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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
Webプログラミング
Web Programming
2 F110-01 2024年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.プログラミング 2.Node.js 3.Webアプリケーション 4.スクリプト言語 5.データベース連携 本科目は、経営情報学科の学習・教育目標の「情報デザイン基礎力」に対応する科目である 。AIやDSでビッグデータを扱うために必要となるサーバで動作するコンピュータ・プログラ ミングを行う能力を身につけるとともに、データベースと連携した動的なWebページを作成 する能力を身につけることを目指す。
授業の概要および学習上の助言
本科目は、AI応用基礎におけるプログラミング基礎(型、変数、演算、関数)、ITセキュリティ(暗号化、複合化、攻撃、認 証、アクセス管理)を扱う。 多くのサーバで利用されているJavaScriptの実行環境であるNode.jsを用いて、プログラムの具体的な例題を用いながら、サ ーバサイドのプログラミングを学ぶ。前半はプログラム開発手法の学習を行う。後半は具体的なWebアプリケーションを演習 形式で作成するとともに、データベースと組合せた独自のWebアプリケーション作品の開発を通して、Webエンジニアとしての 能力を身につけることを目指す。 授業には、ノートPCを各自で毎回持参すること。 また、プログラムが動作しない場合には、SAならびにシニアSAに相談し、毎週の実習に遅れがないように進めること。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:Node.js超入門 第4版[秀和システム] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
 本授業は、経営情報学科の一年生前学期科目「Webデザイン」、後学期科目「プログラミング基礎」、二年生前学期科目「 データベースマネジメント」の受講を前提とする。とくにJavaScriptの基本はプログラミング基礎で、SQLの基本はデータベ ースマネジメントで習得済として、本授業では教えないので、履修に先立って、必ず復習しておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
H,J 目的に応じたサーバプログラムを設計・実装できる。
H,J 例題のプログラムのソースコードを判読して理解できる。
H,J 複数の関数から構成されるプログラムを実装できる。
H,J プログラムのソースコードのデバッギングができる。
H,J データベースと連携した動的なWebページを設計・実装できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 20 0 20 50 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 20 0 20 50 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 20 0 0 10 0 0 30
思考・推論・創造する力 0 0 0 10 30 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 10 10 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
授業内容の理解度を深めるために、授業毎にクイズを出題する。期日内に提出すること。
レポート
成果発表
(口頭・実技)
最終作品について発表を行う。オリジナリティ(デザイン面、技術面)をアピールすること。
作品 授業で得た知識と技術のまとめとして、実習および総合演習で作品制作を行う。総合演習ではデータベー スと連携する独自のサーバプログラムを作成する。
ポートフォリオ
その他 授業に取り組む姿勢や意欲を図るために、出席状況や授業態度をもとに評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
データベースと連携した動的なWebアプリケーションの設計・ 実装・デバッギングができ、初歩のWebエンジニアとしての能 力を保持する。 データベースと連携した動的なWebアプリケーションの設計・ 実装はできるが、プログラムの誤りを適切に修正することには 難がある。書かれているプログラムがどのように動くかは理解 できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 オリエンテーション ・本科目の目的 ・進め方 ・成績評価 Node.jsの準備 Visual Studio Codeの準備 講義 演習 事前課題:Node.js、VS codeのイ ンストール 事後課題:提示課題の実施・提出 300分
2 アプリケーションの仕組み ・ソースコードの基本 ・HTMLファイルを使おう 講義 演習 事前課題:授業範囲のプログラム 作成 事後課題:提示課題の実施・提出 200分
3 アプリケーションの仕組み ・テンプレートエンジンを使おう ・ルーティングをマスターしよう 講義 演習 事前課題:EJSのインストール、 授業範囲のプログラム作成 事後課題:提示課題の実施・提出 300分
4 Webアプリケーションの基本 ・データのやり取りをマスターしよう ・パーシャル、アプリケーション、クッキー 講義 演習 事前課題:授業範囲のプログラム 作成 事後課題:提示課題の実施・提出 200分
5 Webアプリケーションの基本 ・超簡単メッセージボードを作ろう 講義 実習 事前課題:授業範囲のプログラム 作成 事後課題:メッセージボードの作 成・提出 400分
6 フレームワークの利用 ・Expressを利用しよう ・Expressの基本コードをマスターする ・データを扱うための機能 講義 演習 事前課題:Express Generatorの インストール、授業範囲のプログ ラム作成 事後課題:提示課題の実施・提出 300分
7 データベースの利用 ・データベースを使おう ・データベースの基本をマスターする ・バリデーション 講義 演習 事前課題:SQL Liteのインストー ル、授業範囲のプログラム作成 事後課題:提示課題の実施・提出 300分
8 ORMの利用 ・Sequelizeを使おう ・レコードを検索しよう ・SequelizeによるCRUD ・Sequeilizeのバリデーション 講義 演習 事前課題:Sequelizeのインスト ール、授業範囲のプログラム作成 事後課題:提示課題の実施・提出 300分
9 アプリケーション作りに挑戦 ・DB版メッセージボード 講義 演習 事前課題:授業範囲のプログラム 作成 事後課題:メッセージボードの提 出 300分
10 アプリケーション作りに挑戦 ・Markdownデータ管理ツール 講義 演習 事前課題:授業範囲のプログラム 作成 事後課題:データ管理ツールの提 出 300分
11 総合演習 オリジナルWebアプリケーション作成  (設計) 実習 事前課題:作品構想 事後課題:進捗報告 200分
12 総合演習 オリジナルWebアプリケーション作成  (実装、デバッグ) 実習 事前課題:設計完成 事後課題:実装 400分
13 総合演習 オリジナルWebアプリケーション作成  (デバッグ、試験、アップロード)  プレゼンテーション準備 実習 事前課題:作品完成 事後課題:発表資料作成 300分
14 オリジナルWebアプリケーション作品発表会 発表 事前課題:発表資料提出 200分
15 オリジナルWebアプリケーション作品発表会 自己点検授業 発表 アンケート 講義の振り返り 60分