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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
PD基礎教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
PD基礎教育課程
基礎プロジェクト科目
基礎プロジェクト
プロジェクトデザイン入門(実験)(メディア情報学科)
Design Project / Introduction
2 G250-07 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.検証プロセス 2.問題解決プロセス 3.検証活動の基本スキル 4.データサイエンス 5.理工系PBL 本科目は、知識や技能を集約して問題を発見し解決する力を養うプロジェクトデザイン(PD) 科目群の1つであり、実社会における様々な問題に取り組むためのスキルや考え方を学ぶこ とを目的とする。PD入門では、各学生が所属する学科の特徴的な対象や現象を実験テーマと して、現象に関わるデータを収集→整理→分析→仮説→視覚化→報告に要する「データ取り 扱いスキル」の基本を学習する。さらに、学習した実験知識・技能を活用し、問題発見から 解決にいたるプロセスおよびデータに基づく検証活動の基本スキルを学習する。
授業の概要および学習上の助言
本科目では、各学生が所属する学科の特徴的な対象や現象を取り上げ、検証プロセスと問題解決プロセスに要する基本スキル を学習する。実験活動を通して、データサイエンスに基づくデータ取り扱いスキル(データ収集→整理→分析→仮説→視覚化 →報告) の基本を学習する。また、問題発見から解決にいたるプロセスおよび検証活動の基本要素を含む、「理工系PBL」の 基本スキルを修得する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
・三角関数や指数・対数など、高校で習った数学の基礎知識 ・報告書の作成やデータ分析に必要な最低限度のコンピュータリテラシー
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
G,F 問題発見から解決にいたるプロセスの活動を進めることができる
D データサイエンスに基づき、対象や現象を定量的あるいは定性的に表すことができる
D 対象や現象の特徴・特性・法則性を抽出することができる
E 獲得した情報を第三者にわかりやすく伝えることができる
F 検証活動を円滑に進めるための様々な基本スキルを活用できる
A 学科で学ぶ技術分野と技術者像を思い描くことができる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 30 30 10 0 0 30 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 30 30 10 0 0 30 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 15 10 0 0 0 5 30
思考・推論・創造する力 0 10 15 0 0 0 5 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 5 0 0 5 10
発表・表現・伝達する力 0 0 0 5 0 0 5 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 5 5 0 0 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
ワークシートの記載内容から個人の活動成果や学習に取り組む姿勢や意欲を評価する。 ※評価対象の項目 ・個人課題
レポート ワークシートおよびチーム課題レポートの記載内容からチームの活動成果や学習に取り組む姿勢や意欲を 評価する。 ※評価対象の項目 ・実験計画書(前半・後半)  ・チーム課題
成果発表
(口頭・実技)
成果発表や発表資料から個人およびチームの活動成果を評価する。 ※評価対象となる成果発表 ・中間発表(前半の取り組みに関する発表、および発表資料) ・最終発表(後半の取り組みに関する発表、および発表資料)
作品
ポートフォリオ
その他 授業時の取り組み内容から,個人およびチームの活動成果を評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
①問題発見から解決にいたるプロセスの活動を進めることが できる ②データサイエンスに基づき、現象・対象・事象を定量的ある いは定性的に捉えることが できる ③現象・対象・事象の特徴・特性・法則性を抽出することが できる ④獲得した情報を第三者にわかりやすく伝えることができる ⑤検証活動を自主的に円滑に進めることができる ⑥学科を意識できる、学科のプライドを持つことができる ①問題発見から解決にいたるプロセスの活動を、指導を受けな がら進めることができる ②データサイエンスに基づき、現象・対象・事象を、指導を受 けて、定量的あるいは定性的 に捉えることができる ③現象・対象・事象の特徴・特性・法則性を、指導を受けなが ら、抽出することができる ④獲得した情報を第三者に伝えることができる ⑤検証活動を、指導を受けながら、進めることができる ⑥指導をうけて、学科を意識し、学科のプライドを持つことが できる
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1, 2 【授業ガイダンス】 ・学習目標を理解し、授業の進め方やルールを確認す るとともに、実験授業を安全に行うための注意事項を 学ぶ。 【データ扱いスキルの習得に関する活動】 ・モノ・コトに対する主観的印象(心理量)を定量的 に収集する方法について学ぶ。 ・講義 ・実験の実施 ・教員巡回による相談指導 ・心理量と物理量についての課題 180
3, 4 【心理物理実験による心理量の測定(1)】 ・呈示刺激の作成 心理物理実験の呈示刺激を作成する。 ・心理物理実験の実施 指定された手順で実験を実施する。 ・講義 ・実験の実施 ・教員巡回による相談指導 ・実験結果の整理 実験結果を表にまとめる。 180
5, 6 【心理評価実験による心理量の測定(1)】 ・呈示刺激の作成 心理評価実験の呈示刺激を作成する。 ・心理物理実験の実施 指定された手順で実験を実施する。 ・講義 ・実験の実施 ・教員巡回による相談指導 ・実験結果の整理 実験結果を表にまとめる。 180
7, 8 【心理物理実験による心理量の測定(2)】 ・呈示刺激の作成 心理物理実験の呈示刺激を作成する。 ・講義 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験刺激の作成 翌週の実験実施で使用する実験刺 激を完成させる 180
9, 10 【心理物理実験による心理量の測定(2)】 ・心理物理実験の実施 指定された手順でチーム内で実験を実施する。 ・講義 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験結果の整理 チームメンバー全員の実験結果を 表にまとめる。 180
11, 12 【心理評価実験による心理量の測定(2)】 ・呈示刺激の作成 心理物理実験の呈示刺激を作成する。 ・講義 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験刺激の作成 翌週の実験実施で使用する実験刺 激を完成させる 180
13, 14 【心理評価実験による心理量の測定(2)】 ・心理物理実験の実施 指定された手順でチーム内で実験を実施する。 ・講義 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験結果の整理 チームメンバー全員の実験結果を 表にまとめる。 180
15, 16 【レポート作成】 ・レポートの執筆方法およびレポート作成に必要な図 表の作成方法を学ぶ。 ・講義 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験レポート1~2の作成 180
17, 18 【理工系PBLに関する活動】 ・チームでテーマを設定する。 ・講義 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験レポート1~2の作成 180
19, 20 【心理実験の準備】 ・実験計画書の作成方法。 ・実験計画の作成 ・呈示刺激の作成 ・調査用紙等の作成 実験方法に適した調査用紙等を作成する。 ・講義 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・呈示刺激の作成 ・調査用紙等の作成 180
21, 22 【心理実験の準備】 ・実験計画の作成。 ・呈示刺激の作成 ・調査用紙等の作成 実験方法に適した調査用紙等を作成する。 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験に用いる刺激の完成 ・実験計画書の執筆 180
23, 24 【心理実験の実施】 ・心理実験を実施し、得られたデータをエクセル等に 入力し、整理する。特異なデータが得られた場合は、 教示の方法などを見直し、個別に再実験を行う。 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験データの整理 180
25,26 【心理実験の実施】 ・心理実験を実施し、得られたデータをエクセル等に 入力し、整理する。特異なデータが得られた場合は、 教示の方法などを見直し、個別に再実験を行う。 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・実験データの整理 ・実験データの分析 180
27, 28 【実験データの分析】 ・心理実験によって得られたデータについて統計量を 算出し、適切な図表を用いて視覚化する。 ・さらに得られた結果から心理量と物理量との関係に ついて考察し、メンバーと議論する。 ・講義 ・チーム活動 ・教員巡回による相談指導 ・発表資料の作成 180
29, 30 ・最終発表会を実施する。 ・ポスターを用いてこれまでの成果を発表し、参加者 らと討論を行う。 ・総括 ・自己点検 ・最終発表会 ・チーム活動 ・授業の講評 ・実験レポート3の作成 180