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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
(全課程からの提供) 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
(全課程からの提供)
リベラルアーツ系科目
文理横断
数理特別科目(最適化の数理)(入学教育科目)
Special Subject - Mathematics(Mathematical Optimization)
1 G508-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.線形計画問題 2.シンプレックス法 3.行列とその演算 4.連立1次方程式と掃き出し法 コンピュータの発展に伴い,数理最適化の理論は急速に発展してきた.その中で,線形計画 法は特に発展した分野であり,その解法であるシンプレックス法はオペレーションズリサー チにおける最も重要な技法の1つである。本講義では,線形計画法の基礎とシンプレックス 法について学習し,その周辺知識として「行列とその演算」「掃き出し法」を学習する.
授業の概要および学習上の助言
本科目では,以下について学習する. ○ 線形計画問題 ○ シンプレックス法 ○ 行列とその演算 ○ 掃き出し法 学習上の助言 ・線形代数学の基礎となる授業であるので,理想的な達成レベルを目標とすること. ・教材は配布するが,各自で専門書を参照することも勧める. ・毎回の予習・復習が大切である. ・各課題は,説明や数式を丁寧に書き,課題に取り組んでいく過程を,論理的に記述すること.
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
主に整数・分数の四則演算を扱うため,高等学校以上の数学の知識は不要であるが,計算ミスをしないスキルが必要となる. また,新しい知識を取り込む力が必要である.
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
D 2変数の線形計画問題を図を描いて解くことができる.
D シンプレックス法による線形計画問題の解法を理解できる.
D 行列とその演算の概念が理解できる.
D 掃き出し法を用いたシンプレックス法により線形計画問題を解くことができる.
C 基礎的な数学用語の英単語を理解し、英語で出題された問題に対応することができる.
A 毎回の授業に出席し,授業内容の理解に努めて,レポート・宿題をやり遂げることができる.
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 20 20 0 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 20 20 0 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 10 10 0 0 0 10 50
思考・推論・創造する力 20 10 10 0 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 試験は学期末に1回実施する.総合評価割合の40%とし,学習教育目標の達成度を測る.実施授業回と試 験範囲は,授業明細表に記載している.
クイズ
小テスト
小テストを1回実施し,総合評価割合20%として評価する.小テストの範囲,および,実施授業回は,授 業明細表に記載している.
レポート 授業で学習した内容を含む演習問題や,関連した応用問題について解答を作成し,レポートとしてまとめ る.総合評価割合20%として評価する.
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 学習に取り組む姿勢・意欲を,予習・復習として取り組んだ宿題や演習も含めて,総合評価割合20%とし て評価する.なお,各課題の提出期日は,担当教員の指示に従うこと.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・2変数の線形計画問題を正確に図を描いて正しく解くことが できる. ・シンプレックス法による線形計画問題の解法を理解でき,正 確に解答を作ることができる. ・行列とその演算の概念が理解でき,正確に行列の計算ができ る. ・掃き出し法を用いたシンプレックス法により線形計画問題を 正しく解くことができる. ・毎回の授業に出席し,レポート・宿題・演習をやり遂げるこ とができる. ・2変数の線形計画問題を図を描いて解くことができる. ・シンプレックス法による線形計画問題の解法を理解できる. ・行列とその演算の概念が理解できる. ・掃き出し法を用いたシンプレックス法により線形計画問題を 解くことができる. ・レポート・宿題・演習をやり遂げることができる.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 〇線形計画問題 ○学習ガイダンス 復習:学習支援計画書を読み,学 生の行動目標を確認する. 予習:シンプレックス法について 予習し,疑問点をノートに書いて おく. 復習: 20 予習: 60
2回 〇シンプレックス法 ○講義,例題の解説 *学習内容確認のための演習 復習:シンプレックス法について ,学習内容を復習する. 予習:3変数のシンプレックス法 について予習し,疑問点をノート に書いておく. 復習: 60 予習: 60
3回 〇シンプレックス法(3変数) ○講義,例題の解説 *学習内容確認のための演習 復習:3変数のシンプレックス法 について,学習内容を復習する. 予習:行列とその演算について予 習し,疑問点をノートに書いてお く. 復習: 60 予習: 60
4回 〇行列とその演算 ○講義,例題の解説 *学習内容確認のための演習 復習:3変数のシンプレックス法 について,学習内容を復習する. 予習:1回〜4回の学習内容 で不十分な点を点検しておく. 復習: 60 予習: 60
5回 〇小テスト 〇連立1次方程式とその解法 ○小テストを実施 ○講義,例題の解説 *学習内容確認のための演習 復習:1回〜4回の学習内容 を復習し,小テストに備える. 予習:掃き出し法によるシンプレ ックス法について予習し,疑問点 をノートに書いておく. 復習: 60 予習: 60
6回 〇掃き出し法によるシンプレックス法 ○講義,例題の解説 *学習内容確認のための演習 復習:掃き出し法によるシンプレ ックス法ついて,学習内容を復習 する. 予習:4回〜6回の学習内容 で不十分な点を点検しておく. 復習: 60 予習: 60
7回 〇掃き出し法によるシンプレックス法の応用 〇期末試験 ○講義,例題の解説 *学習内容確認のための演習 ○期末試験を実施 復習:4回〜6回の学習内容 を復習し,期末試験に備える. 予習:掃き出し法によるシンプレ ックス法の応用について調べてお く. 復習: 90 予習: 30