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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(山田圭二郎研究室)
Design Project III(Yamada Keijirou)
8 A921-09 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.景観工学 2.都市・地域計画 3.都市デザイン 4.まちづくり 景観(認識、デザイン)、都市・地域計画、都市デザイン、まちづくりといった研究領域を 中心に、都市空間、地域社会等の抱える問題を自ら発見、プロジェクトテーマを設定し、適 切なアプローチを選択して現象やその要因、問題の構造を分析し、問題の解決に資する知見 を自らの手で導き出すことができる知識および能力の獲得を学習教育目標とする。この一連 の研究プロセスを、論理的に計画・設計・遂行し、その成果を研究論文または設計作品とし て取りまとめる。
授業の概要および学習上の助言
プロジェクトデザインⅢでは、自ら考え、プロジェクトを企画・立案・遂行するための知識及び能力を、学生それぞれの主体 的な行動を通じて自ら養っていくことを重視する。 このため、自らの都市や地域、社会に対する問題関心を前提としながら、概ね以下の活動に取り組む。 1)都市・地域、社会を巡る問題関心の明確化(情報収集と議論) 2)問題を巡る諸要因の体系的理解(情報収集と問題の構造化)  [既往研究、文献のレビュー/現地踏査(関連事例、優良事例等の事例調査)] 3)プロジェクトテーマの設定  [テーマ設定/対象地設定/プロジェクトの実行計画の企画・立案(分析手法の設定)] 4)プロジェクトの遂行・とりまとめ  [事例調査及び分析/分析結果の可視化・構造化、(必要に応じて)提案・作品化/   成果発表(中間審査会(12月)、公開発表審査会)]
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
特段の予備知識や技能は必要としないが、関連分野に対する以下の態度をもっていることを前提とする。 ・都市空間や社会、景観をめぐる身近な現象に対して日常的な関心を寄せていること。 ・さまざまな都市や地域に実際に足を運び、現場に数多く触れること。 ・自らの関心をより深く掘り下げ探究しようとする意欲をもっていること、または、その努力を継続すること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
I,K,L,Q 自らの問題関心に即して必要な情報を収集し、都市、地域社会等における問題の位置づけを説明することができる。
J,K,L,Q プロジェクトテーマの目的に即した適切な研究手法を設定し、遂行することができる。
J,Q,R 調査・分析結果を、理解しやすい適切な形で表現することができる。
J,K,L,Q,R 問題設定から調査分析結果までの一連のプロセスとその成果を論理的に表現し、成果物として結実させることができる。
S 関連分野における実社会の動向を理解し、自らの進むべき方向を決定することができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 30 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 10 10
発表・表現・伝達する力 0 0 10 20 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 10 0 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 各学期で提出される中間報告書および後学期の最終報告書(プロジェクトレポート)により評価する。プ ロジェクトデザインⅢを「作品」として提出する場合には、レポートの配点を作品の配点に振り分ける。
成果発表
(口頭・実技)
各学期で提出される中間報告書の発表内容および後学期のプロジェクトデザインⅢの公開発表審査会での 発表内容と質疑応答で評価する。なお、プロジェクトデザインⅢの単位認定は、この公開発表審査会にお いて合格であることが必須である。
作品
ポートフォリオ
その他 指定された活動への取り組み姿勢などを評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
自らの問題関心に即して、関連する文献調査や現地踏査等の必 要な情報収集を行い、当該分野における問題の位置づけやその 解決の必要性について、体系的に説明することができる。 プロジェクトの目的(問題の解決)に即した適切な調査・分析 の枠組みや手法を自ら考えて設定し、プロジェクトを計画的か つ効果的に推進することができる。 得られた成果を論理的に取りまとめ、効果的に、わかりやすく 他者に伝えることができる。 自らの問題関心について、関連する文献調査や現地踏査等の必 要な情報収集を行い、説明することができる。 プロジェクトの目的(問題の解決)に即した適切な手法を設定 し、プロジェクトを遂行することができる。 得られた成果を取りまとめ、説明することができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1-30 1)都市・地域、社会を巡る問題関心の明確化(情報 収集と議論) 2)問題を巡る諸要因の体系的理解(情報収集と問題 の構造化) [既往研究、文献のレビュー/現地踏査(関連事例、 優良事例等の事例調査)] 3)プロジェクトテーマの設定  [テーマ設定/対象地設定/プロジェクトの実行計 画の企画・立案(手法の設定)] ゼミ形式での発表及びディス カッション プロジェクト活動 200
31-60 4)プロジェクトの遂行・とりまとめ [調査及び分析/分析結果の可視化・構造化(コンテ クストの読み取り)と考察/提案(コンセプト設定・ ダイアグラム設定)/論文化、計画設計・作品化/成 果発表(中間審査会(12月)、公開発表審査会)] ゼミ形式での発表及びディス カッション プロジェクト活動 300
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。