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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 航空システム工学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
航空宇宙材料
Materials for Aircraft and Spacecraft
2 E140-01 2024年度
6期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.航空機用新材料 2.航空機耐雷技術 3.航空機電磁波シールド技術 4.宇宙機用材料 最近の航空機には、航空機の高性能化や環境対策の観点から、炭素繊維強化複合材料やAl-L i合金等の各種新材料の適用が進んできている。航空材料Ⅱにおいては航空材料Ⅰで学んだ 各種材料の内容を深化させるとともに、各種新材料に関して学ぶ。また、耐雷技術、電磁波 シールド/ステルス技術等の最新の航空機業界のトピックスに関して学び、それらに必要な 材料の特性を習得する。さらに、宇宙機に適用される材料に関しても、概略を学ぶ。 また、地域の航空宇宙産業への参入可能性に関して、概要を述べる。
授業の概要および学習上の助言
基本的な授業の内容とスケジュールに関しては、開講日に説明するが、概要は以下のとおりである。 1. 既存航空材料の復習 1.1 各種金属材料     1.2 既存複合材料 2. 航空機用新材料 2.1 新金属系材料     2.2 新複合材料 3. 耐雷技術 3.1 耐雷技術       3.2 耐雷材料 4. 電磁波シールド/ステルス技術 4.1 電磁波シールド技術  4.2 ステルス技術  4.3 適用材料 5. 宇宙機用材料 5.1 耐熱材料       5.2 宇宙環境材料
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
「航空材料」を履修済みであること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
D,J,M 各種航空機用新材料の特性と種類を説明できる。
D,J,M 航空機のどの部位にどのような新材料が適用されているか説明できる。
D,J,M 航空機における耐雷技術,電磁波シールド/ステルス技術に関して説明できる。
D,J,M 宇宙機に使用される材料に関して説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 30 30 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 30 30 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 15 20 10 0 0 0 0 45
思考・推論・創造する力 15 10 10 0 0 0 0 35
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 試験は学期末に1回実施する。 範囲は学期内に学んだすべての範囲とする。
クイズ
小テスト
小テストを適宜実施する。 講義で学んだ基本的な内容の理解度を確認するために筆記試験の形式で実施する。
レポート 適宜レポート課題を課す。 講義で学んだ内容の理解度を更に発展させるための問題形式とする。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 学習に取り組む意欲を講義中の質疑やグループディスカッションの様子、遅刻状況などにより評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
1.各種航空機用の新材料の種類を理解し、それらの特性を従来 の材料と比較して明確に説明できる。 2.航空機のどの部位にどのような新材料が適用されているか、 具体的な事例を適用理由とともに説明できる。 3.航空機における耐雷技術、電磁波シールド/ステルス技術に 関して、原理と手法を理解して説明できる。 4.宇宙機に使用される材料に関して、用途に応じた必要な特性 を説明できる。 1.各種航空機用の代表的な新材料の種類を理解し、それらの特 性を説明できる。 2.航空機のどの部位にどのような新材料が適用されているか、 代表的な事例を説明できる。 3.航空機における耐雷技術、電磁波シールド/ステルス技術に 関して、概略を説明できる。 4.宇宙機に使用される代表的な材料に関して説明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 本科目の講義方針の説明を行う。 航空材料Ⅰで学習した金属材料に関して復習する(第 1回)。 講義、質疑 自己点検 予習:航空材料Ⅰで取り扱った金 属材料に関して学習する。 復習:金属材料に関して復習する 。 30 30
2回 航空材料Ⅰで学習した金属材料に関して復習する(第 2回)。 講義,質疑 自己点検 予習:航空材料Ⅰで取り扱った金 属材料に関して学習する。 復習:金属材料に関して復習する 。 30 30
3回 航空材料Ⅰで学習した複合材料に関して復習する。 講義、質疑 自己点検 予習:航空材料Ⅰで取り扱った複 合材料に関して学習する。 復習:複合材料に関して復習する 。 30 30
4回 第1〜3回の学習内容を復習する。 第1回小テストを行いその理解度を確認する。 復習、質疑 第1回小テスト 自己点検 予習:第1〜3回の学習内容を理解 する。 復習:第1回小テストで理解不十 分な点を把握し確実に理解する 。 60 60
5回 航空機用の新金属材料に関して学習する。 講義、質疑 自己点検 予習:航空機用の新金属材料に関 して調査する。 復習:航空機用の新金属材料に関 して復習する。 30 30
6回 航空機用の新複合材料に関して学習する。 講義,質疑 自己点検 予習:航空機用の新複合材料に関 して調査する。 復習:航空機用の新金属材料に関 して復習する。 30 30
7回 航空機の耐雷技術に関して学習する。 講義、質疑 自己点検 予習:航空機の耐雷技術に関して 調査する。 復習:航空機の耐雷技術に関して 復習する。 30 30
8回 航空機の耐雷対策に使用される材料に関して学習する 。 講義、質疑 自己点検 予習:航空機の耐雷対策に使用さ れる材料に関して調査する。 復習:航空機の耐雷対策に使用さ れる材料に関して復習する。 30 30
9回 中間振り返りを行う。 第5〜8回の学習内容を復習する。 第2回小テストを行いその理解度を確認する。 復習、質疑 第2回小テスト 自己点検 予習:第5〜8回の内容を理解する 。 復習:第2回小テストで理解不十 分な点を把握し、確実に理解する 。 60 60
10回 航空機の電磁波シールド/ステルス技術に関して学習 する。 講義、質疑 自己点検 予習:航空機の電磁波シールド/ ステルス技術に関して調査する。 復習:航空機の電磁波シールド/ ステルス技術に関して復習する。 90 90
11回 航空機の電磁波シールド/ステルス用の材料に関して 学習する。 講義,質疑 自己点検 予習:航空機の電磁波シールド/ ステルス用の材料に関して調査す る。 復習:航空機の電磁波シールド/ ステルス用の材料に関して復習す る。 30 30
12回 宇宙機用の材料に関して学習する(ロケット、衛星等 )。 講義、質疑 自己点検 予習:宇宙機(ロケット、衛星等 )用の材料に関して調査する。 復習:宇宙機(ロケット、衛星等 )用の材料に関して復習する。 30 30
13回 宇宙機用の材料に関して学習する(宇宙往還機等)。 講義、質疑 自己点検 予習:宇宙機用の材料に関して調 査する(宇宙往還機等)。 復習:宇宙機用の材料に関して復 習する(宇宙往還機等)。 30 30
14回 全講義内容の復習と討議 達成度確認試験 演習、討議 達成度確認試験 自己点検 全講義内容の復習 120
15回 達成度確認試験の復習 自己点検授業 達成度確認試験の解説と全体 の講評 自己点検 学習が不十分である項目を把握す るとともに、行動目標と照らし合 わせて反省する。 60