1 |
ガイダンス
・電気材料を学ぶ意義
原子の構造・物質の構造
・原子の構造
・原子の結合と物質の構造
材料を理解する上で必要最小限の内容である原子の構
造、原子の結合、物質の構造ついて学ぶ。適宜、総合
演習を行い、理解度・到達度を確認する。 |
教科書を用いて学習内容につ
いて講義する。必要に応じて
演習や質疑を実施する。 |
毎回出席し、予習・復習を欠かさ
ない事。全体を通じ適宜調査課題
が与えられる。
教科書を読み、ボーアの原子模型
、結晶構造について説明できるよ
うにする。 |
100分 |
2 |
導電材料とその性質
・導電材料としての金属
・各種電線
身近な導電材料の例をリストアップし各々の特徴を列
挙する。またインフラ構築に多用される各種電力ケー
ブルの例を示し、それらの構造、使われ方を学ぶ。 |
教科書を用いて学習内容につ
いて講義する。必要に応じて
振り返り、演習、質疑を行う
。 |
教科書を読み、物質の導電現象、
電気抵抗、マグネットワイヤや超
高圧電力ケーブルの構造・具体的
用途を説明できるようにする。 |
200分 |
3 |
導電材料とその性質
・抵抗材料
・超伝導材料
身近な抵抗材料の例をリストアップし、各々の特徴を
列挙する。また、超電導材料の開発現状、超電導発現
メカニズム、超電導材料の工業的応用について学ぶ。 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある。 |
教科書を読み、抵抗材料の特徴・
用途についてまとめておく。
教科書を読み、超電導現象、超電
導物質の種類・特徴・実用化事例
をまとめておく。 |
200分 |
4 |
・中間振り返りと総合演習 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある。 |
教科書を読み、導電材料を理解す
るためのポイントをまとめておく
。 |
200分 |
5 |
誘電材料・絶縁材料とその性質
・誘電率、誘電分極、誘電分散、誘電損
誘電体の分極機構、誘電分散、誘電損などの誘電・絶
縁材料の物性について学ぶ。 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある。 |
教科書を読み、絶縁材料の誘電特
性を説明できるようにする。
複素誘電率とはどのようなことか
を調べてまとめておく。 |
200分 |
6 |
誘電材料・絶縁材料とその性質
・誘電率・誘電分極・誘電分散・誘電損
・絶縁破壊とその機構
引き続き、誘電・絶縁材料の物性について学ぶ。また
、絶縁材料の絶縁破壊機構について学ぶ。優れた絶縁
材料とはどのようなものかを討議する。 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある。 |
教科書を読み、絶縁材料の電気伝
導と絶縁破壊機構について説明で
きるようにする。 |
200分 |
7 |
誘電材料・絶縁材料とその性質
・強誘電体材料
・絶縁材料の種類と特徴
エレクトロニクス用から電力用まで幅広く利用される
絶縁材料の種類と特徴について学ぶ。 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある。 |
別途配布する資料や文献を読み、
強誘電体材料の特徴、用途例をま
とめておく。
中間試験に備え、1〜7回までの内
容を復習する。 |
200分 |
8 |
・中間試験/解説
・中間振り返りと総合演習 |
中間試験を実施する。これま
での学習内容に関する総合演
習を実施する。 |
分からなかった点を再度学習し、
理解に努める。また、行動目標に
対する自己の達成度を点検し、理
解が不足している部分を学習する
。 |
300分 |
9 |
半導体材料とその性質
・半導体材料の電気伝導
・各種半導体材料 |
中間試験を実施する。これま
での学習内容に関する総合演
習を実施する。 |
教科書を読み、半導体材料を理解
するためのポイントをまとめてお
く。 |
200分 |
10 |
教科書を読み、磁性体の自発磁化
発現機構、強磁性
体の磁化現象について説明できる
ようにする。 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある。 |
教科書を読み、磁性体材料を理解
するためのポイントをまとめてお
く。 |
200分 |
11 |
磁性材料とその性質
・磁気現象と磁性材料の特性
磁気に関するクーロンの法則、単位系を学ぶ。
磁性材料における磁化、原子磁気モーメント、磁化曲
線、磁区構造などの物性について学ぶ。 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある |
教科書を読み、磁性体の自発磁化
発現機構、強磁性体の磁化現象に
ついて説明できるようにする。
磁性材料の開発歴史をまとめてお
く。 |
200分 |
12 |
磁性材料とその性質
・高透磁率材料
各種高透磁率材料をリストアップし、特徴・用途を学
ぶ。
最近の高透磁率材料の開発動向について学び、問題点
などについて議論する。 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある |
教科書を読み、高透磁率材料の種
類・用途をまとめておく。 |
200分 |
13 |
磁性材料とその性質
・永久磁石材料
・磁気記録材料
永久磁石の開発歴史を振り返り、重要な用途例や問題
点を挙げ全体討議を行う。
磁気抵抗効果について学ぶ。 |
・教科書を用いて学習内容に
ついて講義する。必要に応じ
て振り返り、演習、質疑を行
う。
・小テスト・クイズが行われ
る場合がある |
教科書を読み、永久磁石材料の種
類・用途についてまとめておく。
教科書を読み、磁気記録の原理、
磁気記録材料の種類・用途につい
てまとめておく。
教科書を読み、磁性材料を理解す
るためのポイントをまとめておく
。
教科書(p.160)の演習問題を解
いてみる。 |
200分 |
14 |
・総合振り返り学習
・達成度確認試験 |
これまでの学習内容に関する
総合演習を実施する。 |
達成度確認試験に備え、内容を復
習する。 |
300分 |
15 |
・達成度確認試験解説
・自己点検 |
・達成度確認試験内容を解説
する。
・この授業全体の振り返りを
行う。
・授業アンケート |
・授業全体を振り返り、授業内容
の理解向上に努める。 |
100分 |
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。