数理・DS・AI教育課程
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
数理・DS・AI教育課程 数理基礎科目 数理基礎 |
基礎生物
Fundamental Biology
|
2 |
G223-01 |
2024年度
3期(前学期) 4期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.細胞の構造
2.遺伝子の発現調節
3.生命の連続性
4.多様性と進化
5.生命工学
|
地球上の生命は誕生してから絶滅と進化を繰り返し、現在、数百万種の生物が存在している
。ヒトはその生物の1種にすぎない。進化の源は多様性である。この科目では、生物の一員
としてのヒトを改めて考え、進化と生物相互の関係性を学ぶ。 |
授業の概要および学習上の助言 |
21世紀は生命工学の時代である。生物学は教養としてのリベラルアーツや physical science、すなわち工学、天文学、農学
、医学、薬学、倫理学、心理学を巻き込んだ新しい学問として複合的に発展しつつある。この科目では、知識に基づき、考え
る力を身に着けることを目的とする。
1.細胞の構造
2.遺伝子の発現調節
3.生命の連続性
4.多様性と進化
5.生命工学
授業は講義だけでなく、ビデオや討論等、組み合わせて行う。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:やさしい基礎生物学 第二版[羊土社]
参考書:指定なし
リザーブドブック:カラー図解EURO版バイオテクノロジーの教科書(上・下)[ブルーバックス(講談社)]、アメリカ版新・大学
生物学の教科書(第1巻・第2巻・第3巻)[ブルーバックス(講談社)] |
履修に必要な予備知識や技能 |
日頃からテレビのニュース等、興味を持ってほしい。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
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① |
D |
生命の基本となる細胞の構造と機能を説明することができる |
② |
D |
遺伝子の構造と、遺伝現象を理解することができる |
③ |
D |
環境に適応する生物の進化を理解することができる |
④ |
A,D |
科学レポートを書くことができる |
⑤ |
A,D |
社会と生命科学を関連付けて理解することができる |
⑥ |
C |
基本的な専門用語を英語で理解できる。 |
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
30 |
30 |
20 |
10 |
0 |
0 |
10 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
30 |
30 |
20 |
10 |
0 |
0 |
10 |
100 |
総合力指標 |
15 |
10 |
5 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
15 |
10 |
5 |
5 |
0 |
0 |
0 |
35 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
10 |
5 |
0 |
0 |
0 |
10 |
25 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
総まとめとして達成度確認試験を行う。(30%)この科目で修得すべき知識を問う。
教科書・ノート・計算機の持ち込みは不可。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
クイズ 小テスト |
① |
レ |
講義内容の理解を評価するために単元を区切って2回の小テストを行う。(30%)教科書・ノート・計
算機の持ち込みは不可。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
レポート |
① |
レ |
課題に沿ったレポートを作成する。主語・述語、論理展開等を評価する。(20%) |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
総合力ラーニングとして、与えられた課題について発表し、学生間で情報を共有する。発表と聴講レポー
トで評価する。(10%) |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
学習態度と出席状況を評価する。(10%) |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
細胞の構造と機能に基づいて、生命、生きているということの
定義や概念を示すことができる。
遺伝子、遺伝子発現、遺伝現象についてその関係性を説明する
ことができる。
生物の代謝と調節を説明することができる。
生物と環境の関係や進化との関連を、より一般化して考えるこ
とができる。
生命科学、生命工学、科学技術と広く社会との関係を理解する
ことができる。
|
細胞の構造と機能を示すことができる。
遺伝子の構造と遺伝現象を説明することができる。
生物と環境を考えることができる。
社会と科学技術の関係を関連付けて考えることができる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1回 |
カリキュラムの説明
生命の誕生 |
講義・質疑応答
ビデオ |
予習p12-26 |
100 |
2回 |
生命の起源の細胞の構造 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p12-26
予習p27-42
|
100 |
3回 |
生命体を構成する物質 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p27-42
予習p43-56
|
100 |
4回 |
遺伝子の構造と機能 |
講義・質疑応答
ビデオ
|
復習p43-56
予習p57-69
4回までの復習 |
100 |
5回 |
生体とエネルギー
【小テスト1】 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p57-69
予習p70-82
レポート作成 |
100 |
6回 |
光合成と窒素同化 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p70-82
予習p84-96
レポート作成 |
100 |
7回 |
細胞の分裂・情報伝達・がん化
【レポート提出】 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p84-96
予習p97-112
|
100 |
8回 |
生命体の受精と成長 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p97-112
予習p114-138
5回から8回までの復習 |
100 |
9回 |
多細胞生物の自己維持機構
【小テスト2】 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p114-138
予習p139-162 |
100 |
10回 |
遺伝のしくみ |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p139-162
予習p164-185 |
100 |
11回 |
生物と環境がつくる生態系 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p164-185
予習p186-213 |
100 |
12回 |
生物の進化と多様性
生命科学技術と社会 |
講義・質疑応答
ビデオ |
復習p186-213
総復習 |
100 |
13回 |
総復習
【期末試験】 |
講義・質疑応答
試験 |
期末試験対策 |
100 |
14回 |
【発表】
質疑・応答(総合力ラーニング |
発表・質疑・応答 |
発表の準備 |
100 |
15回 |
期末試験の解説
総まとめ
【自己点検】 |
期末試験の返却と解説
講義と質疑応答
自己点検 |
理解度を確認し、不足部分を学習
する。
自己点検 |
30 |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。