専門教育課程 応用バイオ学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門プロジェクト科目 専門プロジェクト |
プロジェクトデザインⅢ(佐野元昭研究室)
Design Project III(Sano Motoaki)
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8 |
B922-11 |
2024年度
通年
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.遺伝子解析
2.遺伝子発現解析
3.遺伝子組換え
4.バイオテクノロジー
5.データ解析
|
バイオテクノロジー技術の発展は目覚しく、生物の遺伝子解析が容易かつ網羅的に行なえるように
なってきた。得られる情報を基に、目的遺伝子の機能解析を進めていく。これらの一連の過
程を通して、遺伝子の機能を理解するとともに、微生物の取り扱いからバイオテクノロジーに至る
技術を習得し、問題の発見・問題解決のための実用的な体験学習をする。 |
授業の概要および学習上の助言 |
本年度のプロジェクトデザインⅢの具体的なテーマを下記に示す。
1. コウジ酸の生産経路の特定
2. 麹菌のトランスポーターの解析
3. Aspergillus属の転写制御因子の解析
4. Aspergillus属の進化に関する系統解析
テーマは「コアゼミ」で決定し、プロジェクトプロポーザルを提出することになっている。プロジェクトデザインⅢの履修条件を
満たした者は、プロジェクトプロポーザルに沿って、研究を行う。自ら進んで積極的に取り組むことが大前提であるが、プロジェク
トを進めるには指導教員と密接なコミュニケーションをはかりながら、きちんとした計画を立てて進めると大きな成果をあげ
ることができる。
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教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
生物を扱う最も基本的な技術は、「基礎実験Ⅰ,Ⅱ」「専門実験・演習Ⅰ,Ⅱ」で行っている。授業のテキストおよび実験
ノートを確認し、実験の詳細な計画をすることになるので、整理し、研究室に持参する。また、「バイオ工学入門」・「分子
生物学」・「遺伝子工学」・「微生物工学」・「細胞工学」で習得した知識が基礎となる。したがって、これらの科目の内容
を復習し、熟知した上で研究に臨むことを強く勧める。なお、上記科目を履修していない者は、それぞれで使用した教科書で
一通りの学習をしておくと良い。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
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① |
I,N,O |
微生物の無菌的な取り扱いまたは遺伝子組換え体の安全な取り扱いができる。 |
② |
I,K,O |
酵素の取扱いまたは遺伝子の単離・解析ができる。 |
③ |
K,L,O |
酵素活性、遺伝子発現解析における方法の原理が説明できる。 |
④ |
P |
自分の研究テーマについて、目的・内容・研究法・測定法・成果などを論理的に説明することができる。 |
⑤ |
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⑥ |
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達成度評価 |
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評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
40 |
40 |
0 |
0 |
20 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
40 |
40 |
0 |
0 |
20 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
10 |
10 |
0 |
0 |
0 |
20 |
0 |
0 |
20 |
20 |
0 |
0 |
10 |
50 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
10 |
20 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
最終報告書(プロジェクトデザインⅢレポート)で内容を評価する. |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
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成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
プロジェクトデザインⅢ公開審査会での発表内容と質疑応答内容で評価する.なお,このプロジェクトデ
ザインⅢ公開審査会発表における合格がプロジェクトデザインⅢ単位認定の必須事項とすることを付記す
る. |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
日常的なプロジェクトに取り組む姿勢,態度で評価する.ゼミでの発表の質・量,実験や計算への取り組
みのレベル,実験・計算結果に対し,的確な評価・考察をすることができるか,などを考慮する. |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し,目
的に適応した年間目標が達成され,学会、研究会発表内容と同
レベルに達する. |
プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し.目
的に適応した年間目標が達成される. |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1〜10 |
実験方法の習得
実験に関する基礎知識の習得 |
実験練習
参考文献の輪読等 |
文献を読む
実験に関する図書を読む |
100
時間以
上 |
11〜20 |
実験
実験目的の理解 |
実験
参考文献の輪読等 |
文献を読む
実験に関する図書を読む |
100
時間以
上 |
21〜30 |
実験
実験結果の解析 |
実験
参考文献の輪読等 |
実験データの解析
文献を読む
実験に関する図書を読む |
100
時間以
上 |
31〜42 |
実験
実験結果の考察 |
実験
参考文献の輪読等 |
実験データの解析
文献を読む
実験に関する図書を読む |
150
時間以
上 |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。