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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 環境土木工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
環境土木工学設計Ⅰ
Design in Civil and Environmental Engineering I
2 E704-01 2024年度
2期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.環境土木工学科・専攻の概要 2.環境土木業界の概要 3.土木史 4.大学院進学とキャリアパス 5.地域連携 本科目は,環境土木工学分野の導入科目であり,「工学大意(環境土木)」で学習した学部 全体の内容を深めるための,環境土木工学科に特化した科目である。大学および大学院で学 習する環境土木工学全般の構成と概要を体系的に学ぶことにより,環境土木工学に関する理 解を深めることができ,その上で学習目的を自覚し,技術者としての目標を設定できる。ま た,環境土木業界の分野や仕組み,および過去から未来に繋がる土木史を理解できる。これ らを踏まえて,大学院進学を含む,自己のキャリアパスをデザインできる。
授業の概要および学習上の助言
環境土木工学分野の概要を学習する.主な内容を次に示す. ・環境土木工学科で学ぶ科目の概要と流れを理解する. ・環境土木工学の概要を理解する. ・過去から将来への環境土木工学分野の動向を理解する. ・北陸地域,日本全国,アジア諸国および世界の発展のために,環境土木工学に求められる技術と,それに従事する技術者の 魂を理解する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
・工業高校および普通科に拘わらず,本科目の受講が重要となる。なお「修学基礎A」「工学大意(環境土木)」に習熟して いることが必要である。 ・2年次以降の全科目,特に「アカデミックライティング」「環境土木工学設計Ⅱ」「進路セミナーⅠⅡ」の受講に役立つ。 ・講義内容を理解するためには,欠席しないことが必須である。講義中の私語は厳禁とする。 ・社会の第一線で働く学外の技術者による講義に対しては,社会人と同等の立場での応対が求められる。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
J,K,L,M 環境土木工学科および専攻における学習の概要を理解できる。(0.1J, 0.1K, 0.1L, 0.1M)
I 環境土木業界の概要を理解できる。(0.3I)
A 自己のキャリアパスを設計できる。(0.3A)
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 15 70 0 0 10 5 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 15 70 0 0 10 5 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 10 10 0 0 5 0 25
思考・推論・創造する力 0 5 30 0 0 0 0 35
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 20 0 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 0 0 5 5 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
自然災害の概要と対策を問う。 土木分野での社会問題について問う。 国土の発展手法について問う。
レポート 1)環境土木に関連する小説あるいは映画・ビデオについて自分の感想を述べる。ただし,他の授業で読 んだり,観たりした対象は除く。 2)先人の偉業や歴史的な土木構造物について調査し,その効果を述べる。 外部講師による講義から,大学で身に付けるべき能力を理解し,また大学院修士課程で成長する能力も踏 まえ,卒業後に実社会において環境土木技術者として活躍するためのキャリアパスをデザインする。 環境土木の代表的な分野を理解し関心を高める事で、環境土木技術者としての夢を描き,志を示す。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ 予習ノートを作成し,課題に対する自己学習を行いその成果を提出する。
その他 授業に積極的に参加する。疑問点はそのままにせず,質問する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
環境土木工学の全般的な内容を理解し、今後の進路決定も含め て、自ら考え行動する技術者になるための心構えを自覚できる 。また、環境土木工学についての基本的な事柄を説明でき、質 疑応答もできる。 環境土木工学の全般的な内容を理解できる。また、環境土木工 学についての基本的な事柄を説明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ガイダンス ・この科目の意義を理解する。 ・授業の運営方法を確認する。 ・過去の偉業の紹介 講義と質疑 [復習] 本科目で学習する内容を確認する 。配布資料の復習。 30
2 土木史を学ぶ(数例を紹介) ビデオ視聴及び配布資料 視聴レポートの作成・提出 100
3 分野解説(1) ・治山(砂防)について,その意義や事業を理解する 。 講義と質疑 ビデオ視聴 [予習] 砂防について調べ、予習ノートに 纏める [復習] 授業スライドの復習 60 40
4 分野解説(2) ・治水(河川、ダム、堤防)について,その意義や事 業を理解する。 講義と質疑 [予習] 洪水について調べ、予習ノートに 纏める [復習] 授業スライドの復習 60 40
5 分野解説(3) ・電力について,その意義や事業を理解する。 講義と質疑 [予習] 電力問題について調べ、予習ノー トに纏める [復習] 授業スライドの復習 60 40
6 分野解説(4) ・運輸(交通)について,その意義や事業を理解する 。 講義と質疑 [予習] 国土計画のあり方について調べ、 自分の考えを予習ノートに纏める [復習] 授業スライドの復習 60 40
7 小テスト ・これまでの授業から設問をする。 予習ノートの提出 テスト問題への回答 [予習] 第1回〜6回までの授業の振り返り [復習] テスト問題の自己復習 120 30
8 環境問題(1) ・公害問題や法整備、環境アセスメントなどについて 学ぶ 講義と質疑 [予習] 過去の公害について調べ、予習ノ ートに纏める [復習] 授業スライドの復習 60 40
9 環境問題(2) ・地球環境に関する今後の課題と取組みについて学ぶ 講義と質疑 ビデオ視聴 [予習] 気候変動について調べ、予習ノー トに纏める [復習] 授業スライドの復習 60 40
10 【総合カラーリング】 外部講師による特別講義(1) 講義と質疑 聴講ノートの作成・提出 聴講した結果をレポートに纏める 。 100
11 国際事業 ・海外における日本の役割や活動などについて学ぶ 講義と質疑 ビデオ視聴 [予習] 日本の国際貢献の事例について調 べ、予習ノートに纏める [復習] 授業スライドの復習 60 40
12 【総合カラーリング】 外部講師による特別講義(2) 予習ノートの提出 講義と質疑 聴講ノートの作成・提出 聴講した結果をレポートに纏める 。 100
13 キャリアパスデザイン(1) ・自身の興味を踏まえ,今後の研究分野や就業につい て考える。 講義と質疑 ビデオ視聴 [予習] 興味ある分野について調べる [復習] 修士研究やPDⅢに興味を持つ 30 30
14 キャリアパスデザイン(2) ・外部講師を交えた座談会 ・就業に対する理解や,自身の適性を考え現時点での キャリアパスをデザインする。 講義と質疑 [予習] 興味ある分野について調べる [復習] 将来目指したい仕事に興味を持ち 自ら調べを始める 30 30
15 最終レポート レポート作成 自己点検、授業アンケート [予習] これまでの授業を復習する [復習] 次年度以降の専門科目に興味を持 ち,大学での勉強の意義を理解す る 120 30