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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 ロボティクス学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
電子回路
Electronic Circuit
2 E216-01 2024年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.ディジタル回路 2.インタフェース 3.アナログ回路 ロボティクスは機械工学、エレクトロニクス、情報制御工学の複合領域であり、この分野の 技術者にはエレクトロニクスに関する知識が不可欠である。ロボティクスにおいて重要なエ レクトロニクスの基礎として、ディジタル回路、コンピュータと機械とのインタフェース、 アナログ回路に関して学び、様々な電子回路の動作を理解する能力を習得する。
授業の概要および学習上の助言
 授業は、講義(質疑応答を含む)、演習、小テストおよびレポート課題を適宜組み合わせて進める。  本科目で取り扱う中心的な内容は以下である。 1.ディジタル回路とその応用 2.コンピュータと機械とのインタフェース 3.アナログ回路
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:メカトロニクスのための電子回路基礎 新版[コロナ社] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
「電気回路Ⅰ」、「電気回路Ⅱ」の知識を前提とするので、授業内容を十分に理解していること。授業中の演習などには積極 的に参加すること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K ディジタル回路の動作を説明できる。
K ステッピングモータ、DCモータ、およびコンピュータと機械とのインタフェースについて説明できる。
K アナログ回路の動作を説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 20 5 0 0 0 0 45
思考・推論・創造する力 20 20 10 0 0 0 0 50
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 5 0 0 0 0 5
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 0 0
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 総合的に達成度を評価するために、授業明細表に指定した予定で期末試験を行う。なお、授業の進行状況 に応じて予定が変更されることがある。
クイズ
小テスト
中間における振り返りとして、授業明細表に指定した予定で中間テストを行う。これに加えて、授業内容 の理解度を確認するために不定期に小テストを行う。なお、授業の進行状況に応じて予定が変更されるこ とがある。
レポート 授業内容の理解度を深めるために不定期にレポート課題を課す。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・ディジタル回路の動作を説明できる。 ・ステッピングモータ、DCモータ、およびコンピュータと機 械とのインタフェースについて説明できる。 ・オペアンプを含む回路の動作を説明できる。 ・簡単なディジタル回路の動作を説明できる。 ・DCモータのPWM制御について説明できる。 ・オペアンプを含む簡単な回路の動作を説明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
科目ガイダンス 電子部品の基礎知識  ダイオード  トランジスタ  FET(電界効果トランジスタ) 講義(質疑応答を含む)と演 習 復習:教科書該当範囲の理解 90
ディジタル回路における数の表現  10進数と2進数  16進数  BCDコード(2進化10進数) 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
ディジタル回路の基礎  論理レベルと電圧  基本ゲート回路  MIL記号 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
ディジタル回路の基礎  NANDとNORゲート  NANDゲートによる等価回路  ExORとExNORゲート 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
ディジタルICの基礎  ディジタルICの種類  電源とグランド  TTLの基礎 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
ディジタルICの基礎  TTLの基礎  CMOS IC  CMOSとTTLのインタフェース 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
総合演習 中間テスト 演習 小テスト 予習:第6回までの学習内容の復 習 180
中間テストの解説 自己点検 講義(質疑応答を含む) 自己点検 復習:中間テストの内容の復習 90
ディジタル回路の応用  フリップフロップ(FF) 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
10 ディジタル回路の応用  レジスタ  カウンタ  エンコーダとデコーダ 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
11 コンピュータと機械とのインタフェース  ステッピングモータの駆動  DCモータのPWM制御  ホトカプラとホトインタラプタ 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
12 アナログICの基礎  オペアンプの概要  オペアンプによる増幅回路  オペアンプによる演算回路 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書該当範囲の通読 復習:教科書該当範囲の理解 60 90
13 総合演習 演習 予習:第12回までの学習内容の 復習 復習:演習内容の理解 90 90
14 総合演習 期末試験 演習 試験 予習:第13回までの学習内容の 復習 180
15 期末試験の解説 自己点検 講義(質疑応答を含む) 自己点検 復習:期末試験の内容の復習 90