専門教育課程 メディア情報学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
メディア情報専門実験・演習B
Media Informatics Major Lab/Exercises B
|
3 |
F027-01 |
2024年度
5期(前学期) 6期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.PC組み立て
2.LAN構築
3.Physical Computing
4.センサー
|
本科目は、以下の二つのテーマについて学習する。「PC組み立てとネットワーク」は、PCを
構成部品の状態から組み立てて簡易ネットワークを構築するまでの知識と技術を身につける
ことを目標とする。「フィジカルコンピューティング」では、入出力デバイスをマイクロコ
ンピュータとつなぎ自作のシステムを作成し、コンピュータの入出力制御の関係とインタラ
クションデザインについて実践的に学習する。 |
授業の概要および学習上の助言 |
●PC組み立てとネットワーク
PC組み立てとネットワークの構築に関する知識と技術を習得する。
「PC組み立て」では、IBM-PC互換機構成部品の取り扱い、IBM-PC互換機の組み立て、BIOSの設定、オペレーティングシステム
のインストール、デバイスドライバの設定、トラブルシューティングについて学び、実験・演習を行う。
「PCネットワークの構築」では、LANケーブルの作成(100Base-TXストレート)、Ethernetネットワークの構築・設定、クロス
ケーブル接続、HUBを用いたローカルネットワーク接続、インターネットサーバの構築、トラブルシューティングについて学
び、実験・演習を行う。
●フィジカルコンピューティング
フィジカルコンピューティングでは、マイクロコンピュータにセンサーを繋いで様々なインタラクションを作り出す実験を行
う。我々人間の感覚により近づけたインタラクションを創出する。
※制作に積極的に参加すること。チームワークにおける自分の責任を果たすこと。制作スケジュールを立てて計画的に行動
すること。機材、道具等は大事に扱うこと。利用した物・場所は元の通り現状復帰させ、また、安全には特に配慮すること。
制作物においては著作権侵害しないこと。
※合格にはそれぞれのテーマで60%以上の成績を取る必要がある。一つでも60%未満の成績の場合は不合格となるので注意する
こと。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
PCやネットワーク、プログラミングについて基礎知識を修得していること。
実験中は安全面に十分に注意が必要であるから、教員の指示に従い慎重に取り組んでもらいたい。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
E,H,I |
PCの部品の機能や取り扱い方法を知り、正しく動作するよう適切に組み立て、インストール、設定ができる。 |
② |
E,H,I,J |
複数台のPCとHUBを用いて小規模ネットワークを構築(接続、設定)できる。 |
③ |
E,H,I,J,L,M |
自分達の取り組みに関するプレゼンテーション等ができる。 |
④ |
G,H |
マイクロコンピュータとセンサーを繋ぎ制御することができる |
⑤ |
G,H,E |
オリジナルなインタラクションデザインを考え制作することができる |
⑥ |
|
|
達成度評価 |
|
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評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
100 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
100 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
20 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
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② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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レポート |
① |
|
|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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成果発表 (口頭・実技) |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
|
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② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
評価方法・評価割合はテーマにより異なるため、1ページ目では「その他」100%として表記しているが、
テーマごとの実際の評価方法・評価割合は以下の通りである。詳しい説明は各テーマの最初の
授業時間に行う。
「PC組み立てとネットワーク」: レポート60%、成果発表30%、その他10%。
「フィジカルコンピューティング」:グループ点50%、個人点50%とする。グループ点は作品およびレポー
トの評価とする。個人点は毎週の進捗レポートおよび貢献度より算出する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
行動目標を90%以上達成。 |
行動目標を60%以上達成。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1,2 |
全体オリエンテーション
「PC組み立てとネットワーク」オリエンテーション
PC組み立てとネットワークについて
安全講習
チーム編成
「フィジカルコンピューティング」オリエンテーショ
ン
フィジカルコンピューティングについて事例紹介
processingインストール
arduinoインストール
環境設定
グループ分け |
講義と実習
(第1回と第2回でグループを
入れ替え、それぞれの教室で
それぞれの内容のオリエンテ
ーションを繰り返す) |
復習: 部品のチェックについて復
習する/フィジカルコンピューテ
ィングの事例を調べる。
予習: 次回の内容について講義資
料を予習する。 |
30
30 |
3,4 |
部品チェック
PC組み立て(1回目) |
講義と演習 |
復習: PC組み立てについて復習
し、これに関する課題に取り組
む。 |
60 |
5,6 |
PC組み立て(2回目)
OSのインストール
レポート提出 |
講義と演習 |
復習: PC組み立てについて復習
し、これに関する課題に取り組
む。
予習: 次回のPCネットワークの構
築について教科書該当章を予習す
る。 |
60
30 |
7,8 |
PCネットワークの構築(1回目) |
講義と実習 |
復習: PCネットワークの構築につ
いて復習し、これに関する課題に
取り組む。 |
180 |
9,10 |
PCネットワークの構築(2回目) |
講義と実習 |
復習: PCネットワークの構築につ
いて復習し、これに関する課題に
取り組む。 |
180 |
11,12 |
PCネットワークの構築(3回目) |
講義と演習 |
復習: PCネットワークの構築につ
いて復習し、これに関する課題に
取り組む。 |
180 |
13,14 |
PCネットワークの構築(4回目)
発表準備
レポート作成 |
講義と演習 |
復習: これまでの学習内容を復習
し、これに関する課題に取り組
む。
予習: 次回のチームプレゼンテー
ションの準備を行う。 |
180
180 |
15,16 |
PCネットワークの構築に関するチームプレゼンテーシ
ョン
自己点検授業
レポート提出 |
チーム発表
自己点検
振り返り |
復習: これまでの学習内容を復習
しまとめておく。 |
180 |
17.18 |
光センサー入力+(CGアニメーション+音声)出力
processingとarduinoを用いるプログラミング |
講義と演習 |
復習:入出力デバイスとマイクロ
コンピュータの接続と制御につい
ての理解を深める |
45 |
19.20 |
ものつくりとardiunoプログラミング
曲げセンサー入力
距離センサー入力
LED出力 |
講義と演習 |
復習:演習内容について理解を深
める |
60 |
21.22 |
アイディア創出
ジャイロセンサー入力
CGと音声出力 |
講義と演習 |
復習:授業内容について理解を深
める。 |
90 |
23.24 |
最終課題の提案、設計、開発計画
センサーのしくみ |
講義と実習 |
復習:最終課題作品の企画立案に
ついて再考する |
60 |
25.26 |
最終課題制作(設計、部分的な試作)
マイコンの入出力 |
講義と実習 |
復習:試作内容の再考と設計の見
直し |
90 |
27.28 |
最終課題制作
レポート作成
電気回路 |
実習 |
復習:作品制作 |
120 |
29.30 |
課題作品成果発表、講評
自己点検
レポート提出 |
口頭発表
講義
自己点検
振り返り |
発表の準備
レポートの作成
将来展望 |
120 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。