1 |
授業の進め方およびシラバスについて解説する.
地震の発生メカニズムと地震波の伝播,距離減衰,震
度とマグニチュードについて学ぶ. |
ガイダンスと講義
VTR視聴 |
配布資料の予習
配布資料,ノートの復習 |
40
60 |
2 |
耐震設計の概念と技術基準の変遷について,過去の地
震被害を基に解説する.併せて,震補強や落橋防止・
免振対策についても学ぶ. |
講義と質疑 |
配布資料の予習
震度法の概念と耐震設計法の変遷
を理解する.
配布資料,ノートの復習 |
50
50 |
3 |
道路橋示方書に示す耐震設計法について,視覚的に理
解できる教材を用いて理解を深める. |
VTR視聴
視聴レポートの作成提出 |
配布資料の予習
配布資料,ノートの復習 |
50
50 |
4 |
活断層や液状化について解説を行う. |
講義と質疑 |
配布資料の予習
配布資料,ノートの復習 |
50
50 |
5 |
津波の発生メカニズムと観測・警報システムについて
学ぶ.また,震災復興計画について東日本大震災を例
に文献調査を行い,あるべき考え方について議論を行
う. |
講義と質疑
グループ討議と発表 |
文献等による事前の情報収
レポートの作成・提出 |
50
100 |
6 |
台風のメカニズムと特徴,被害について理解すると共
に,気象観測技術と予報警報の発出方法について学ぶ
.
また,近年多発している集中豪雨のメカニズムや最新
の治水の考え方について解説する. |
講義と質疑 |
配布資料の予習
配布資料,ノートの復習 |
50
50 |
7 |
斜面崩壊の被害の実態を学び,急傾斜指定の考え方(
都市計画の課題)について議論を行う. |
講義とVTR視聴
グループ討議 |
文献等による事前の情報収集
レポートの作成・提出 |
50
100 |
8 |
外部講師による災害復旧活動の紹介 |
講義と質疑
聴講レポートの作成・提出 |
レポートの提出
配布資料,ノートの復習 |
100
50 |
9 |
火山被害について
活火山の活動と観測網について学ぶ.
火砕流など被害の種類と対策について学ぶ. |
講義と質疑 |
配布資料の予習
配布資料,ノートの復習 |
50
50 |
10 |
雪害について
豪雪による交通マヒと予防策について学ぶ.
除雪体制の構築と課題について学ぶ. |
講義と質疑 |
配布資料の予習
配布資料,ノートの復習 |
50
50 |
11 |
外部講師による防災・減災に関する取り組みの紹介 |
講義と質疑
聴講レポートの作成・提出 |
レポートの提出
配布資料・ノートの復習 |
100
50 |
12 |
災害史について
過去の災害の記録と伝承の重要性について学ぶ. |
講義と質疑 |
配布資料の予習
配布資料・ノートの復習 |
50
50 |
13 |
ソフト対策の重要性
ハザードマップについて学ぶ.
防災教育の必要性について理解する.
避難指示の伝え方について討議を行う. |
講義と質疑
グループ討議 |
ハザードマップの事前調査
レポートの作成・提出 |
30
90 |
14 |
都市防災について,固有の特徴と難しさを解説すると
共に,最新の取り組みについて紹介する. |
講義
VTR視聴 |
配布資料の予習
配布資料・ノートの復習 |
50
50 |
15 |
達成度試験(小テスト)
自己点検授業
防災工学IIの学習・教育内容に関する質疑応答 |
回答の作成と提出
自己点検
アンケート回答 |
学習範囲の復習
今まで学んだ事項の総復習 |
120 |
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。