専門教育課程 心理科学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
知覚・認知心理学A
Psychology of Perception and Cognition B
|
2 |
F317-01 |
2024年度
2期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.視覚
2.聴覚
3.感覚感相互作用
4.神経基盤
5.障害
|
人間のすべての行動は情報を取り込み、処理するという流れの中で生じている。この講義で
は情報を取り込む仕組みの前半部分である感覚・知覚・注意に焦点を当て、人間の心の働き
の基礎を理解する。講義ではそれらの仕組みの神経基盤についても触れ、神経の障害によっ
てもたらされる感覚・知覚の障害についても紹介する。 |
授業の概要および学習上の助言 |
授業は講義を中心としてデモンストレーションや簡単な実習を交えて進める。教科書は使わず板書を中心に、スライドによる
資料提示を補助として用いる。座席指定は行わないが、黒板やスライドが見やすい席に座ることを勧める。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
心理学概論や心理学基礎実験実習で学んだ内容と深く関連するため、復習しておくことが有益である。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
D,J,K |
人間の視覚に関する知識を持ち、説明することができる。 |
② |
D,J,K |
人間の聴覚の仕組みについて理解し、説明することができる。 |
③ |
D,J,K |
人間の知覚の神経基盤に関する知識を持ち、説明することができる。 |
④ |
D,J,K |
人間の知覚の障害について理解し、説明することができる。 |
⑤ |
D,J,K |
人間の知覚・認知について明らかにした研究に関する知識を持ち、新たな研究の考案につなげることができる。 |
⑥ |
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|
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
40 |
40 |
10 |
0 |
0 |
0 |
10 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
40 |
40 |
10 |
0 |
0 |
0 |
10 |
100 |
総合力指標 |
25 |
15 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
40 |
5 |
0 |
5 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
10 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
40 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
講義で扱った内容に関して学期末の筆記試験によって評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
レ |
主に前回の授業内容に関して筆記試験によって確認する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
講義で学んだ内容に関連する日常での体験について、文献を参考に考察を行う。講義内容を応用する能力
を評価する。ただし、この評価については、当該年度に学科で実施される研究への参加で代替される場合
がある。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
出席状況や授業中の態度、小テストへの取り組みなどを総合的に評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
感覚・知覚の働きについて理解し、人間の心の働きについての
説明をするとともに、心の働きについて調べるための研究計画
につなげることができる。 |
感覚・知覚の基本的な役割を理解し、人間の心の働きに関する
説明を行うことができる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
オリエンテーション
感覚の種類 |
講義
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
2 |
知覚の基本特性1
恒常性 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
3 |
知覚の基本特性2
対比・同化・順応 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
4 |
知覚の基本特性3
感覚・知覚の測定法 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
5 |
視覚1:明るさと色 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
6 |
視覚2:運動と奥行き知覚
中間振り返り |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
7 |
聴覚の仕組み
音声知覚 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
8 |
体性感覚 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
9 |
味覚と嗅覚 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
|
10 |
感覚間相互作用 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
11 |
注意:情報の選択と抑制 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
12 |
知覚の神経基盤と障害 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
13 |
知覚に関する最近の研究 |
講義
小テスト
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
14 |
これまでの振り返り
達成度確認試験 |
振り返り
筆記試験 |
試験内容の確認 |
30 |
15 |
試験結果の確認
自己点検 |
講義
討論 |
これまでの内容を復習してくる |
60 |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。