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(全課程からの提供) 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
(全課程からの提供)
リベラルアーツ系科目
文理横断
プロジェクトデザイン特別科目(金沢市まちづくり)(夏期集中講義)
Special Subject - Design Project(community development of Kanazawa city)
2 G520-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.問題解決プロセス 2.論理的思考/意思決定 3.Project-Based Learning 4.フィールド調査 5.地域連携 先行科目であるプロジェクトデザイン入門をはじめとするプロジェクトデザイン科目で修得 した基本スキルを基に、本科目では実社会において、組織的にプロジェクト活動を行う。デ ータサイエンスに基づく仮説から問題発見、現状把握、課題決定を行い、専門性を活かした 解決案を提案する。特にフィールド調査に重点を置いてメインテーマへの理解を深めると共 に、実状に則した提案を試みる。この活動を通し、Society5.0を見据えた新たなツールを使 用するスキルと共に、専門性を活かした論理的かつ創造的に解決する力を身につける。
授業の概要および学習上の助言
先行科目であるプロジェクトデザイン入門をはじめとするプロジェクトデザイン科目で修得した基本スキルを基に、本科目で は実社会における他者の問題の解決に向けて、組織的にプロジェクト活動を行う。データサイエンスに基づく仮説から問題発 見、現状把握、課題決定を行い,その際には既に修得した知識や経験だけでなくフィールド調査によって新たな知見を得て、 それらを統合した「論理的な思考に基づく決定」を行う。 今回5日間の集中講座であるため、基本的には「実データ,インタビュー分析→方向性の健闘→問題発見→問題の原因分析と 課題決定→解決に向けた要求仕様の検討→解決案の決定」の順に活動を進める。 その際にプロジェクトデザイン科目で修得した基本スキルに加え、Society5.0を見据えた新たなツールを使用するスキルを習 得し、専門性を活かした創造的なプロジェクト活動を行うことを目指す。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
プロジェクトデザイン入門をはじめとするプロジェクトデザイン科目で学んだ基礎知識と経験
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
G 解が多様な課題に関して情報を収集し、問題点に気付くことができる
G データや事実、および真理に基づいた論理的思考ができる
G 新しい課題を探究し創造的に見出すことができる
G 基礎科目や専門科目など大学での学習で身につけた知識も集約して問題解決に活用できる
G チーム(組織)で効率的に有効なプロジェクト活動(仕事)を進めることができる
A 自己の能力を客観的に評価しようとする姿勢を示すことができる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 0 20 35 45 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 0 20 35 45 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 0 0 5 0 0 5
思考・推論・創造する力 0 0 0 0 15 0 0 15
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 20 0 20
発表・表現・伝達する力 0 0 0 20 15 0 0 35
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 25 0 25
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート
成果発表
(口頭・実技)
中間の報告、最終報告 全て口頭発表
作品 提案するアイデアの試作および、各発表における作成資料
ポートフォリオ 行動・活動記録(班・個人の授業期間全体に渡る行動・活動を記録したもの)あるいは、相当するもの。
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・メインテーマに対してさまざまな情報を分析し、解決の必要 性を明らかにしてプロジェクトテーマを設定することができる 。 ・情報収集により、データや事実に基づく論理的な評価を行い 、意思決定できる。 ・実社会における他者の問題の解決に向けて、チームで組織的 なプロジェクト活動ができる。 ・実社会における他者の問題に対して、各自の専門性を活かし たアイデアを提案できる。 ・メインテーマから、プロジェクト・テーマを見出すことがで きる。 ・実社会における他者の問題の解決に向けて、チームでプロジ ェクト活動を行うことができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ■チームビルドとメインテーマ  チームビルドを行い,今回のメインテーマの説明を 受けて,テーマのバックグラウンドを調査する. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
2 ■データ分析  実データを基に,テーマ対象が抱える課題を見出す べく分析を行う. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
3 ■方向性を見据えた課題の検討  実データの分析を基に,どのような課題の方向性を 検討する. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
4 ■当事者インタビュー  テーマに関連する当事者とのインタビューを実施す る. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
5 ■インタビュー結果の分析  インタビュー結果のテキストマイニングを行い,検 討した方向性の妥当性を確認する. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
6 ■中間報告準備  チームで立てた仮説に対し,どのような方向性で今 回解決策を検討するかを報告するための資料を作成す る. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
7 ■中間報告と追加調査  チームで立てた仮説に対し,どのような方向性で今 回解決策を検討するかを報告する.  またその方向性を裏付けるべく,調査計画を検討す る. 講義,チーム活動,発表 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り
8 ■アイデアの検討と創出  チームで決定した方針と調査結果を踏まえ,アイデ アを検討し,実装計画をたてる. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
9 ■提案アイデアの試作①  提案アイデアの試作を行う. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
10 ■提案アイデアの試作②  提案アイデアの試作を行う. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
11 ■実装状況の確認  試作したアイデアの試験を行う. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
12 ■評価試験  試作したアイデアを運用し,実験データを収集する . 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
13 ■最終成果報告準備  今回のプロジェクト活動における提案アイデアを報 告するための発表資料を作成する. 講義,チーム活動 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
14 ■最終成果報告  市役所へ訪問し,提案アイデアの最終報告を行う. 講義,チーム活動,発表 チーム(組織)活動報告資料,振り 返り 60
15 ■振り返りと自己評価  今回のプロジェクト活動における振り返りを行う. 講義,チーム活動,振り返り 振り返り 30