 検証活動を円滑に進めるための様々な基本スキルを活用できる
A 学科で学ぶ技術分野と技術者像を思い描くことができる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 15 40 15 0 0 30 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 15 40 15 0 0 30 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 5 0 0 0 5 10
思考・推論・創造する力 0 5 10 0 0 0 5 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 5 5 5 0 0 10 25
発表・表現・伝達する力 0 0 10 5 0 0 0 15
学習に取組む姿勢・意欲 0 5 10 5 0 0 10 30
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
課題シート(危険予知活動シート,予習課題シートなど)の取り組み内容を評価する。
レポート ・チームレポート  チームで完成させるレポート ・個人レポート  実験レポート,現場見学のレポートなど  レポートにまとめられた内容を評価する
成果発表
(口頭・実技)
ポスターセッションにおけるポスターの完成度,分かりやすく表現する工夫,質疑応答などの内容で評価 する。
作品
ポートフォリオ
その他 ・個人課題や活動の取り組み方 ・チーム活動への取り組み姿勢 ・その他,授業に取り組む姿勢 など
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
①問題発見から解決にいたるプロセスの活動を進めることが できる ②データサイエンスに基づき、現象・対象・事象を定量的ある いは定性的に捉えることが できる ③現象・対象・事象の特徴・特性・法則性を抽出することが できる ④獲得した情報を第三者にわかりやすく伝えることができる ⑤検証活動を自主的に円滑に進めることができる ⑥学科を意識できる、学科のプライドを持つことができる ①問題発見から解決にいたるプロセスの活動を、指導を受けな がら進めることができる ②データサイエンスに基づき、現象・対象・事象を、指導を受 けて、定量的あるいは定性的 に捉えることができる ③現象・対象・事象の特徴・特性・法則性を、指導を受けなが ら、抽出することができる ④獲得した情報を第三者に伝えることができる ⑤検証活動を、指導を受けながら、進めることができる ⑥指導をうけて、学科を意識し、学科のプライドを持つことが できる
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1,2 ・ガイダンス ・安全講習 ・ガイダンス ・安全講習 ・安全講習のレポート ・次週の実験に関する予習 90
3,4 ・Aグループ:講義,実験(セメント材料) ・Bグループ:講義,実験(斜面安定実験) ・Aグループ 講義・実験(チーム活動) ・Bグループ 講義・実験(チーム活動) ・講義内容の復習 ・次週の実験に関する予習 (個人課題:実験結果の予想) 120
5,6 ・Aグループ:講義,実験(セメント材料の作製) ・Bグループ:講義,実験(斜面安定実験) ・Aグループ 講義・実験(チーム活動) ・Bグループ 講義・実験(チーム活動) ・実験結果の整理(まとめ) ・実験結果を表やグラフを使って 整理する。 120
7,8 ・Aグループ:講義,実験(斜面安定実験) ・Bグループ:講義,実験(セメント材料) ・Aグループ 講義・実験(チーム活動) ・Bグループ 講義・実験(チーム活動) ・講義内容の復習 ・次週の実験に関する予習 (個人課題:実験結果の予想) 120
9, 10 ・Aグループ:講義,実験(斜面安定実験) ・Bグループ:講義,実験(セメント材料) ・Aグループ 講義・実験(チーム活動) ・Bグループ 講義・実験(チーム活動) ・実験結果の整理(まとめ) ・実験結果を表やグラフを使って 整理する。 120
11,12 ・レポート作成(A・B合同) ・レポート作成に関する講義 ・演習(レポート作成・修正 ) ・レポートの書き方に関する復習 ・ミッション型テーマの提示 (8週目以降のミッションに対す る計画の立案) 150
13,14 ・現場視察(利賀ダム、東海北陸道を予定) (15週どこかで実施) ・現場視察、課外学習 (予定) ・現場視察に関するレポート(予 習レポート) ・現場視察に関するレポート 120
15,16 ・ミッション型テーマの提示 (後半のミッション型テーマに対する計画の立案) ・各ミッションに対する計画 の立案(チームで合意形成) ・ミッション型テーマの提示 (後半のミッションに対する計画 の立案) 120
17,18 ・Aグループ 【セメント材料のミッション型テーマ】 講義,実験① ・Bグループ 【交通事故対策のミッション型テーマ】 調査箇所の選定,調査準備 【セメント材料のテーマ】 講義,実験 【交通事故対策のテーマ】 グループ内討議 ・ミッション型テーマに関する予 習,復習 120
19,20 ・Aグループ 【セメント材料のミッション型テーマ】 講義,実験② ・Bグループ 【交通事故対策のミッション型テーマ】 現況確認及びそれを踏まえた対策の立案 【セメント材料のテーマ】 講義,実験 【交通事故対策のテーマ】 現地調査 ・実験結果の記録・整理 ・次週の実験計画(予習) ・調査結果のまとめ 120
21,22 ・Aグループ 【交通事故対策のミッション型テーマ】 調査箇所の選定,調査準備 ・Bグループ 【セメント材料のミッション型テーマ】 講義,実験① 【交通事故対策のテーマ】 グループ内討議 【セメント材料のテーマ】 講義,実験 ・実験結果の記録・整理 ・次週の実験計画(予習) 120
23,24 ・Aグループ 【交通事故対策のミッション型テーマ】 現況確認及びそれを踏まえた対策の立案 ・Bグループ 【セメント材料のミッション型テーマ】 講義,実験② 【交通事故対策のテーマ】 現地調査 【セメント材料のテーマ】 講義,実験 ・実験結果の記録・整理 ・調査結果のまとめ 120
25,26 ・レポートと作成のための講義 ・個人レポートの作成 (実験データの整理、考察) レポート作成 ・実験結果の記録・整理 ・レポート,成果発表資料の作成 準備 120
27,28 成果発表資料の作成(講義+演習) ・講義,演習 発表資料およびレポートの作 成 ・実験成果をまとめる。 180
29,30 ・成果発表 ・授業全体の振り返り(自己評価、総括) ・授業アンケート ポスターセッション 講義 ・成果発表の内容を振り返る。 120