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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 心理科学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
消費者心理学
Psychology of Consumer
2 F331-01 2024年度
6期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.購買行動 2.広告 3.商品選択 4.ブランド 5.消費者行動 日常生活における消費者行動を,心理学の諸領域の視点から考えていく。また,消費者行動 に関する研究を学ぶ。知覚,認知,記憶,感情,社会などの基礎心理学をもとに,消費者の 問題がどのように考えられているかを理解することが目標である。
授業の概要および学習上の助言
心理学の諸領域から消費者行動を理解する。 ・感覚,知覚心理学から消費者行動を理解する ・購買行動について記憶と学習の視点から理解する ・TVコマーシャルなどの広告について記憶や社会的な視点から理解する ・消費における対人的な影響を理解する ・応用心理学としての消費者心理学の方法を理解する
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
心理学概論,心理学研究法,知覚・認知心理学,社会・集団・家族心理学など基礎的な心理学の知識を復習しておく。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
L 知覚や感覚が消費者行動に与える影響を理解できる
L 購買行動と記憶や情報処理の関連を理解できる
L 感情や社会的な環境が消費者行動に与える影響を理解できる
F,L 消費者心理の調査・実験が理解できる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 10 20 10 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 10 20 10 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 5 5 0 0 0 0 30
思考・推論・創造する力 15 5 5 5 0 0 5 35
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 5 5 0 0 5 15
学習に取組む姿勢・意欲 5 0 5 0 0 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 試験は2回とし,中間,期末に行う。授業で学習した内容の理解度を確認する。
クイズ
小テスト
クイズを数回実施する。 出題範囲は各時点までの授業で学習した内容とする。 授業内容の進捗状況により,実施回を変更する場合がある。
レポート 授業で行った演習に関連したレポートを出題する。実施時期やテーマは,授業のなかで提示する。
成果発表
(口頭・実技)
消費者心理学に関連した研究を調べ,発表する。実施時期やテーマは,授業のなかで提示する。
作品
ポートフォリオ
その他 授業内で回答する課題を中心に,自己点検の内容,授業態度やグループ活動,ディスカッションへの取り 組みなどから総合的に判断する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
日常の消費者行動について,どのような心理学的な説明が可能 かを,諸領域の心理学の言葉を使って説明できる。 心理学の視点から消費者行動を理解して,説明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ガイダンス 消費者心理学とは ガイダンス 講義 復習:自分自身の消費行動を振り 返り,例えば商品選択をした根拠 を考察してみる。 45
2 消費者行動と感覚・知覚(1) 講義 演習 復習:授業の内容をまとめ,自分 はどんな感覚を消費行動に用いて いるか考える。 45
3 消費者行動と感覚・知覚(2) 講義 復習・予習:消費者の知識構造を まとめる 60
4 消費者の記憶,情報処理(1) 講義 演習 復習:消費の際の情報処理につい て授業の内容を踏まえて考察する 。 予習:商品を選択する際の決め手 について考えてみる。 60 45
5 消費者の記憶,情報処理(2) 講義 振り返り 復習:商品選択にかかわる心理プ ロセスについて授業の内容を踏ま えて考察する。 予習:気になる広告を探してみる 。 60 45
6 消費者の記憶,情報処理(3) 広告という説得(1) 講義 復習:日常の広告に学習した理論 を当てはめてみる。 予習:人を説得する過程について 考察してみる。 60 45
広告という説得(2) 講義 演習 これまでの授業内容を復習してお く。 60 45
8 中間試験 消費者行動と感情(1) 試験 講義 予習・復習:消費者行動に対する 感情の影響を整理しておく。 60
9 消費者行動と感情(2) 講義 演習 振り返り 復習:消費者行動に対する感情の 影響を整理しておく。 予習:消費者心理学に関連した雑 誌を探し,興味のある研究を調べ る。 60 120
10 消費者心理学研究演習(1) 演習 引き続き,消費者心理学に関連し た,興味のある研究を調べる。概 要を整理する。 120
11 消費者心理学研究演習(2) 演習 復習:演習で取り上げられた知見 それぞれの特徴を振り返る。 予習:誰かが自分と同じものを購 入していたらどう思うか?など他 者の影響を考えてみる。 60 45
12 消費者への社会的影響(1) 講義 演習 予習・復習:授業で学んだ消費者 心理学に関連する社会心理学的知 見を整理する。 120
13 消費者への社会的影響(2) 講義 演習 振り返り 試験に向けて,これまでの全範囲 を復習しておく。 180
14 総復習 達成度確認試験 講義 振り返り 試験 復習:試験の出題でわからなかっ たところ,不安だったところなど を確認し復習する。 60
15 試験解説 自己点検 まとめ:これからの消費社会を考察する 試験の解説,講評 自己点検 講義 授業全般の内容を復習する。 自分の理解度を確認する。 120