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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
都市・まちづくり
Urban Planning and Local Development
2 A029-01 2024年度
6期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.都市空間 2.まちづくり 3.都市計画 4.都市の成り立ち 5.持続可能な社会 都市計画やまちづくりについて、その特性、手法、意義などを説明する重要な用語や概念を 理解し、具体的な事例について、都市計画用語その他の適切な用語を用いて、その特徴や意 義を自ら説明できる能力を身につける。また、都市の成り立ちや歴史的変遷、その特徴、現 状の問題点などを自ら調査・把握し、都市・まちづくりの構想・計画を立案するために必要 な基礎的な能力を習得する。
授業の概要および学習上の助言
長い歴史的過程を経て都市は形づくられ、また変容してきた。各時代の課題や問題を背景に、都市論が展開され、都市政策が すすめられ、関連する法制度がつくられてきた。今日、都市はますます急速に変化し、その事象は複雑化しており、対応すべ き課題や問題も増えている。これらを踏まえて、本講義では、古代から現代にいたる国内外の都市形成史と、近代以降の都市 的課題を巡る都市論を概観するとともに、暮らしや住まい、アメニティ、歴史的環境保全、都市景観、持続可能な社会など、 現代の身近なまちづくりに関連する事例に触れながら、都市のあり方やまちづくりの意義について、自ら考え、理解する力を 育成する。 授業ごとに学習に必要な資料を配付するので、とくに復習に力を入れること。また、授業で提示する参考文献や実例を予習・ 復習に活用し、知識の幅をさらに広げていくことが望ましい。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
履修に必要な予備知識や技能は特に必要としない。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K,L 国内・国外の主要な都市・まちの歴史的成り立ち、その背景や特徴を理解している。
K,L 都市計画やまちづくりに関する基本的な制度的枠組みを理解している。
K,L 都市・まちづくりに関する動向、現在の潮流について理解している。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 20 20 0 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 20 20 0 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 30 10 10 0 0 0 0 50
思考・推論・創造する力 10 10 10 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 20 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 第5週から第8週までの学習内容(達成度評価試験I)、及び、第9週から第14週の学習内容(達成度評価試 験II)のそれぞれについて、行動目標に対する到達度を評価する試験を実施する。設問方式の試験により 評価を行う。各20点、計40点の配点。
クイズ
小テスト
第1週から第4週までの各週の学習内容について、身に付けた知識を確認するためのクイズを実施する。20 点の配点。
レポート 第1週から第4週までの学習内容について、レポート課題により評価する。評価は、この間の学習で得た知 識を踏まえて、適切な用語や概念を用いて、対象の特徴を自ら調査分析し説明できているかという観点か ら行う。20点の配点。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 授業への出席状況、授業への取り組み姿勢などを総合的に勘案して、学習態度として評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
国内・国外の主要な都市の歴史的な形成過程やその特徴を、適 切な用語を用いて説明できる。 都市計画やまちづくりに関する制度やその動向について、具体 例を挙げつつ、その特徴を説明できる。 主要な都市の歴史的な形成過程やその特徴を理解できる。 都市計画およびまちづくりに関する基本用語を理解している。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 オリエンテーション 海外の都市史:古代の都市 授業の概要と実施スケジュー ルの説明 講義と質疑 復習 60
2 海外の都市史:中世の都市 講義と質疑 予習、復習 120
3 海外の都市史:近世の都市(1) 講義と質疑 予習、復習 120
4 海外の都市史:近世の都市(2) 講義と質疑 レポート出題 予習、復習 120
5 日本の都市史:古代・中世 講義と質疑 予習、復習 120
6 日本の都市史:中世・近世 講義と質疑 予習、復習 120
7 日本の都市史:近世 講義と質疑 復習 120
8 都市史:まとめ 達成度評価試験 講義と質疑 振り返り 達成度評価試験 予習、復習 120
9 日本における近代以降の都市関連諸制度の発展経緯( 1) 講義と質疑 予習、復習 120
10 日本における近代以降の都市関連諸制度の発展経緯( 2) 講義と質疑 予習、復習 120
11 都市計画の枠組み(1) 講義と質疑 120
12 都市計画の枠組み(2) 予習、復習 予習、復習 120
13 まちづくりの系譜と現在 講義と質疑 復習 120
14 都市計画とまちづくり:まとめ 達成度評価試験 講義と質疑 振り返り 達成度評価試験 復習 120
15 まとめ:持続可能な都市・まちへの展望 講義と質疑 振り返り授業 自己点検 復習 60