1 |
・オリエンテーション(科目の目的,進め方,スケジ
ュール,成績評価の方法を知る。)
・ウェルビーイングという概念を知る。
・現時点の自らのウェルビーイングを知る。
・VIA-ISという心理検査の受検方法を知る。 |
学習支援計画書とその内容を
示したスライドを用いた講義
グループ活動(PERMAモデル
に沿って自分の生活の中での
ウェルビーイングの要素につ
いて話し合う)。
PERMA-Profiler KIT版の受検
(ウェブ上で実施)。
資料を基にVIA-ISの受検方法
を知る。 |
VIA-ISを受検し,結果を保存して
,次回に持参する。 |
60 |
2 |
・建設的傾聴の基本的態度と基本的スキルを知る。
・自分の性格的強みを実感する。 |
ワークショップ(各自が持参
したVIA-ISの結果をもとに,
積極的傾聴といった態度,最
小限の励まし・言い換え,開
かれた質問といった傾聴スキ
ルを体得する) |
自分の強みを新たな方法で試す。
その結果を記録用紙に記録し,次
回に提出する。 |
120 |
3 |
・性格的強みと多様性
・自分のウェルビーイングを増大させる方法(「3つ
のよいこと,TGT」)を知る。 |
グループ活動(性格的強みを
新たな方法で試した結果をグ
ループで話し合い,全体で共
有する)。
講義と演習(「3つのよいこ
と(TGT)」の実施方法を伝
え,練習問題を行う) |
TGTを実施し記録用紙に記入する
。次回にその結果を持参し,提出
する。 |
150 |
4 |
・TGTの復習と精緻化
・アサーションの概念の学習と体験的理解 |
グループ活動(TGTの記録を
もとに小グループでシェアリ
ングし,全体で共有する)。
終了後,TGTの記録用紙を回
収する。
講義とワークショップ(アサ
ーションの概念の講義とウォ
ーミングアップ,小グループ
での即興劇の制作とプレゼン
テーション)。
グループ活動(TGTの記録に
今まで学習した望ましいコミ
ュニケーションを試みた結果
を入れる方法を考える) |
望ましい対人コミュニケーション
を含めたTGTを実施し,記録用紙
に記録する。次回に提出する。 |
150 |
5 |
・自分が決断してできたことを評価する。
・将来の理想の自分(BPS; Best Possible Selves)
というポジティブエクササイズを体験する。 |
グループ活動(コミュニケー
ションを含めたTGTの結果の
シェアリングと小グループの
話し合いの結果を全体に共有
する)。
質疑応答(TGTの実施方法や
記録方法についての疑問を解
消する)。終了後,TGTの記
録用紙を回収する。
講義とワークショップ(BPS
の実施方法の説明を受ける。
その後,ペアになって相手の
BPSのエクササイズを促進す
るセッションを持つ。次に小
グループで相手のBPSを紹介
する)。
宿題の説明(実際に宿題とし
て行うBPSの説明)。 |
BPSを実施し,その記録を次回に
持参し,提出する。 |
150 |
6 |
・BPSを通じて理想の多様性を知る。
・より現実的な理想の自分を想像する。
・現実的な目標に向かう経路を考える。 |
グループ活動(宿題のBPSの
記録をもとに,グループでBP
Sの体験を共有し,さまざま
な理想の姿があることを知る
)。終了後,BPSの記録用紙
を回収する。
ワークショップ(より現実的
な5年後の理想の自分を想像
する。また,その理想の姿に
近づくための経路を考える)
。
講義(計画と現実のギャップ
,困難に出会った時の対処方
法を知る)。 |
5年後の理想の自分を想像し,そ
の一場面の記述と,そこに至るま
での経路,困難に出会った時の対
処方法等を記載したレポートを書
式にしたがって作成し,次回に提
出する。 |
150 |
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・自分の心理的な変化を含めた学習内容の振り返り
・自分のウェルビーイングの変化を知る |
PERMA-Profiler KIT版の受検
(ウェブ上で実施)。最初の
授業で実施したものと比較す
る。
発表(ひとり2分程度で「学
生が達成すべき行動目標」に
沿って,授業を振り返って,
感想を述べる)。
宿題のレポートの提出。
講師の講評
授業アンケートの実施。 |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。