|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
経営分析
Business Analysis
2 F118-01 2024年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.EDINET等の企業データベース 2.収益性分析 3.安全性分析 4.成長性分析 5.キャッシュフロー分析 本科目は経営情報学科の学習・教育目標の「財務会計基礎能力」に対応する科目である。経 営者が将来的にその職務を果たすためには、経営活動に関する分析情報が必要である。また 、企業の利害関係者は企業活動によってその利害関係に影響が出るために、経営活動に関す る分析情報を必要としている。そこで、当科目においては経営分析の知識と技能を習得し、 経営分析結果について多面的な視点から総合的な判断ができる能力の養成を目標にしている 。
授業の概要および学習上の助言
本科目は、まず財務分析のポイントや用いる分析指標を学び、その後、学んだ分析指標を用いて特定企業について財務分析の 演習を行う。最終的に財務分析結果についてプレゼンテーション演習を行う。演習を行うに際しては、経済ニュースや企業情 報に注意を払い、対象企業や業界についてより深く理解することが大切である。 また、次学期に開講されるファイナンス系科目への導入として、会計とファイナンスの関係についても学ぶ。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目の履修に際しては、本科目に先立って履修する「企業会計基礎」で学んだ内容が必要不可欠であるので、それを十分に 復習しておくことが必要である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
M 財務分析によって齎される情報が、経営者や利害関係者にとって、意思決定をする際に有用であることが理解できる。
M EDINETやHPその他の媒体によって、企業情報を収集・整理することができる。
M 基本的な財務分析の指標を理解し、演習で使うことができる。
M 企業内外の環境を加味し、財務分析指標の数値の変化や差異の理由について自分なりの考えを述べることができる。
M 会計とファイナンスの基本的な役割と違いについて理解できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 0 30 30 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 0 30 30 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 15 0 15 10 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 15 0 15 10 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 10 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 つぎのものを評価する。  1.財務三表(B/S、P/L、C/F)から齎される情報の意味の理解度  2.財務分析に関する基礎知識(収益性、安全性、成長性等の財務分析指標・計算方法)の理解度  3.その他すべての授業を通じて扱った重要な課題に関する理解度
クイズ
小テスト
レポート 授業内容に応じた理解や達成度を確認するレポートを適宜出題し、評価する。
成果発表
(口頭・実技)
つぎのものを評価する。  1.選択した企業の財務分析結果に関する発表
作品
ポートフォリオ
その他 つぎのものを評価する。  1.授業に取り組む姿勢、グループへの貢献度 等
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・ 経営者や利害関係者にとって、財務分析情報が有用である ことを認識し、情報利用者がどんな情報を求めているか理解で きる。 ・ EDINETやHPを利用して企業や業界情報を収集し、 業界や企業の特徴を分析できる。 ・ 会計関連知識・財務分析計算式を駆使して、特定企業の財 務状態を分析することができる。 ・ 財務分析結果を報告書に纏め、客観的な資料と自己判断に よりPPT資料を作成して、プレゼンテーションを行うことが できる。 ・ 会計とファイナンスの基本的な役割と違いについて説明で きる。 ・ 経営者や利害関係者にとって、財務分析結果の情報が有用 であることを理解できる。 ・ EDINETやHPを利用して企業や業界情報を収集する ことができる。 ・ 基本的な財務分析式を利用して特定企業の財務分析指標の 値を算出できる。 ・ 財務分析結果を報告書に纏め、プレゼンテーションするこ とができる。 ・ 会計とファイナンスの基本的な役割と違いについて理解で きる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ガイダンス:講義方針、運営方法(授業日程、講義方 法、課題実施・提出方法、出席確認方法、成績評価方 法など)を説明し、講義への取り組み姿勢と具体的な 指導方法を確認する。 講義および質疑応答、演習 予習:「企業会計基礎」の授業内 容を復習しておく。 復習:講義ノートを整理して、経 営分析の意義と目的について理解 を深める。 260
2回 財務諸表の復習 講義および質疑応答、演習 予習:「企業会計基礎」の授業内 容を復習しておく。 復習:学習した財務諸表について 、復習して理解を深める。 260
3回 財務分析の全体像 財務分析指標① 講義および質疑応答、演習 予習:今までの授業内容を復習し ておく。 復習:学習した財務分析指標につ いて、意味と計算方法を復習して 理解を深める。 260
4回 財務分析指標② 講義および質疑応答、演習 予習:今までの授業内容を復習し ておく。 復習:学習した財務分析指標につ いて、意味と計算方法を復習して 理解を深める。 260
5回 財務分析指標③ 講義および質疑応答、演習 予習:今までの授業内容を復習し ておく。 復習:学習した財務分析指標につ いて、意味と計算方法を復習して 理解を深める。 260
6回 財務分析指標④ 講義および質疑応答、演習 予習:今までの授業内容を復習し ておく。 復習:学習した財務分析指標につ いて、意味と計算方法を復習して 理解を深める。 260
7回 財務分析演習 講義および質疑応答、演習 財務分析指標の振り返りと次回の 演習の準備をする。 260
8回 財務分析演習 講義および質疑応答、演習 財務分析指標の振り返りと次回の 演習の準備をする。 260
9回 財務分析演習 発表準備 講義および質疑応答、演習 財務分析指標の振り返りと発表の 準備をする。 260
10回 財務分析結果の発表 プレゼンテーション演習 財務分析演習 予習:発表の準備をする。 復習:グループワークやプレゼン テーションの結果を振り返る。学 習した内容について確認する。 260
11回 財務分析と金融市場 講義および質疑応答、演習 予習:今までの授業内容を復習し ておく。 復習:授業ノートを整理しながら 、授業内容の理解を深める。 260
12回 会計とファイナンス① 講義および質疑応答、演習 予習:今までの授業内容を復習し ておく。 復習:授業ノートを整理しながら 、授業内容の理解を深める。 260
13回 会計とファイナンス② 講義および質疑応答、演習 予習:今までの授業内容を復習し ておく。 復習:授業ノートを整理しながら 、授業内容の理解を深める。 260
14回 【期末試験】 授業内容に関する試験 期末試験 講義および質疑応答 予習:すべての授業内容について 復習し、理解を深めておく。 復習:期末試験の内容について再 度確認し、理解する。 260
15回 【自己点検】 ・ 期末試験の解説 ・ 経営分析の学習・教育内容に関する質疑応答 ・ アンケート 期末試験解説と質疑応答 アンケート 予習:すべての授業内容について 復習し、理解を深めておく。 復習: ・期末試験の内容について再度確 認し、理解する。 ・すべての授業内容について復習 する。 260