専門教育課程 機械工学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
計測工学
Instrumental Engineering
|
1 |
E039-01 |
2024年度
4期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.トレーサビリティ
2.不確かさ
3.信号変換
4.センサ
|
自動機械の発達に伴い、機械システムの計測・制御技術は、機械を使う技術者、設計技術者
にとって不可欠である。本科目では、そのうちの計測技術の基礎知識を習得する。具体的に
は、計測システムの構成、単位とトレーサビリティ、不確かさ、信号の変換,データ処理を
学習した上でいくつかの計測の事例について学習する。 |
授業の概要および学習上の助言 |
計測の基礎として、主として以下の事項について学習する。
計測の基準
計測システムの構成と特性
計測の不確かさ
信号の変換
データ処理
授業は予習を前提として、質問形式で行う。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:計測工学[朝倉書店]
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
広い物理的な知識が必要です。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
P |
計測システムの特性を表す指標について説明でき,それを改善する方法について議論できる。 |
② |
P |
計測のトレーサビリティについて説明することができる。 |
③ |
F,P |
不確かさを考慮して測定結果をSI単位で表現することができる。 |
④ |
D,P |
時系列信号のデータ処理について説明できる。 |
⑤ |
N,P |
学習内容を実際の計測に応用できる。 |
⑥ |
|
|
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
40 |
10 |
40 |
0 |
0 |
0 |
10 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
40 |
10 |
40 |
0 |
0 |
0 |
10 |
100 |
総合力指標 |
20 |
10 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
40 |
20 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
10 |
20 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
筆記試験により計測の基本的な概念と測定結果の扱い方の理解度を確認する |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
レ |
予習の成果を確認する |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
具体的な計測法についてレポートにまとめて提出する。詳細はeシラバスに掲載する。 |
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
レ |
⑥ |
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成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
毎回の授業に対する自己点検の入力により評価する。ただし、授業日当日以外に入力されたものは無効と
する。また、授業での演習に対する解答や7回目のレポートの発表を加点する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
①実際の測定について高精度な測定方法を提案できる
②計測のトレーサビリティの必要性とその仕組みについて説明
できる
③不確かさを評価することができる
④適当な計測対象に対して適切な時系列信号のデータ処理を行
うことができる |
①計測システムの特性の指標について説明できる
②計測のトレーサビリティとは何か説明できる
③不確かさはとは何か説明できる
④時系列信号のデータ処理の一例を示すことができる |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
計測の基準 |
講義、演習、自己点検 |
テキストCh.1を予習しておく。 |
90 |
2 |
計測の不確かさ |
講義、演習、クイズ、自己点
検 |
テキストCh.3を予習しておく |
90 |
3 |
計測システムの構成と特性 |
講義、演習、クイズ、自己点
検 |
テキストCh.2を予習しておく |
90 |
4 |
信号の変換 |
講義、演習、クイズ、自己点
検 |
テキストCh.4を予習しておく |
90 |
5 |
データ処理 |
講義、演習、クイズ、自己点
検 |
テキストCh.5を予習しておく |
90 |
6 |
中間振り返り |
小テスト、解説、自己点検 |
1〜5回までの内容を復習して授
業に臨む |
200 |
7 |
各種計測法と振り返り |
発表、自己点検 |
レポートの内容を発表する |
200 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。