|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
(全課程からの提供) 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
(全課程からの提供)
リベラルアーツ系科目
文理横断
生涯学習特別科目(理工系大学での学びとキャリアデザイン)(入学教育科目)
1 G541-01 2024年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.ウェルビーイングと自己成長 2.SDGs達成への貢献 3.情報テクノロジとデザイン 4.フィードバック制御と社会 5.脱酸素社会と地球環境 様々な分野における理工系大学での学びを通じて、学科で学ぶ専門領域とのつながりを認識 する。その上で、自己のキャリアデザインと社会とのつながりを意識し、今後の学びを計画 する。
授業の概要および学習上の助言
①ウェルビーイングと自己成長:自らのウェルビーイングを意識し、今後の意味のある学びのために目標を見出し、前向きに 自己を探求していくための基本的な要素を理解する。   ②SDGs達成への貢献:金沢工業大学におけるSDGsに関連した取り組み内容について紹介を行う。受講生は、本学で学ぶこ とにより、教育・研修活動を通じて、どのような課題解決力を身につけることが出来るのかを講義を通して理解する。 ③デザインの重要性についての理解:デザインの果たす役割とは何か。特に、デジタル社会において求められる、情報・メデ ィアテクノロジとデザインを融合した新たな価値創出について考える。  ④AI・DS(データサイエンス)の理解:金沢工業大学におけるAI、データサイエンスなど情報技術に関する教育内容につ いて説明する。受講者は、本学で学ぶことでどのような情報系のスキルが身に付くかについて講義を通して理解する。  ⑤フィードバック制御の理解:フィードバック制御をすると、なぜ外部環境の影響を受けにくいシステムを構築することがで きるのか、身近な事例をもとに理解を深める。  ⑥防災・復興技術と脱炭素社会と地球環境への影響に関する理解:災害の特長、特に水害と地震のメカニズムを説明しながら 、金沢工業大学における防災や復興に関する教育内容について理解する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
高等学校以上の知識は不要であるが、本科目のキーワードが生活や社会の中でどのように活かされているかを意識し、観察す ることが重要である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,B 様々な分野における理工系大学での学びを通じて、自身のキャリア形成を意識し、今後の学びを計画することができる。
A,B 「SDGs」とは何かを理解する。
A,B モノ・コトづくりにおいて、デザインの役割を理解する。
A,B 生成AIやデータサイエンスに関する技術領域を理解する。
A,B フィードバック制御の技術が生活や社会の中でどのように活かされているかを理解する。
A,B 日本における災害の特徴と防災や復興技術について理解する。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 60 30 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 60 30 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 20 0 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 30 5 0 0 5 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 10 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 0 10 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 5 0 0 5 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 授業で学習した内容についてレポートとしてまとめる。総合評価割合60%として評価する。
成果発表
(口頭・実技)
対面形式で、レポートでまとめた内容についてグループ討議を行い、その意見や考えを発表する。総合評 価割合30%として評価する。対面講義の期日は、担当教員の指示や修学アドバイザーの告知に従うこと。
作品
ポートフォリオ
その他 学習に取り組む姿勢・意欲を、予習・復習として取り組んだ課題も含めて、総合評価割合10%として評価 する。なお,各課題の提出期日は、担当教員の指示に従うこと。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・今後の学びにおいて意味ある目的をもって歩む準備ができて おり、その実現に向むけて現実的な方法を実践されている。  ・様々な分野における理工系大学での学びを通じて、自身のキ ャリア形成を意識し、今後の学びを計画することができる。  ・「SDGs」とは何かを理解し、説明することができる。 ・モノ・コトづくりにおいて、デザインの役割を理解し、説明 することができる。 ・生成AIやデータサイエンスに関する 技術領域を理解し、説明することができる。 ・フィードバッ ク制御の技術が生活や社会の中でどのように活かされているか を理解し、説明することができる。 ・日本における災害の特 徴と防災や復興技術について理解し、説明することができる。 ・今後の学びにおいて意味ある目的の大切さを理解し、実現に むけての現実的な方法を考えている。 ・様々な分野における理工系大学での学びを通じて、自身のキ ャリア形成を意識することができる。 ・「SDGs」とは何かを理解する。 ・モノ・コトづくりにおいて、デザインの役割を理解する。 ・生成AIやデータサイエンスに関する技術領域を理解する。 ・フィードバック制御の技術が生活や社会の中でどのように活 かされているかを理解する。 ・日本における災害の特徴と防災や復興技術について理解する 。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 まず、科目の目的、進め方、スケジュール、成績評価 の方法を理解する。次に、自らのウェルビーイング( 幸福感)を意識し、学びを前向きに捉え、意味のある 目的をもって学修することを促進する方法を理解する 。ネガティブなことばかりではなくポジティブなこと にも目を向けることの大切さを理解する。例えば、こ れまでに達成できた事柄に目を向け、自己の成長を認 識する。 【メディアサイト】:「KIT 大意」第1回 どのような時に「幸福感」を感じ ることができるかを考えておく。 また、1週間の出来事でどのよう なことが印象にあるか思い出して みることを予習とする。 講義後、PERMA-Profilerを受検し 、現在の自己の特徴をまとめる。 予習30 分 自己点 検10分 復習60 分
2回 現在、世界共通の目標であるSDGsに関する取り組みが 世界中で展開されている。この回では、SDGsとは何か を改めて説明をしながら、金沢工業大学におけるSDGs に関連した取り組み内容について紹介を行う。受講生 は、本学で学ぶことにより、教育・研修活動を通じて 、どのような課題解決力を身につけることが出来るの かを講義を通して理解する。 【メディアサイト】:「KIT 大意」第2回 SDGsとは何かについて、国連広報 センターや外務省のウェブサイト を調べる等により予習しておく。 本講義を踏まえて、金沢工業大学 での学生生活において、どのよう にSDGs達成に貢献する取り組みを 進めていくのかについて計画する 。 予習60 分 自己点 検10分 復習60 分
3回 現代の様々なモノ・コトづくりにおいて、技術開発と 共にデザインの重要性が増している。デザインの果た す役割とは何か。特に、デジタル社会において求めら れる、情報・メディアテクノロジとデザインを融合し た新たな価値創出について、本学の学び・研究事例を あげながら紹介する。 【メディアサイト】:「KIT 大意」第3回 デザインとは何か、この問いにつ いて考えてみることを予習とする 。 本講義を踏まえて、情報テクノロ ジとデザインを融合した価値創出 に向けて、本学で学ぶことを計画 する。 予習60 分 自己点 検10分 復習60 分
4回 現在、生成AIやデータサイエンスに関する技術領域が 急速に発展しつつある。この回では、これらの背景を 説明しながら、金沢工業大学におけるAI、データサイ エンスなど情報技術に関する教育内容について説明す る。受講者は、本学で学ぶことでどのような情報系の スキルが身に付くかについて講義を通して理解する。 【メディアサイト】:「KIT 大意」第4回 現在のAIやデータサイエンスがど のような分野で活用されているか について予習する。 本講義を踏まえて、金沢工業大学 においてどのように情報技術を学 んでいくかについて計画する。 予習60 分 自己点 検10分 復習60 分
5回 私たちの身近にある電子機器やロボットなどの機器シ ステムは、所望の動作を安定に実現するため、フィー ドバック制御の技術が広く活用されている。この回で は、フィードバック制御をすると、なぜ外部環境の影 響を受けにくいシステムを構築することができるのか 、身近な事例をもとに理解を深める。 【メディアサイト】:「KIT 大意」第5回 フィードバック制御の技術が生活 や社会の中でどのように活かされ ているか予習しておく。 本講義を踏まえて、自由自在にシ ステムを操るためには、どのよう な学びが必要となるか計画する。 予習60 分 自己点 検10分 復習60 分
6回 日本では災害が多発し、市民生活や社会活動に甚大な 被害を及ぼす。この回では、災害の特長、特に水害と 地震のメカニズムを説明しながら、金沢工業大学にお ける防災や復興に関する教育内容について説明する。 受講者は、本学で学ぶことでどのような防災に対する 専門知識が身に付くかについて講義を通して理解する 。 【メディアサイト】:「KIT 大意」第6回 最近の天災やその被害について予 習する。 本講義を踏まえて、金沢工業大学 においてどのように防災や復興技 術を学んでいくかについて計画す る。 予習60 分 自己点 検10分 復習60 分
7回 地球温暖化が現状のまま進行すると、世界各地で多大 な損害が生じる。この回では、この背景を説明しなが ら、金沢工業大学におけるコンクリート系3Dプリント を用いた脱炭素技術の開発研究について説明する。受 講者は、本学における社会実装研究について講義を通 して理解する。 これまでの授業内容を今後の学びと関連づけて考える ことで、専門領域と社会とのつながりを理解する。ま た、単位習得のための条件について再度確認し、理解 する。 【メディアサイト】:「KIT 大意」第7回 地球温暖化がどのような悪影響を 及ぼすかについて予習する。 本講義を踏まえて、金沢工業大学 の社会実装研究がどのように脱炭 素社会に貢献するかについて考究 する。 この科目の単位修得のための条件 を満足するように、各回でのレポ ートをまとめる。 予習60 分 自己点 検10分 復習60 分