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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(川﨑寧史研究室)
Design Project III(Kawasaki Yasushi)
8 A921-03 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.建築計画 2.建築デザイン 3.環境デザイン 4.デザインプレゼンテーション 5.地域連携 建築施設の適性な計画を立案する能力を身に付ける。さらに建築や内部空間、オープンスペ ースをデザインし、これらを魅力的に表現できる技能・能力を養う。そのために、健全な建 築計画のなりたち、さらに建築や空間の意匠について、調査や演習を通して十分理解する。 これと同時に、ドローイングや模型などの従来手法に加えて、CAD/CGなどによる高度な表現 手法を積極的に習得し、美しく魅力あるプレゼンテーションを制作できるようにする。
授業の概要および学習上の助言
建築計画および空間デザインの制作活動を行う。 1.前学期:建築計画・空間デザインの制作と表現  建築計画・デザイン課題や公開設計競技などの参加により、適性で魅力ある建築・空間デザインの作品制作を行う。この   際、CAD/CGなどを利用した魅力あるデザイン表現を積極的に試みる。 2.前・後学期:課外プロジェクトの参加など  金沢市中心部での地域連携活動「月見光路」などに参加し、造形オブジェやインテリアデザインの制作とこれらを都市空間 に配置した都市・空間デザインを実施する。このプロジェクトを通じて、インテリアや都市空間のスケール感を身に付ける。 さらに地域連携や共同作業を通して、リーダーシップや協調性などを身に付ける。 3.後学期:複合建築の作品制作  自らが提案したプロジェクトプロポーザルに基づいて、オープンスペースを含めた建築施設の計画・設計を行い、最終作品 とする。この作品は4年間の集大成として、意匠・計画・構造・環境・都市など建築の基盤条件を充分満たし、かつ随所に魅 力ある空間や独自性のあるデザインが提案できていることが目標となる。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:テキスト 建築計画[学芸出版社] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
建築計画を復習し、施設計画の基本をよく理解しておく。また建築専門誌などをつねに閲覧し、最新の建築デザインやその動 向を理解する習慣を身に付ける。 デザイン制作は授業時間および予習・復習の枠内で到底習得できるものではない。そのためには課外授業や日常生活において 、積極的にデザイン活動に参加し、設計技能を自ら鍛錬していく必要がある。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K 1.建築デザイン・美術の知識を深め、自らの価値判断やデザインの感性を高める。
I,K,S 2.建築計画に関連する領域を幅広く学習し、これからの時代に求められる建築空間やその構成について知る。
I,M,N,O 3.構造や環境設備を含めた建築実体の成り立ちが理解できる。
K,L,Q 4.都市空間や環境を充分考慮した建築およびオープンスペースの設計ができる。
J,P 5.模型、CAD/CGなどのプレゼンテーション技法を積極的に習得し、魅力あるデザイン表現が描けるようになる。
L,Q 6.地域と連携したまちづくり活動の意義を理解し実践できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 0 30 50 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 0 30 50 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 0 0 10 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 0 0 30 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 10 10
発表・表現・伝達する力 0 0 0 20 10 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 10 0 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート
成果発表
(口頭・実技)
各学期で提出される中間報告書の発表内容および後学期のプロジェクトデザインⅢの公開発表審査会での 発表内容と質疑応答で評価する。なおプロジェクトデザインⅢの単位認定は、この公開発表審査会におい て合格であることが必須である。
作品 各学期で提出される作品および後学期の最終成果品(プロジェクトレポート)により評価する。
ポートフォリオ
その他 研究室において、指定された活動への取り組み姿勢や実践成果などを評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
計画・意匠に加え、構造、環境、都市の視点から総合的に建築 を理解し、適正な建築計画に基づいた設計を行うことができる 。これに加えて、独自性のあるデザインや魅力ある空間を創出 することができ、高度で美しいプレゼンテーションとしてこれ らを表現することができる。 計画・意匠に加え、構造、環境、都市の視点から総合的に建築 を理解し、適正な建築計画に基づいた設計を行うことができる 。さらにこれらを正確に設計図面として描くことができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1週 ガイダンス 前学期建築計画・デザイン課題の説明 月見光路等のデザイン制作プロジェクトの説明 セミナー 復習 90
2〜13週 前学期課題・デザイン制作プロジェクトに関するセミ ナーとエスキース デザイン制作プロジェクトのコンセプト検討・デザイ ンスタディ セミナー・エスキース・演習 予習・復習  1080
14週 前学期課題・デザイン制作プロジェクトの発表と講評 発表・講評・意見交換 予習・復習  90
15週 前学期授業の復習と後学期の取組み セミナー・意見交換 予習・復習  90
16〜18週 月見光路等のデザイン制作プロジェクトの実施 演習・課外授業 予習・復習  270
19〜25週 卒業制作(作品)に関するデザインセミナーとエスキ ース セミナー・演習・エスキース 予習・復習 630
26〜29週 卒業制作(作品)のエスキース・プレゼンテーション 制作の指導 エスキース・演習 予習・復習  360
30週 卒業制作の発表・講評 発表・質疑応答・講評 予習 90
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。