専門教育課程 環境土木工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
環境土木専門実験・演習A
Civil and Environmental Engineering Major Lab/Exercises A
|
3 |
E733-01 |
2024年度
5期(前学期) 6期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.構造力学
2.土質力学
3.鉄筋コンクリート工学
4.実験
5.演習
|
これまでに学修した「構造力学」「土質力学」および「鉄筋コンクリート工学」について、
講義で修得した知識を実際の現象として理解し応用できる能力を、実験・演習を通して身に
つける。 |
授業の概要および学習上の助言 |
「はりのデザイン」6週、「土の性質」5週 、「鉄筋コンクリートはりの挙動」3週、「分野横断の総合演習」1週により構成
されます。授業スケジュールの詳細は、第1回目の授業で説明します。なお、適宜、e-シラバスや教材配信システムにてレポ
ート等の参考資料を配布しますので、期日までにダウンロードしてください。
また、構造力学ⅠとⅡ、土質力学ⅠとⅡ、環境材料学と鉄筋コンクリート工学を修得し、復習しておくこと。 不明な点があ
ったら、教科書やノートを参考図書として再確認していくこと。 チューターを利用して、SAやTAに相談することが有効であ
る。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:2024年度 環境土木専門実験・演習AB[金沢工業大学]
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
1.許容応力度設計法、部材の断面諸量、断面力算定、応力とひずみの関係、曲げ変位の考え方
2.コンシステンシー限界試験と圧密との関係、圧密試験とその解釈、実験結果からの適切なパラメータの決定
3.コンクリートの配合、圧縮強度、鉄筋コンクリートはりの曲げ |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
F,J,K |
実験内容を座学の知識で適格に説明できる。[F,J,K0.5] |
② |
F,J,K |
実験データを工学的に把握し、図化する。[F,J,K0.5] |
③ |
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|
④ |
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|
⑤ |
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|
⑥ |
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達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
65 |
5 |
0 |
0 |
30 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
65 |
5 |
0 |
0 |
30 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
20 |
0 |
0 |
0 |
10 |
30 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
10 |
0 |
0 |
15 |
5 |
0 |
0 |
0 |
20 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
0 |
10 |
25 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
実験・演習内容や結果を座学の知識を踏まえて説明し、合理的な結論や考察を導ける。
|
② |
レ |
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
実験・演習内容や結果を把握して、的確に説明できる。 |
② |
レ |
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
技術者倫理に則り、積極的に実験・演習を遂行できる。
チームで、所定の性能を有するコンクリートを作製できる。 |
② |
レ |
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
構造力学、土質力学、鉄筋コンクリート工学の座学で学んだ理
論を実験・演習によって検証し、その現象を応用できる。 |
構造力学、土質力学、鉄筋コンクリート工学の座学で学んだ理
論を実験・演習によって確認し、その現象を理解できる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1-2 |
はりのデザイン
・ガイダンス
・構造力学のふり返り1 |
講義、演習、
セルフチェック |
許容応力度設計法に関するふり返
り
課題レポートの作成 |
200 |
3-4 |
はりのデザイン
・構造力学のふり返り2 |
講義、演習
セルフチェック |
許容応力度設計法に関するふり返
り
課題レポートの作成 |
200 |
5-6 |
はりのデザイン
・バルサ材を用いた曲げ実験と演習 |
実験、演習
セルフチェック |
実験手順の確認
課題レポートの作成 |
80
120 |
7-8 |
はりのデザイン
・形鋼を用いた曲げ実験と演習1 |
実験、演習
セルフチェック |
実験手順の確認
課題レポートの作成 |
80
120 |
9-10 |
はりのデザイン
・形鋼を用いた曲げ実験と演習2 |
実験、演習
セルフチェック |
実験手順の確認
課題レポートの作成 |
80
120 |
11-12 |
はりのデザイン
・形鋼を用いた曲げ実験と演習3 |
実験、演習、レポート提出、
ふり返り |
ふり返り
はりのデザインの総括 |
200 |
13-14 |
土の性質
・ガイダンス
・含水比測定の仕方
・土粒子密度試験 |
実験、演習 |
実験方法の予習
実験結果のまとめ |
100
100 |
15-16 |
土の性質
・土粒子密度試験結果のまとめ
・液性・塑性限界試験 |
実験、演習 |
実験結果のまとめと考察
実験方法の予習 |
120
80 |
17-18 |
土の性質
・液性・塑性限界試験結果のまとめ
・試験結果の考察 |
実験、演習 |
実験結果のまとめと考察
応用方法と圧密試験との関係 |
120
80 |
19-20 |
土の性質
・圧密試験
・試験結果の整理 |
実験、演習 |
圧密試験方法の予習
実験データの整理 |
80
120 |
21-22 |
土の性質
・圧密試液性験結果のまとめ
・塑性限界試験結果と圧密試験結果の比較
・適切なパラメータ決定のための演習 |
演習、レポート提出、
ふり返り |
土の性質の総括
圧密沈下計算の方法
実験レポートの作成 |
60
60
80 |
23-24 |
鉄筋コンクリートはりの挙動
・ガイダンス
・計画配合と現場配合の計算 あるいは
供試体の曲げ破壊の実験と演習 |
講義、演習 |
配合計算の予習
配合計算の復習 |
40
40 |
25-26 |
鉄筋コンクリートはりの挙動
・供試体の作製 あるいは コンクリートコンテスト
と供試体の曲げ変形の実験と演習 |
実験、演習 |
実験手順の確認
レポートの作成 |
40
80 |
27-28 |
鉄筋コンクリートはりの挙動
・圧縮強度の測定 あるいは 塩分浸透の測定 |
実験、演習、レポート提出、
発表、ふり返り |
発表の準備
鉄筋コンクリートはりの挙動の総
括 |
80
60 |
29-30 |
総合演習
・レポート返却と講評 |
自己点検、質疑、アンケート
回答 |
実験演習で利用したノートやデー
タを整理する。 |
90 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。