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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用化学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
応用化学専門実験・演習A1
Applied Chemistry Major Lab/Exercises A1
1 B042-01 2024年度
6期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.分析・物理化学実験 2.有機化学実験 3.環境化学実験 4.データ解析 化学分野における実験操作、器具取扱、機器分析、データ解析および報告書作成に関する技 能を習得する。 実験から得られた結果を定性的・定量的に評価し、論理的な考察を行う能力を得る。 実験・演習を通じて専門基礎科目専門コア科目で取り上げられる理論や手法を実践し、確か な基礎力に基づいた理解力と応用力を身に付ける。
授業の概要および学習上の助言
化学工学および有機化学分野における下記内容の実験・演習を行う。 実験や演習において理解が難しい箇所は、調査や質問等により次の実験を行うまでに解決しておくこと。 [共通] 実験ガイダンスと安全講習、筆記試験 [分析・物理化学] キレート滴定、化学反応速度、電気化学 各種目を実施する順番はタームによっては変更の可能性もあるのでガイダンス、アナウンスに注意してほしい。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:応用化学専門実験・演習[金沢工業大学] 参考書:基礎から学ぶ分析化学[化学同人]、物理化学要論第7版[東京化学同人] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
分析化学・物理化学など基礎化学分野の知識を有していることが実験履修の前提となる。 実験の進捗が遅れた場合は実験終了まで時間を延長する。 実験時間が延長されても対応できるよう、実験日は時間的余裕を確保しておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K 器具および装置を安全に取り扱い、実験装置の概要を説明できる。
I,K,S 専門用語で指示された指示書を読み、自ら実験を進めることができる。
I,K 理論的背景を理解し、実験結果を論理的に考察できる。
I,J,S 実験に関する報告書を作成できる。
M-P 各回の実験内容について,その基本操作を理解し,それにもとづき実験操作を行うことができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 0 60 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 0 60 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 0 20 0 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 10 0 20 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 20 0 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 分析・物理化学実験の実験内容に基づいた筆記試験を実施する。
クイズ
小テスト
レポート 指定された形式の実験報告書をテーマ毎に個人単位で作成し、指定された期限までに提出する。実験報告 書では、実験内容(実験計画)、結果、考察を記述し、必要に応じて参考文献リストを加えてA4レポー ト用紙にまとめる。各項目がバランスよく記述されているのが望ましい。なお期限までに提出されなかっ た場合、評価点を減じる。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 出席状況および実験姿勢(予習課題の達成度や実験中の取り組み)を評価する。 なお、実験科目であるため、全出席が基本とする。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
-実験器具を安全に正しく精度よく使用できる。 -分析装置の測定原理を理解し、使用できる。 -実験指示書に従い自ら実験計画を立案し、実験を進めること ができる。 -実験内容を論理的かつ順序立てて報告書にまとめることがで きる。 -実験内容およびその理論的背景をを十分に理解している。 -実験器具を安全に使用できる。 -分析装置を使用できる。 -実験指示書に従い実験を進めることができる。 -実験内容を順序立てて報告書にまとめることができる。 -実験内容を十分に理解している。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1-2 応用化学専門実験・演習Aでは、3つのグループに分か れて、3分野の実験を順に行っていきます。。グルー プ分けや実験順番などの詳細は、開講前にアナウンス します。 以下の内容は、そのうちの1つのグループの実験順番 です。 分析化学実験ガイダンス キレート滴定法(1) EDTA-2Na標準溶液の標定 講義と演習、実験・実習 [予習]実験指示書の「キレート滴 定法」を読み、予習課題を行う。 [復習]「キレート滴定法」の実験 レポートを作成する。 30 90
3-4 キレート滴定法(2) カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンの定量 講義と演習、実験・実習 [予習]実験指示書の「キレート滴 定法」を読み、予習課題を行う。 [復習]「キレート滴定法」の実験 レポートを作成する。 30 90
5-6 化学反応速度 講義と演習、実験・実習 [予習]実験指示書の「化学反応速 度」を読み、予習課題を行う。 [復習]「化学反応速度」の実験レ ポートを作成する。 30 90
7-8 電気化学 銅の電解 講義と演習、実験・実習 [予習]実験指示書の「電気化学」 を読み、予習課題を行う。 [復習]「電気化学」の実験レポー トを作成する。 30 90
9-10 達成度試験 自己点検授業 試験 講義と質疑 試験のた分析化学実験におい て学んだ内容をまとめておく。実 験・演習で習得した内容について 振り返り、自らの修学内容を研修 する。 120