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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(山岸邦彰研究室)
Design Project III(Yamagishi Kuniaki)
8 A921-16 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.付加価値 2.建築構造 3.耐震構造 4.施工 5.地域連携とe-ラーニング 建築を企画・設計・施工・運用の各側面において、経済性、生産性、地域性、機能性、応用 性等を勘案して付加価値(建築付加価値)を高めることをミッションとする。このミッショ ンのもと建築構造の知識をベースとしてプロジェクトテーマを模索・選定することができ、 そのテーマに基づき実施計画、調査・分析・開発等を実施することができ、得られた結果を 考察しまとめることができ、この成果を適切にプレゼンテーションすることができることを 学習教育目標とする。
授業の概要および学習上の助言
◆前学期 基礎的な知識の習得とプロジェクトの設定 ①各自の活動領域に関する基礎知識を学習する。 ②各自の選択したテーマがプロジェクトデザインⅢとして適切であるか、ゼミでの報告を通して指導を受け、プロジェクトプ ロポーザルを完成させる。 ③各自のプロジェクトプロポーザルにしたがい、調査、分析、開発等を行う。 ④前学期までの成果をゼミ内の中間発表会で発表する(ゼミ合宿にて)。 ◆後学期 プロジェクの遂行と成果のまとめおよび報告 ①前学期で実施した活動(調査、分析、開発等)の結果をまとめる。 ②プロジェクト全体の成果をまとめ、プロジェクトレポートとして提出する。 ③プロジェクトレポートの内容を、建築構造コアのプロジェクトデザインⅢの公開発表審査会(公聴会)で発表する。 通念を通じて学習態度、ゼミ内活動状況、貢献度などをチェックし、成績に反映する。社会人としての規律を遵守することを 前提として、無用な遅刻や無断欠席をしてはならない。 【重要】単位を取得するためには、ゼミ等への出席が2/3以上、指導時間が90時間以上、活動時間が410時間以上、達成度が60 %以上であり、後学期に実施する中間審査会および公開発表審査会(公聴会)で発表し、合格しなければならない。なお、中 間審査が不合格の場合、公開発表審査会への登壇はできない。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
ゼミに配属するためには、事前の説明会の参加が必須である。建築総合演習A,Bでは構造系の演習、建築構造設計を履修しな ければならない。建築構造力学I・II、鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、建築安全工学、建築材料、建築施工を優秀な成績 で修得していることが望ましい。 専門ゼミを皆出席として、与えられた課題のみならず、教員に対する報連相の元で必要な技術や知識を自ら探求し、物事を解 決する心構えと、高い向上心が必要である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
F,G,H,O,Q,R 社会情勢、業界動向を確認し、その本質を見極め、問題点を発見することができる。
F,G,H,O,Q,R 自らが設定したテーマについて、計画を立て、必要な調査、実験、解析を行うことができる。
F,G,H,O,Q,R 調査、実験、解析から得られた結果をプロジェクトレポートとしてまとめることができる。
F,G,H,O,Q,R プロジェクトレポートの内容を論理的に発表することができる。
S 自ら進路を見極め、開拓し、キャリアパスとしての悔いのない方向に進むことができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 10 0 0 0 0 10
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 10 0 0 0 10 20
発表・表現・伝達する力 0 0 10 20 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 10 0 0 10 30
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート プロジェクトデザインⅢプロジェクトレポートが以下の内容が記されているかを確認する。 (1)プロジェクトの意義、目的が明確に述べられているか。 (2)プロジェクトに関わる既往の研究・成果が多数引用され、論理的に述べられているか。 (3)プロジェクトの成果が客観的かつ論理的に述べられているか。 (4)図表などが指示通りのものになっているか。 (5)プロジェクトの目的に対する結論が述べられているか。
成果発表
(口頭・実技)
以下の内容をプロジェクトデザインⅢ最終成果発表会で評価する。 (1)プロジェクトの意義、目的が明確に説明出来ているか。 (2)プロジェクトの成果を適切な図表を用いて論理的に説明し、プレゼンテーションされているか。 (3)プロジェクトの目的に対する結論が明確に述べているか。 (4)質疑に対して質問者の意図を汲み取り、適切に解答しているか。 (5)発表態度、視線、声の大きさ、ポインタ(指示棒等)の使用、などが適切であるか。
作品
ポートフォリオ
その他 以下の点について評価する。 (1)ゼミ内ルールを遵守しているか(無断欠席、無用の遅刻、グループ活動への非協力、粗忽な振る舞い など)。 (2)プロジェクトの適切な工程管理を行っているか。 (3)安全・衛生活動(安全大会、安全パト、健康維持など)を適切に行っているか。 (4)プロジェクトおよびゼミで定めたプロジェクト以外の活動に協調性をもって取り組んでいるか。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
社会経済情勢、建築市場などの背景を把握し、地域社会、エン ドユーザー、一般企業などの付加価値が向上するテーマを選定 し、プロジェクトの実施計画を立て、テーマの遂行に必要な調 査・分析・開発し、最後に活動成果のプレゼンテーションを担 当教員の指導の下、実施することができる。 さらに、これらの成果を新聞、学会などへの発表、他機関との 共同研究の遂行、特許性のある技術開発の立案・発明をするこ とができる。 社会経済情勢、建築市場などの背景を把握し、プロジェクトテ ーマとして相応しいテーマを選定し(担当教員がテーマを指定 する場合も含む)、プロジェクトの実施計画を立て、テーマの 遂行に必要な調査・分析・開発し、最後に活動成果のプレゼン テーションを担当教員の指導の下、実施することができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 オリエンテーション 講義 【復習】 入所式(地域防災環境科学研究所) への産科 LAN登録の実施 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
2-9 ゼミ会議とゼミ ゼミ会議:ゼミ運営上必要事項の伝達、構造問題の演 習と解説(以下同じ) ゼミ:プロジェクトデザインIIIの指導(以下同じ) 講義、演習、発表 【復習】 構造問題の復習 教員からの指摘事項の修正 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
10 ゼミ会議と第一四半期発表会(1Q発表会) ※実施日は前後する場合もある 講義、演習、発表 【復習】 構造問題の復習 教員からの指摘事項の修正 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
11-14 ゼミ会議とゼミ 講義、演習、発表 【復習】 構造問題の復習 教員からの指摘事項の修正 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
15 ゼミ会議とゼミ 9月初中旬に池の平セミナーハウスにて第二四半期発 表会(2Q発表会)の実施 9月中旬に中間発表会の実施 ※両発表会の日にちは前後する場合もある。 講義、演習、発表 【復習】 構造問題の復習 教員からの指摘事項の修正 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
16 オリエンテーション 講義 【復習】 中間発表会等の指摘点を踏まえ、 分析方法等を変更する。 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
17-26 ゼミ会議とゼミ 講義、演習、発表 【復習】 構造問題の復習 教員からの指摘事項の修正 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
27 ゼミ会議と第三四半期発表会(3Q発表会) ※実施日は前後する場合がある。 講義、発表 【復習】 構造問題の復習 教員からの指摘事項の修正 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
28-29 ゼミ会議とゼミ 講義、演習、発表 【復習】 構造問題の復習 教員からの指摘事項の修正 【予習】 研究テーマの遂行 進捗状況の報告書(ppt)の作成
30 ゼミ会議とゼミ プロジェクトデザインIII公開発表審査会 ※大学が指定する日に実施 講義、演習、発表 【復習】 構造問題の復習 教員からの指摘事項の修正 発表資料作成と発表練習
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。