1 |
・学習目標、概要や行動目標を理解する。特にこの科
目が学科の教育目標のどの部分を担っているか、具体
的な達成レベルの目安を理解する。
【1章 システムと制御】
・自動制御の基本概念や基本構成について学習する。
・自動制御システムの重要
性について理解する。
・モータ制御の実演により、制御システムの概要と本
科目の学習意義について確認する。
【地域連携】
・地域の技術者の講演を聞き、最新の制御技術とその
技術が利用されている機械装置について理解する。
・講演を踏まえて、本科目の学習意義について考える
。 |
【ガイダンス】
科目内容と取得すべき能力の
理解
成績の評価方法の理解
【講義と質疑】 |
教科書の構成、内容を確認してお
く。
機械工学科の教育目標と本科目と
の関連を理解する。
「システムと制御」について学習
する。
学習目標・行動目標、学習内容の
理解度を自己点検する。 |
20
30
50 |
2 |
【2章 ラプラス変換】
・システムの伝達関数表現に必要となるラプラス変換
の定理、定義について学習する。
・ラプラス変換・逆変換による微分方程式の解につい
て学習する。 |
【講義と質疑】 |
レポート課題1:ラプラス変換の
演習問題を解答しておく。
学習内容の理解度を自己点検する
。 |
100 |
3 |
【小テスト】
・小テストにより第1〜2回の授業内容の理解度を確認
する。(講義の進捗状況に合わせて実施方法・出題範
囲を変更する場合もあるので、適宜アナウンスする。
十分に注意すること。)
【3章 伝達関数】
・機械システムの入出力を表現する伝達関数について
学習する。
・機械振動を例に伝達関数の求め方を学習する。 |
【小テスト】
【講義と質疑】 |
小テストによりこれまでの学習の
理解度を確認する。
学習内容の理解度を自己点検する
。 |
60
40 |
4 |
【3章 伝達関数】
・伝達関数からのインパルス応答・ステップ応答の求
め方を学習する。 |
【講義と質疑】 |
学習内容の理解度を自己点検する
。 |
100 |
5 |
【4章 ブロック線図】
・制御系の伝達関数と入出力の様子を図式で表すブロ
ック線図について学習する。
・ブロック線図の結合、等価交換について学習する。 |
【講義と質疑】
【演習と質疑】 |
MATLAB/Simulinkのインストール
の実施、動作確認。
学習内容の理解度を自己点検する
。 |
70
30 |
6 |
【MATLAB/Simulinkによる演習】
・MATLAB/Simulinkの基本操作について学ぶ。
・ブロック線図の書き方、シミュレーション結果の出
力方法などを習得する。 |
【演習と質疑】
|
レポート課題2:伝達関数・ブロ
ック線図の演習問題を解答してお
く。
MATLAB/Simulinkをインストール
し、動作を確認しておく。
演習内容の理解度を自己点検する
。 |
100 |
7 |
【小テスト】
・小テストにより第3回〜6回までの授業内容の理解度
を確認する。
(講義の進捗状況に合わせて実施方法・出題範囲を変
更する場合もあるので、適宜アナウンスする。十分に
注意すること。) |
【小テスト】 |
|
100 |
8 |
【5章 周波数応答(ベクトル軌跡)】
・角周波数をパラメータとしてシステムの特性を表現
する周波数応答について学習する。 |
【講義と質疑】 |
授業までに周波数応答、ボード線
図について調べておく。
学習内容の理解度を自己点検する
。 |
100 |
9 |
【6章 ボード線図】
・システムの周波数応答特性を示すボード線図につい
て学習する。 |
【講義と質疑】 |
学習内容の理解度を自己点検する
。 |
100 |
10 |
【6章 ボード線図】
・システムの周波数応答特性を示すボード線図につい
て学習する。
【MATLAB/Simulinkによる演習】
・MATLAB/Simulinkによるボード線図の作成と、シス
テムの特性を確認する。 |
【講義と質疑】
【演習と質疑】 |
学習および演習内容の理解度を自
己点検する。 |
50
50 |
11 |
【7章 過渡特性】
・システムの過渡特性について学習する。
【8章 システムの安定判別】
・制御システムの安定性判別方法を学習する。
【MATLAB/Simulinkによる演習】
・過渡特性(インパルス応答、ステップ応答など)の
シミュレーションを行う. |
【講義と質疑】
【演習と質疑】 |
レポート課題3:周波数応答法・
ボード線図に関する演習問題を解
答しておく。
学習および演習内容の理解度を自
己点検する。 |
50
|
12 |
【7章 過渡特性】【8章 システムの安定判別】
・機械および電気系を例にシステムの安定性判別方法
を学習する。
【MATLAB/Simulinkによる演習】
・システムの安定性についてシミュレーションにより
確認する。 |
【講義と質疑】
【演習と質疑】 |
学習および演習内容の理解度を自
己点検する。 |
50
50 |
13 |
【9章 制御系の設計】
・制御系の設計について学習する。
【MATLAB/Simulinkによる演習】
・モータ制御を例にシステムの安定性判別と、その影
響を演習により確認する。 |
【講義と質疑】
【演習と質疑】 |
学習および演習内容の理解度を自
己点検する。 |
50
50 |
14 |
【9章 制御系の設計】
・制御系の設計について学習する。
【MATLAB/Simulinkによる演習】
・モータ制御を例にシステムの安定性判別と、その影
響を演習により確認する。 |
【講義と質疑】
【演習と質疑】 |
学習および演習内容の理解度を自
己点検する。 |
50
50 |
15 |
【小テスト】
・第1〜14回の内容について、小テストにより理解度
を確認する。
(講義の進捗状況に合わせて実施方法・出題範囲を変
更する場合もあるので、適宜アナウンスする。十分に
注意すること。)
【自己点検】
・小テストの結果を自己採点により確認する。
・本科目における学習・行動目標に対する達成度の自
己点検を行う。 |
【小テスト】
【振り返りと自己点検】 |
レポート課題4:過渡特性、シス
テムの安定判別に関する演習課題
を解答しておく。 |
70
30 |
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。