修学基礎教育課程
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
修学基礎教育課程 人間形成基礎科目 生涯スポーツ |
生涯スポーツ演習(登山)
Academic Exercises on Lifelong Sports(Mountain climbing)
|
1 |
G072-13 |
2024年度
2期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.生涯スポーツ
2.登山
3.安全
4.ルール
5.白山
|
スポーツの基礎技能習得をねらいとする学習活動を通じて、①生涯にわたりスポーツを楽し
むこと、②スポーツ活動を自主的・主体的に計画・実行(実践)・評価・改善するための知
識や能力、③社会(学生)生活を営むうえで必要な事柄(ルールと規律を守る心、仲間に対
する敬意と思いやりの心、チャレンジ精神、リーダーシップ・フォロワーシップ、責任感、
安全に対する意識、コミュニケーション能力など)を身につけることができるようになる。 |
授業の概要および学習上の助言 |
本授業では、登山の学習を通じて上記の学習教育目標の達成を目指す。
1.講義形式
集中講義形式とし、前学期終了後の8月上旬に2泊3日の予定で実施する。
2.授業の概要
1)登山の基礎知識
2)登山の基礎技術とその実践
3)登山の安全について
3.装備
登山(白山を予定)を安全に行うため次の装備が必要である。
リュックサック 帽子 手袋 登山ズボン トレッキングシューズ(または、登山靴) 靴下 雨具(ポンチョ、ビニー
ル合羽) セーター 下着 その他の防寒着 洗面用具 水筒 懐中電灯 サングラス 常備薬 カメラ 靴紐 筆記用
具 保険証
特に、荷物の量に応じたリュックサック、登山用雨具および、トレッキングシューズ(または、登山靴)は必須である。
また、小グループでコンロや登山用食器類を持参すると登山が快適となる。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
登山の用具・装備等は各自で準備すること。
予備登山をするなど事前の準備(体力調整)を行って参加すること。白山はアプローチの長い山であり、十分な準備が必要。
登山における安全について十分理解しておくこと。
費用、登山コースおよび、宿泊地などの詳細についての説明は実施説明会で行う。
実習費用(交通費、宿泊費、昼食費、雑費、保険代金などを含め、前年度実績は26,500円)は自己負担となる。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
A,B |
生涯にわたりスポーツを楽しむことの重要性について、文章で表現できる。 |
② |
B |
選択した種目の基礎技能を習得し、授業でそれらを活用できる。 |
③ |
A,B |
スポーツ活動を自主的・主体的に計画・実行・評価・改善するための知識や能力を身につけ、それらを文章で表現できる。 |
④ |
A,B |
社会生活を営むうえで必要な事柄について理解し、文章で表現できるとともに、学習活動で実践できる。 |
⑤ |
A,B |
生活習慣自己管理表に基づき、問題点と改善策を文章で表現できる。 |
⑥ |
A,B |
スポーツにおける安全管理について理解し、学習活動で実践できる。 |
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
30 |
25 |
0 |
10 |
35 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
30 |
25 |
0 |
10 |
35 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
10 |
5 |
0 |
5 |
0 |
20 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
5 |
15 |
0 |
0 |
5 |
10 |
0 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
30 |
35 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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レポート |
① |
レ |
(1)レポート1(実習前)
基礎知識を身につけるために実施する(登山計画書の作成を予定)。
事前ガイダンスにおいて、詳細を伝える。
(2)レポート2(実習後)
登山終了後に、①「白山登山の評価や改善点(事前に提出した登山計画書の改善点を含む)」および、
②「生涯にわたり登山に親しむことで得られる事柄」についてレポートとして提出するものとする。 |
② |
|
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
登山中のグループ行動の観察から評価を行う。
観点は、グループ登山の知識(装備・マナー・安全・責任)の実践やグループ活動におけるリーダーシッ
プとフォロワーシップ(コラボレーション)などである。
登山後の授業において、登山の成果(評価)について小グループごとにプレゼンテーションを行う。 |
② |
|
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
レ |
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
|
生活習慣自己管理表を作成し、担当教員が指定する期日までに提出すること。 |
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
レ |
⑥ |
|
その他 |
① |
|
次の観点から評価を行う。
全ての学習活動に無遅刻・無欠席で、真摯な学習態度で参加しているか。
その他、登山という野外活動形式の授業に参加するときの決まり事を守りながら参加しているか。 |
② |
レ |
③ |
|
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
レ |
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
(1)生涯にわたりスポーツを楽しむことの重要性について文章
で適切に表現できる。(2)選択した種目の基礎技能を十分習得
し、授業でそれらを適切に活用できる。(3)スポーツ活動を自
主的・主体的に計画・実行・評価・改善するための知識や能力
を十分身につけ、それらを文章で適切に表現できる。(4)社会
生活を営むうえで必要な事柄について十分理解し、学習活動で
実践できる。(5) 生活習慣自己管理表に基づき、問題点と改善
策を文章で適切に表現できる。(6)スポーツにおける安全管理
について十分理解し、学習活動で実践できる。 |
(1)生涯にわたりスポーツを楽しむことの重要性について文章
で表現できる。(2)選択した種目の基礎技能を習得し、授業で
それらを活用できる。(3)スポーツ活動を自主的・主体的に計
画・実行・評価・改善するための知識や能力を身につけ、それ
らを文章で表現できる。(4)社会生活を営むうえで必要な事柄
について理解し、学習活動で実践できる。(5) 生活習慣自己管
理表に基づき、問題点と改善策を文章で表現できる。(6)スポ
ーツにおける安全管理について理解し、学習活動で実践できる
。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1回 |
実習ガイダンス |
講義室において実習のガイダ
ンスを行う。 |
課題:レポートを作成し、指定期
日までに提出する。 |
180 |
2〜6回(集中講義形式) |
白山において2泊3日の登山実習により、登山に関す
る学習を行う。
実習終了後にこれまでの学習状況を確認する。 |
野外実習 |
課題:レポートを作成し、指定期
日に提出する。
7回目の授業までに、小グループ
ごとに登山実習のまとめに関する
学習(グループ討議と発表準備)
を行う。 |
120 |
7回 |
講義室で登山実習のまとめに関する学習(小グループ
ごとのプレゼンテーション)により、今後の登山にフ
ィードバックすべき内容を確認する。
学習成果を確認する。 |
講義室で登山実習のまとめ(
プレゼンテーション)と学習
成果を確認する。
授業アンケートを行う。 |
後学期期間中の生活習慣自己管理
表を作成し、印字したものを指定
期日に提出する。 |
240
60 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。