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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
音響・映像概論
Introduction to Acoustics and Imaging
2 E621-01 2024年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.音・光 2.聴覚・視覚 3.音響信号・映像信号 4.信号伝送・信号記録 音響・映像に関する基礎知識の修得し,それらを具体的に活用できる素養を身につけること を学習・教育目標とする.本科目では,音と光の基本的性質,人の聴覚と視覚の特徴,及び 音響・映像信号の性質や処理方法の基礎を主に学習する.学習を通して,音響・映像信号の 伝送や記録を行うための基礎概念を修得する.これらは,後続の「音響工学」「音響・映像 システム」「光情報工学」を学ぶ上での基礎となる.(関連する学科教育目標:L)
授業の概要および学習上の助言
1. 音と光の基本的性質 2. 人の聴覚と視覚 3. 音響・映像の基礎(音響・映像信号の仕組み) 4. 音響・映像信号の伝送 5. 音響・映像信号の記録 授業は学習支援計画書に従って行うが,授業中の学習態度,質問の状況,試験・小テスト・演習・レポート等の結果から理解 度を確認しながら授業進度を調節する.そのため授業明細書に記載の内容や順序は変更することがある.なお講義では計算問 題が出されることがあるので,常に関数電卓を持参する.  講義ではこれまでに修得したあらゆる知識を活用するので,授業中に理解が難しく復習しても分からないときは決して放置 せず,必ず,複数の参考書を調べたり,担当者に質問したり,数理工教育センターやSLの相談窓口などを利用したりして自主 的かつ積極的に行動して,行動目標の達成に努めること.  本科目の内容は後に開講される「音響工学」「音響・映像システム」「光情報工学」などの理解にもつながる.
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:マルチメディアシステム工学 -音響と画像の実用システムから技術を知る-[コロナ社] 参考書:基礎 音響・オーディオ学[コロナ社]、映像システムの基礎 -ディジタル化への要素技術とその応用-[コロナ社] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目は「電気回路」「電子回路」「電気磁気学」などの内容と関連しており,それらの授業で学習した基礎項目は復習して おく必要がある.また数理基礎で学んだ知識は講義内容すべてで利用するので重要である.講義では関数電卓を正しく使える 技能が求められる.
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
L 音と光の基本的性質について,理解し,説明できる.
L 人の聴覚と視覚の特徴について,理解し,説明できる.
L 音響・映像信号の仕組みについて,理解し,説明できる.
L 音響・映像信号の伝送方式について,理解し,説明できる.
L 音響・映像信号の記録方式について,理解し,説明できる.
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 30 30 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 30 30 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 30 10 0 0 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 10 10 10 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 10 10 0 0 0 0 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 達成度確認のための試験を実施する.試験により行動目標①〜⑤に対する達成度を確認する. その際,知識を取り込む力や思考・推論・創造する力などを重視し総合的に評価する. 試験の範囲や実施回数などは講義内で説明するので聞き逃さない事.なお成績不良者に対する再試験等は 行わないので,試験前には十分時間をかけてしっかり勉強を行う事.
クイズ
小テスト
講義内容の理解度確認のためにクイズ・小テストを実施する.クイズは演習に置き換わる場合がある. クイズ・小テストにより該当する行動目標①〜⑤に対する理解度を確認する. その際,知識を取り込む力,思考・推論・創造する力,および学習に取組む姿勢・意欲などを重視し総合 的に評価する. 小テスト・クイズの範囲や実施回数などは講義内で説明するので聞き逃さない事.なお成績不良者に対す る再テスト等は行わないので,テスト前には十分時間をかけてしっかり勉強を行う事.
レポート 講義内容の理解度あるいは達成度確認のためにレポート提出を求める.レポート課題の答案は所定の様式 で作成し,期限までに提出する.レポートでは,思考・推論・創造する力,発表・表現・伝達する力,お よび学習に取組む姿勢・意欲などを重視し総合的に評価する. レポート課題や実施回数などは講義内で説明するので聞き逃さない事.提出期限があるレポートは,提出 期限を厳守し,十分時間をかけてレポート作成を行う事.なお成績不良者やレポート未提出者に対する再 レポートは実施しない.
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
「試験」,「小テスト」,「レポート」それぞれの評価点(1 00点満点)が常に75点以上であること.その上で全体を平 均した総合評価点が85点以上あることを理想的な達成レベル とする. 「試験」,「小テスト」,「レポート」それぞれの評価点(1 00点満点)が常に60点以上であること.その上で全体を平 均した総合評価点が少なくとも70点あることを標準的な達成 レベルとする.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 学習支援計画書,「学習・教育目標」と科目との関係 の説明や授業内容・方法に関するガイダンスを行う. ガイダンス終了後,講義を行う. 情報伝達における音と映像の役割 ガイダンス資料の配布と説明 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. WEBページから学習支援計画書に 記載された学習目標,行動目標等 を確認しておく. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う. 予習: 100 復習: 100
2回 音と光に関わる物理尺度と心理尺度 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
3回 音響・映像信号の基礎 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
4回 音声と音楽信号 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
5回 人の聴覚と視覚 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
6回 音の収録と再生 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
7回 映像の撮像と表示 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
8回 中間振り返り、試験 これまでの学習内容について 試験およびその解説を通して 振り返る.レポート課題が出 される場合もある. 自己点検を行う. これまでの講義内容で理解不足の ところを見直し,試験に向けて十 分に準備する. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
9回 音響信号のアナログ伝送 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
10回 映像信号のアナログ伝送 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
11回 音響信号のアナログ記録 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
12回 映像信号のアナログ記録 講義,演習,あるいは小テス トなどを行う.レポート課題 が出される場合がある. 自己点検を行う. 教科書・参考書,配布資料等の内 容を確認する. 授業で配布される演習問題で復習 を行う.小テストやレポートがあ る場合は,その準備をする. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習:1 00 復習:1 00
13回 総合演習 これまでの講義内容や評価結 果を振り返り,議論する.講 義内容の理解を深めるため, 演習,小テスト,あるいは, 外部講師による講演を行う場 合がある. 自己点検を行う. これまでの講義内容を演習問題や 試験・小テストを使い見直しを行 う.議論のために疑問点をまとめ ておく. これまでの講義内容で理解不足の ところがあれば解決する. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
14回 総合演習(つづき),達成度確認試験 これまでの学習内容について 試験およびその解説を行う. 自己点検を行う. 試験に向けて十分に準備する. これまでの講義内容で理解不足の ところを見直す. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 予習: 100 復習: 100
15回 自己点検授業 補充講義 試験および総合演習に関する 振り返り,成績確認,授業ア ンケートなどを行う. 音響技術や映像技術に関する 最新研究の紹介等を行う. 自己点検を行う. これまでの授業内容や試験・小テ ストの内容を見直す. (自己点検)課題や配布物等の点 検を行う.試験や小テスト等の答 案が返却された場合,評価点と間 違えた個所を確認し,間違えた個 所の見直しを行う. 復習: 100