専門教育課程 心理科学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
健康・医療心理学
Health and Medical Psychology
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2 |
F319-01 |
2024年度
4期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.ストレス
2.保健活動
3.健康
4.医療現場
5.予防
|
この科目では、医療現場をはじめとするヘルスケアの領域において、心理学を活かした支援
を行うために必要な基礎的な知識を身につける。
主として,日常生活で生じるストレスと心身の疾病との関係について学習し、心理的な支援
の役割を理解する。また,医療現場における心理社会的課題を学び、必要な支援を考えたい
。さらに災害時等に必要な心理に関する支援について触れたい。 |
授業の概要および学習上の助言 |
健康心理学および医療心理学の全体像について概括的に学び、健康とは何かを理解する。そのうえで、人々の健康のために公
認心理師、あるいは心理学を学んだ者はどのような支援が可能であるのか、健康心理学的視点から考察する。
本授業の内容は、自分や自分の身近な人の健康状態を良好に保つためにも役立つ授業となる。自分自身の健康やストレスと関
連づけながら理解し、日常生活の中で活かしていくことを意識しつつ、学習を進めてもらいたい。
なお、授業内容の理解状況の理解やストレスについて考えることを目的に、質問紙調査の実施や生理指標の測定を実施する場
合がある(回答や実施の有無は任意である)。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:健康・医療心理学[講談社]
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
特に健康心理学に関連して、ストレスやストレスマネジメント、食や運動などの健康行動に関する書籍を読んでおくことを勧
める。また、地域の医療現場にてどのような心理的支援が行われているのかを調べ、どのような支援を受けたいかを考えてお
いてほしい。講義で得た知識や技術を自分自身や、自分の周囲の人の「健康づくり」に活用することで、より積極的に受講内
容に関する理解を深めてほしい。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
J,L |
ストレスの過程と疾患の関係について説明できる。 |
② |
J,L |
医療現場における代表的な心理的支援を挙げることができる。 |
③ |
J,L |
医療現場における公認心理師の役割を述べることができる。 |
④ |
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⑤ |
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⑥ |
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達成度評価 |
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評価方法 |
総合評価割合 |
25 |
35 |
30 |
5 |
0 |
0 |
5 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
25 |
35 |
30 |
5 |
0 |
0 |
5 |
100 |
総合力指標 |
25 |
35 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
60 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
授業で学習したすべての内容の理解度を確認する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
レ |
小テストは2回実施する。
出題範囲は、各時点までの授業で学習した内容とする。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
2つの課題を出題する予定である。6回目および11回目講義時に提出を求める。テーマは授業の中で指示す
る。
ストレス,自殺予防に関する論文や書籍を事前に読んでおくこと。
ただし,この評価については,当該年度に学科で実施される研究への参加で代替される場合がある。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
健康づくり行動に関するグループディスカッションを行い,プレゼンテーションを行う。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
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⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
ワークシートの内容、授業態度、および課題の提出状況(期限の厳守)などから、総合的に判断する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
日常生活で生じるストレスと心身の疾病や症状との関係を、自
らの経験を照らし合わせて、説明することができる。
医療現場における心理的な支援の役割や方法を知り、十分に説
明することができる。
健康や医療に関する諸問題を解決するために、心理的な支援を
行う者はどのような手立てが取れるのか、対象者の現状を踏ま
えて具体的に考察することができる。 |
日常生活で生じるストレスと心身の疾病や症状との関係を、一
般的な概念として、説明することができる。
医療現場における心理的な支援の役割や方法について知り、説
明することができる。
健康や医療に関する諸問題を解決するために、心理的な支援を
行う者はどのような手立てが取れるのか、自分なりに考察する
ことができる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
オリエンテーション,健康心理学・医療心理学とは |
講義,ふりかえり |
予習・復習:教科書第1部の各章 |
60 |
2 |
ストレスの心理学的理解とアセスメント |
講義,演習,ふりかえり |
予習・復習:教科書第1部の各章 |
60 |
3 |
心の健康とストレスマネジメント |
講義,演習,ふりかえり |
予習・復習:教科書第1部の各章 |
60 |
4 |
小テスト1
ストレスの生理と心身の疾病 |
講義,小テスト,ふりかえり |
予習・復習:教科書第1部の各章 |
120 |
5 |
ストレスの生理と心身の疾病
健康日本21とは,グループディスカッション |
講義,演習,ふりかえり |
予習・復習:教科書第1部の各章 |
60 |
6 |
健康支援活動とストレスチェック制度 |
講義,演習,ふりかえり |
予習・復習:教科書第2,3部の各
章 |
240 |
7 |
さまざまな保健活動(予防とセルフケア) |
講義,演習,ふりかえり |
予習・復習:教科書第2,3部の各
章 |
60 |
8 |
自殺予防,小テスト2 |
講義,演習,小テスト |
予習・復習:教科書第2,3部の各
章 |
60 |
9 |
災害時等に必要な心理に関する支援 |
講義,ふりかえり |
予習・復習:教科書第4部の各章 |
120 |
10 |
医療現場における活動の基本
自己点検 |
講義,自己点検 |
予習・復習:教科書第2,3部の各
章 |
90 |
11 |
ヘルスケアにおける法律・制度・倫理 |
講義,演習,ふりかえり |
予習・復習:教科書第2,3部の各
章 |
240 |
12 |
精神科・心療内科・医療観察法指定医療機関での支援 |
講義,演習,ふりかえり |
予習・復習:教科書第2,3部の各
章 |
60 |
13 |
さまざまな医療現場と支援領域(母子支援,高齢者支
援等) |
講義,演習,ふりかえり |
予習・復習:教科書第2,3部の各
章 |
60 |
14 |
ふりかえり授業,達成度確認試験 |
試験,講義 |
復習:授業で扱った全範囲 |
240 |
15 |
成績確認、補足授業、自己点検 |
講義,ふりかえり,自己点検 |
復習:授業で扱った全範囲 |
60 |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。