1週 |
ガイダンス
・授業概要と学習領域解説
・遺伝子工学概説(手順) |
講義と質疑 |
タンパク質工学を取り巻く技術に
ついて
講義内容の復習 |
予習
30
復習
30 |
2週 |
・タンパク質工学概説
タンパク質高次構造解析法と機能解析法の概説
演習:アミノ酸の分子量計算 |
講義と質疑 |
タンパク質の高次構造について
講義内容の復習 |
予習
30
復習
90 |
3週 |
・アミノ酸・タンパク質の性質(Ⅰ)1・2次構造
アミノ酸に関する性質を学ぶ(極性・疎水・塩基性・
酸性アミノ酸となる理由と見分け方)
演習:アミノ酸の等電点に関する問題
・小テスト |
講義と質疑
小テスト |
アミノ酸の置換基とその性質につ
いて
講義内容の復習 |
予習
90
復習
30 |
4週 |
・アミノ酸・タンパク質の性質(Ⅱ)3.4次構造
ドメインとモジュールについて。タンパク質を形成し
ている水素結合・イオン結合・疎水結合・s-s結合
、分子間力について学ぶ
・小テスト返却と解説 |
講義と質疑
小テストの返却と解説 |
タンパク質の三次構造を形成する
種々の化学結合について
講義内容の復習 |
予習
60
復習
30 |
5週 |
・酵素反応について
酵素反応について学ぶ
酵素活性と基質濃度について学ぶ |
講義と質疑 |
酵素反応について
講義内容の復習 |
予習
60
復習
30 |
6週 |
・酵素反応の阻害機構について
競合阻害・非競合阻害について学ぶ
酵素の代謝調節について学ぶ |
講義と質疑 |
酵素反応の阻害機構について
講義内容の復習 |
予習
30
復習
30 |
7週 |
・遺伝子操作(宿主・ベクター系)について
制限酵素・ベクターについてその機能について学ぶ。 |
講義と質疑 |
制限酵素・ベクターについて
講義内容の復習 |
予習
30
復習
30 |
8週 |
・PCRの原理と変異導入法について
部位特異的変異による塩基配列への変異導入方法につ
いて学ぶ。
演習:変異導入用プライマーの設計
・小テスト |
講義と質疑
小テスト |
PCRと変異導入法について
講義内容の復習 |
予習
40
復習
60 |
9週 |
・塩基配列決定法について学ぶ
マキサム・ギルバート法、サンガー法、ダイターミネ
ーター法の塩基配列決定法について
演習:特定の塩基配列を解読する場合を想定して、そ
れぞれの方法で具体的にシーケンスを行う場合につい
て仮想実験を行う
・小テストの返却と解説 |
講義と質疑
小テストの返却と解説 |
塩基配列決定法の原理について
講義内容の復習 |
予習
60
復習
30 |
10週 |
・タンパク質の精製
硫安塩析、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過
クロマトグラフィー、等電点クロマトグラフィー、ア
フィニティークロマトグラフィー、HPLCなどの原理に
ついて学ぶ。
演習:特定の等電点を持つタンパク質を精製する場合
の担体の選択方法を考える |
講義と質疑、演習 |
タンパク質の精製法の種類と特徴
について
講義内容の復習 |
予習
40
復習
30 |
11週 |
・タンパク質の機能解析(分子量測定・二次構造解析
)
SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法やゲルろ過法
による分子量測定やアミノ酸組成分析やアミノ酸のシ
ーケンス方法について学ぶ。
演習:SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法やゲル
ろ過法から分子量を計算する |
講義と質疑・演習 |
ゲルろ過・SDS-PAGE、CDスペクト
ルなどの解析手法について
講義内容の復習 |
予習
90
復習
30 |
12週 |
酵素の医療分野での応用 |
講義と質疑・演習 |
講義内容の復習 |
復習
90 |
13週 |
タンパク質立体構造について(データ解析) |
講義と質疑・演習 |
講義内容の復習 |
復習
90 |
14週 |
今までの授業の総復習 |
講義と質疑
小テスト |
講義内容の復習 |
復習
120 |
15週 |
・総合学習
|
講義と質疑
小テストの返却と解説 |
タンパク質工学が可能にする未来
について
講義内容の復習 |
予習
60
復習
20 |
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。