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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用化学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(谷口昌宏研究室)
Design Project III(Taniguchi Masahiro)
8 B921-05 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.表面分析 2.真空技術 3.機能材料化学 (1)化学の基本(物理化学、無機固体化学、分析化学)を理解できる。 (2)自ら実験の計画を立てることができる。 (3)自ら実験を遂行することができる。 (4)実験結果を考察し、次の実験計画に生かすことができる。 (5)研究成果を論文としてまとめることができる。 (6)研究のまとめを発表することができる。
授業の概要および学習上の助言
(1)プロジェクトデザイン3のテーマについては,以下の内容である.    アトムプローブによる種々の材料の表面分析.    アトムプローブを中心とする測定装置の開発    質量スペクトルのデータ処理,プログラム開発. (2)セミナーを原則として週1回おこなう. (3)セミナーにおいては,(a)文献紹介,(b)プロジェクトの活動報告,    (c)実験結果の解析や計算結果のプレゼン,などの報告と討論をおこなう.   物理化学,有機化学,分析化学の基礎を,それぞれが取り組むテーマの局面において,活かせるようにしてもらいたい.テー マについては,文献検索システムやネットなどから先行研究について,常に最新の情報を集めておくこと.英語の論文にも慣 れよう.
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
高電圧、高温、動力機器、など危険な装置も使用するので、コアゼミのときから指導する. 応用化学科での学習内容、特に実験実習の内容を再確認すること. 実験については,安全教育で示された器具の扱い方などをその都度確認しながら進めること.
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
P-S プロジェクトテーマに対して工学設計過程に基づいて行動できる。
P-S 得られた実験成果について、正しく報告書を作成し、プレゼンテーションを行うことができる。
P-S 真空装置を基本とした表面分析装置の原理、機能を説明し安全に操作できる。
P-S 機能性材料とその分析について特性、分析方法を説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 20 10 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 20 20 0 0 0 40
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 20 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 前学期,後学期に提出された中間報告書と後学期の最終報告書(プロジェクトデザインⅢファイナルレポ ート)で内容を評価する.ページ数の目安として40ページ以上,かつ自らの研究結果が全体の2/3以 上となることが求められる.
成果発表
(口頭・実技)
後学期のプロジェクトデザインⅢ公開発表審査会での発表内容と質疑応答内容で評価する.なお,このプ ロジェクトデザインⅢ公開審査会発表における合格がプロジェクトデザインⅢ単位認定の必須事項とする ことを付記する.
作品
ポートフォリオ
その他 日常的なプロジェクトに取り組む姿勢,態度で評価する.ゼミでの発表の質・量,実験や計算への取り組 みのレベル,実験・計算結果に対し,的確な評価・考察をすることができるか,などを考慮する.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し,目 的に適応した年間目標が達成され,各専門領域に合致した学会 等に公表し外部評価を受ける. プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し.目 的に適応した年間目標が達成される.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1〜8 研究室のこれまでの研究成果を理解し,研究室内の実 験機器の使用法を習得する。 実験・実習 概ね100時間以上の活動を実施す る。
9〜18 自らの研究テーマを具体化し,研究テーマとしての発 展が望めそうかを実験により検証する。 実験・実習 概ね100時間以上の活動を実施す る
19〜27 研究テーマに沿って,実験・考察を進める。PDCAサイ クル,あるいはCDIOを意識して,実験計画を立てる。 実験・実習 概ね100時間以上の活動を実施す る
28〜36 研究テーマに沿った実験を進めるとともに,研究成果 としての取りまとめを並行して実施する。 実験・実習 概ね100時間以上の活動を実施す る
37〜40 公開審査発表会に向けて,プレゼンテーションの練習 を行う。プロジェクトレポートの執筆,取りまとめを 行う。 実習 概ね50時間以上の活動を実施する
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。