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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 情報工学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
その他科目
その他
情報工学特別講義Ⅱ
Special Lecture for Information and Computer Science 2
2 E552-01 2024年度
2期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.基本情報技術者 2.コンピュータシステム 3.ファイルとデータベース 4.ネットワークとセキュリティ 5.システム戦略と経営戦略 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施している国家資格試験「基本情報技術者」 の未取得者を対象に、科目A試験免除制度(旧午前試験免除制度)の適用を得るために必要と なる100履修項目(経済産業大臣が告示で定める履修項目)を取り上げ、情報処理技術者能 力認定試験2級1部(IPA修了試験の受験資格)に合格できる能力を修得する。
授業の概要および学習上の助言
この講義では、はじめに、基本情報技術者試験の科目A試験免除(旧午前試験免除)に必要な資格要件について説明する。次 に、資格要件の一つである「情報処理技術者能力認定試験2級1部」の概要と扱われている内容全般ついて説明する。試験範 囲の内、コンピュータシステム、システム構成要素、ネットワーク技術、データベース技術、についてはテキストと過去問題 集で学習する。開発技術、開発ツール、セキュリティ、マネジメント、システム戦略については過去問題集(授業で配布)を 中心に学習する。最終日には「情報処理技術者能力認定試験2級1部」の模擬テストを実施する。この資格は、科目A試験免 除制度の適用を得るのに必要な「IPA修了試験」の受験資格であるため、本科目の履修者は必ず受験すること。なお、「IPA修 了試験」を受験するためには、3年次前学期に開講される「情報工学特別講義Ⅶ」の受講も必要であるため、科目A試験免除 制度の適用を希望する場合には3年次において必ず履修すること。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:情報処理試験合格へのパスポート コンピュータ概論[株式会社ウイネット]、情報処理試験合格へのパスポート シ     ステム開発技術[株式会社ウイネット] 他1冊 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
履修の前提条件: 基本情報技術者資格未取得の学生を対象とする。全学年を対象とするが、コンピュータシステムの基礎、 情報ネットワークの基礎、データベースの基礎、アルゴリズムとデータ構造の基礎を履修済みであることが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
I-P 基本情報技術者試験の出題範囲がわかり、午前試験免除制度適用のための試験対策ができる。
I-P コンピュータの基礎技術について要点を説明できる。
I-P 情報ネットワークの基礎事項を説明できる。
I-P ファイルシステムとデータベースの基礎事項を説明できる。
I-P セキュリティの基礎事項を説明できる。
I-P 開発技術の基礎事項を説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 100 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 100 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 50 0 0 0 0 50
思考・推論・創造する力 0 0 50 0 0 0 0 50
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 0 0
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 過去問の回答結果をレポートとして評価する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
最終回の模擬試験で「情報処理技術者能力認定試験2級1部」 に十分に合格できるレベルの得点を得る。 最終回の模擬試験で「情報処理技術者能力認定試験2級1部」 に合格できる最低レベル以上の得点を得る。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
第1週 ・本講義の目的、進め方の説明  ・基本情報技術者試験の概要  ・午前試験免除制度の概要 ・コンピュータの基礎 ・過去問題集を基にした講義 と演習 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第2週 ・数値の表現  ・基数変換と補数 ・開発技術 ・過去問題集を基にした講義 と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第3週 ・コンピュータ構成要素  ・プロセッサとメモリ  ・論理演算と論理回路  ・入出力 ・開発技術 ・過去問題集とテキストを基 にした講義と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第4週 ・基礎理論  ・応用数学  ・情報に関する理論  ・計測制御に関する理論 ・開発技術 ・過去問題集とテキストを基 にした講義と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第5週 ・ソフトウェア  ・OSとミドルウエア  ・ファイルシステム ・開発技術 ・過去問題集とテキストを基 にした講義と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第6週 ・システム構成要素  ・システムの構成  ・システムの評価指標 ・プログラム言語と開発ツール ・過去問題集とテキストを基 にした講義と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第7週 ・マルチメディア  ・マルチメディア技術  ・マルチメディア応用 ・セキュリティ ・過去問題集とテキストを基 にした講義と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第8週 ・ネットワーク  ・インターネット  ・伝送制御  ・ネットワーク応用 ・プロジェクトマネジメント ・過去問題集とテキストを基 にした講義と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第9週 ・データベース  ・データ操作とSQL  ・トランザクション処理  ・データベースの設計と応用 ・サービスマネジメント ・過去問題集とテキストを基 にした講義と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第10週 ・情報セキュリティ ・過去問題集とテキストを基 にした講義と演習、自己点検 ・演習問題の復習 ・次週の予習 200
第11週 ・修了試験の過去問対策(1) ・過去問のテストと解答、自 己点検 ・過去問の復習 ・次週の予習 200
第12週 ・修了試験の過去問対策(2) ・過去問のテストと解答、自 己点検 ・過去問の復習 ・次週の予習 200
第13週 ・修了試験の過去問対策(3) ・過去問のテストと解答、自 己点検 ・過去問の復習 ・次週の予習 200
第14週 ・修了試験の過去問対策(4) ・過去問のテストと解答 ・自己点検 ・過去問の復習 200
第15週 ・自己点検授業 ・達成度の確認 担当教員の指示に従う 200