専門教育課程 メディア情報学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
メディア情報専門実験・演習A
Media Informatics Major Lab/Exercises A
|
3 |
F026-01 |
2024年度
5期(前学期) 6期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.3次元モデリング
2.3Dプリンター
3.映像制作
4.ノンリニア編集
|
本科目は以下の2つのテーマで構成される。
「造形&モデリング」は、3DCGデータを現実の立体物に出力することを体験し、その特性や
問題点を理解、学習することを目標とする。
「映像制作」では、映像作品制作の体験を通し、これに必要な一連の工程を理解するだけで
なく、様々な映像編集・音響効果などの表現技法を習得し、実践的なメディアコンテンツの
制作能力を強化するとともに、その地域連携への活用法についても学ぶ。 |
授業の概要および学習上の助言 |
●造形&モデリング
・自分で使用するモノを自分でデザイン・モデリングし、3Dプリンター・紙・ARを用いて出力・改善する、プロトタイピング
を体験学習する
・パーソナルユースのモノづくりを学習する
●映像制作
自らが設定したテーマに沿って、ストーリーの構想を立て、絵コンテによる設計図を作成し、素材として収集した映像や音源
などのデジタルデータをPC上で編集することによって映像作品を制作する。実際の現場においてはこれらの作業は分業化さ
れることが多いが、本授業では実践的知識の習得を目的とし、複数の課題を体験することによって映像制作における全工程を
理解する。
PCや映像の編集に用いるソフトウェアは任意とする。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
実験中は安全面に十分に注意が必要であるから、教員の指示に従い慎重に取り組んでもらいたい。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
E,H,I,L,M |
3DCGデータによるモノづくりを行うためのデジタルデータを制作し、立体物として出力できる。 |
② |
E,H,I,L,M |
適切なデザインを考え、制作することができる。 |
③ |
E,H,I,J,L,M |
自分達の取り組みに関するプレゼンテーション等ができる。 |
④ |
E,H,I,L,M |
映像制作のワークフローを説明できる。 |
⑤ |
E,H,I,L,M |
映像制作の企画書や工程表ならびに絵コンテを作成できる。 |
⑥ |
E,H,I,L,M,N |
ノンリニア映像編集ソフトウェアを活用し、映像作品を作ることができる。 |
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
100 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
100 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
25 |
25 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
25 |
25 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
25 |
25 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
25 |
25 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
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|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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レポート |
① |
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|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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成果発表 (口頭・実技) |
① |
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② |
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③ |
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④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
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② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
評価方法・評価割合はテーマにより異なるため「その他」100%として表記しているが、
二つのテーマの実際の評価方法・評価割合は以下の通りである。
詳しい説明は各テーマの最初の授業時間に行う。
[造形&モデリング]: 成果発表10%、作品60%、レポート20%、その他10%
[映像制作]:映像作品を含めた成果発表60%、絵コンテや工程表などの課題40% |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
達成度評価が90%以上のレベル。 |
達成度評価が60%程度のレベル。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1-2 |
[造形&モデリング]
・パーソナルユース,プロトタイピングの理解
・3Dプリンタ,紙,ARの出力の特性の理解 |
講義と演習 |
課題:制作物の案 |
200 |
3-4 |
出力1(制作):
・3Dプリンター/AR/紙による3Dモデルの制作・出力
※3つの出力手段のうち1つを割り当て
・出力物へのフィードバックコメントの収集 |
講義と演習 |
課題:フィードバックを踏まえた
改善案 |
200 |
5-6 |
出力1(改善):
・フィードバックコメントを踏まえた改善
・PR媒体の制作 |
講義と演習 |
課題:実験報告書,PR媒体 |
200 |
7-8 |
出力2(制作):
・3Dプリンター/AR/紙による3Dモデルの制作・出力
※3つの出力手段のうち
出力1と異なる1つを割り当て
・出力物へのフィードバックコメントの収集 |
講義と演習 |
課題:フィードバックを踏まえた
改善案 |
200 |
9-10 |
出力2(改善):
・フィードバックコメントを踏まえた改善
・PR媒体の制作 |
講義と演習 |
課題:実験報告書,PR媒体 |
200 |
11-12 |
出力3(制作):
・3Dプリンター/AR/紙による3Dモデルの制作・出力
※3つの出力手段のうち
出力1・2と異なる1つを割り当て
・出力物へのフィードバックコメントの収集 |
講義と演習 |
課題:フィードバックを踏まえた
改善案 |
200 |
13-14 |
出力3(改善):
・フィードバックコメントを踏まえた改善
・PR媒体の制作 |
講義と演習 |
課題:実験報告書,PR媒体 |
200 |
15-16 |
出力1〜3のいずれかの改善の出力
成果物プレゼンテーション |
演習、プレゼンテーション、
講評会 |
これまでの学習内容の振り返り |
200 |
17-18 |
[映像制作]
講義
・授業内容と学習目的の説明
・映像制作におけるワークフローの理解
‐プリ・プロダクション
‐プロダクション
‐ポスト・プロダクション
実習
・カメラでムービーを撮る
・カメラワーク
・作品制作プレワーク1:テーマの抽出・決定
‐構想の立案
‐絵コンテの作成
‐作品鑑賞 |
講義
実習
教員巡回による相談指導 |
予習:作品テーマの立案
簡易的な企画書の立案
光の取り入れ方
復習:カメラの使用法
カメラワーク |
100
100 |
19-20 |
講義
・光の取り入れ方
実習
・光の取り入れ方の効果の理解と実践
・絵コンテ①の提出
・工程表の作成
・ロケハン(簡単な映像の収集を行う) |
講義
実習
教員巡回による相談指導 |
予習:様々な編集方法
復習:光の取り入れ方
あらすじ・シナリオの立案
絵コンテの作成 |
100
100 |
21-22 |
講義
・様々な編集方法
実習
・収集した映像のチェック
・絵コンテの修正
・工程表の修正
・ロケハン,撮影 |
講義
実習
教員巡回による相談指導 |
予習:音楽・音響効果の付与
復習:様々な映像編集 |
100
100 |
23-24 |
講義
・音楽・音響効果の付与
実習
・映像作品の一部をチェック
・絵コンテの修正
・工程表の修正
・撮影,編集等
‐絵コンテの修正
‐ロケハン
‐工程表の確認 |
講義
実習
教員巡回による相談指導 |
復習:
・音楽・音響効果の付与 |
100 |
25-26 |
講義
・中間発表会
‐この時点で完成している作品をプレゼン形式で
発表する.
実習
・音楽・音響効果の付与
・映像コンテンツのブラッシュアップ
・工程表の修正 |
講義
実習
教員巡回による相談指導 |
復習:映像作品のブラッシュアッ
プ |
200 |
27-28 |
実習:
・映像制作
‐映像作品のブラッシュアップ
‐音楽・音響効果の付与
‐工程表の確認 |
実習
教員巡回による相談指導 |
復習:映像作品のブラッシュアッ
プ |
200 |
29-30 |
・作品の合評 |
振り返り
・映像作品合評
・絵コンテ②(最終版)の
提出
自己点検 |
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* |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。