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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
建築設計Ⅱ
Architectural Design Studio II
4 A017-01 2024年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.建築設計 2.空間構成 3.機能構成 4.敷地条件・地域連携 5.プレゼンテーション 建築設計Ⅰで学んだ内容を発展させ、より規模が大きく複雑なプログラムを持った建築の設 計を行う。調査・分析から問題やテーマの発見、建築空間の提案に至るプロセスを強化し、 ゾーニングや動線計画、空間構成、景観などの意匠的要素に加えて、構造計画や環境計画な どを含む総合的な提案が出来るようになることを目的とする。また、自身の提案をディベロ ップする能力と、より的確で豊かな図面表現の技術を修得する。
授業の概要および学習上の助言
(1)こども園                  (2)ゲストハウス  1.課題説明                 1.課題説明  2.夏休み課題(模型、レポート)の提出    2.ゲストハウスの機能と空間構成  3.こども園の機能と空間構成         3.都市と建築の関係性  4.内部・外部空間における遊び空間のあり方  4.エスキス1〜3  5.エスキス1〜3              5.エスキスの完成  6.エスキスの完成              6.課題提出  7.課題提出   なお、課題内容については、変更の可能性もあります。 また、自己点検授業において、提出された作品に関し、全体講評と優秀作品の作成者による解説及び講評を行なう。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
・必ず提出期限を守るようにする。 ・複合建築の機能を理解できるよう、日ごろから動線や機能配置などを観察する。 ・エスキスに十分時間をかけ、基礎的な知識を作業の中で身につける様に努力する。 ・良い建築を理解するため、できるだけ雑誌などに紹介されている建築を実際に見に行く。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
I,K 課題対象の建築において、機能、動線、配置を理解した上で計画ができる。
L 敷地の特性や外部の環境・ランドスケープ、都市と建築物を関連付けて考えることができる。
I,K 基本的な空間構成と構造とを理解して設計ができる。
J 自分が設計した建築物の必要十分な図面表現や模型作成ができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 20 0 80 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 20 0 80 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 20 0 0 30
思考・推論・創造する力 0 0 10 0 20 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 30 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 10 0 0 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 建築設計Ⅰの課題の建築模型、模型製作レポートについて、その内容を評価する。
成果発表
(口頭・実技)
作品 設計課題2課題の作品について、その内容を評価する。
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
複合的な機能を持つ建築において、基本的設計要件を機能的に 充分満たし周辺の環境やランドスケープ、都市との関係性を考 慮つつ、良好な建築計画が成立している。これに加え、魅力あ る建築空間が創造されるとともに、独自性のある建築デザイン が提案されている。また図面表現は的確でわかりやすいプレゼ ンテーションとなっている。 複合的な機能を持つ建築において、基本的な設計要件を機能的 に充分満たし、周辺の環境やランドスケープ、都市との関係性 を考慮しつつ、良好な建築計画が成立している。またそれらが 設計図面として正確に描かれている。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1〜2回 ・建築設計Ⅱのオリエンテーション ・「第1課題 こども園」課題説明  課題の目的、設計条件、必要諸室、敷地条件、要求 図面などについて説明する。 講義と質疑、自己点検 配布する資料及びパワーポイ ントによる説明 復習:課題を確認し、配布資料を 理解する。 予習:受けた課題に対し、同類事 例を探し研究する。 敷地分析、基本アイデアを考える 。 100 300
3〜4回 ・こども園の機能と空間構成  こども園の空間構成、計画上の留意点などの基本事 項、および魅力ある幼稚園の事例について説明する。 ・エスキスチェック1  コンセプト、ゾーニング、平面計画を中心としたエ スキス 講義と質疑、自己点検 配布する資料及びパワーポイ ントによる説明 作品集を用い事例を分析する 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:配布資料を復習し、機能的 な配置動線計画について理解を深 める。エスキス1で指摘された問 題点を整理し把握する。 予習:指摘に基づき改善案をエス キスする。 100 300
5〜6回 ・遊び空間と建築  こども園の内部・外部空間における遊び行為の展開 とこれを受け入れる空間のあり方について説明する。 ・RC造に関する構造的・意匠的な計画および断面図 ・エスキスチェック2  コンセプト、ゾーニング、平面計画を中心としたエ スキス 製図室で演習、自己点検 配布する資料及びパワーポイ ントによる説明 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:配布資料を復習し、幼稚園 の空間構成ついて理解を深める。 エスキス2で指摘された問題点を 整理し把握する 予習:指摘に基づき改善案をエス キスする。 100 300
7〜8回 ・エスキスチェック3  平面計画をまとめるとともに、外部、内部の関係性 や空間デザインについてエスキスを行いチェックを受 ける。 製図室で演習、自己点検 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:エスキス3で指摘された問 題点を整理し把握する 予習:指摘に基づき改善案をエス キスする。 100 300
9〜10回 ・エスキスチェック4  平面計画をまとめるとともに、外部、内部の関係性 や空間デザインについてエスキスを行いチェックを受 ける。 製図室で演習、自己点検 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:エスキス4で指摘された問 題点を整理し把握する 予習:指摘に基づき改善案をエス キスする。 100 300
11〜12回 ・エスキスチェック5  立面、断面を中心にエスキスを作成し、個別にチェ ックを受ける。 製図室で演習、自己点検 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:エスキス5で指摘された問 題点を整理し把握する 予習:これまでのエスキスを総合 し図面を完成させる 100 500
13〜14回 ・「第1課題 こども園」提出 受け取りに際して、個人別に添削を受ける。 ・「第2課題 ゲストハウス」課題説明   課題の目的、設計条件、必要諸室、敷地条件、要 求図面などについて説明する。 第1課題の提出 講義と質疑、自己点検 配布する資料及びパワーポイ ントによる説明 復習:提出した課題を見直し、第 1課題の反省点をまとめる。第2課 題を確認し、配布資料を理解する。 予習:受けた課題に対し、同類事 例を探し研究する。 100 300
15〜16回 ・ 中間振り返り授業 ・ 第1課題の発表及び講評 ・ 問題点の確認 講義と質疑、自己点検 学生による発表に対して教員 が講評を行う 復習:提出した課題を見直し、第 1課題の反省点をまとめる。 予習:第2課題を確認し、配布資料 を理解する。敷地分析、基本アイ デアを考える。 100 300
17〜18回 ・ゲストハウスの機能と空間構成 ・魅力あるゲストハウスの事例解説 ・エスキスチェック1  コンセプト、機能関連図、ゾーニングを中心とした 概略エスキスを作成する。 講義と質疑、自己点検 配布する資料及びパワーポイ ントによる説明 復習:配布資料を復習し、ゲスト ハウスの空間構成ついて理解を深 める。エスキス1で指摘された問 題点を整理し把握する 予習:指摘に基づき改善案をエス キスする。 100 300
19〜20回 ・エスキスチェック2  コンセプト、ゾーニング、平面計画を中心としたエ スキスを作成する。 製図室で演習、自己点検 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:エスキス2で指摘された問 題点を整理し把握する 予習:指摘に基づき改善案をエス キスする。 100 300
21〜22回 ・エスキスチェック3  コンセプトを元に、各階平面図を中心にしたエスキ スを作成し、個別にチェックを受ける。 製図室で演習、自己点検 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:エスキス3で指摘された問 題点を整理し把握する 予習:指摘に基づき改善案をエス キスする。 100 300
23〜24回 ・エスキスチェック4  平面計画をまとめるとともに、立面、断面を中心に エスキスを作成し、個別にチェックを受ける。 製図室で演習、自己点検 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:エスキス4で指摘された問 題点を整理し把握する 予習:指摘に基づき改善案をエス キスする。 100 300
25〜26回 ・エスキスチェック5  平面計画をまとめるとともに、立面、断面を中心に エスキスを作成し、個別にチェックを受ける。 製図室で演習、自己点検 教員にエスキスを見せ指導を 受ける 復習:エスキス5で指摘された問 題点を整理し把握する 予習:これまでのエスキスを総合 し要求図面を完成させる 100 500
27〜28回 ・「第2課題 ゲストハウス」提出 ・「総合力」ラーニング  3年生の設計演習科目などに望む心構えや学習態度 について説明する。さらに相互の意見交換を行い、建 築設計に対する意欲向上を図る。 第2課題の提出 講義と意見交換、自己点検 配布する資料やパワーポイン トによる説明と意見交換 復習:提出した課題を見直し、第 2課題の反省点をまとめる。より 高度な建築設計を学ぶ姿勢を理解 する。 200
29〜30回 ・自己点検授業  第2課題の作品の発表、講評会  建築設計Ⅱの総評 製図室での発表および講評 、討議、自己点検 復習: 自己の作品の長所・短所 を反省すると共に、他人の作品を 参考とし、次の課題へ繋げる。 200