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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用バイオ学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(辰巳仁史研究室)
Design Project III(Tatsumi Hitoshi)
8 B922-14 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.一分子イメージング 2.光ピンセット 3.細胞培養 4.ナノテクノロジー 5.画像解析 本研究室で行うプロジェクトデザインⅢの主要テーマは、分子と細胞のイメージングと機能 解析である。命を持たない分子が集まって命を持つ細胞が作られる。その仕組みを分子イメ ージング技術を使って解き明かすことが目標である。細胞における生命現象を生み出す仕組 みは生命科学の最大の謎の一つであり、その解明は生命分子のナノテクノロジーなど広く世 界に貢献することができる。PD3の学生は一分子イメージングから細胞培養と細胞反応の分 析技術を習得し、そこから問題の発見・問題解決のための科学技術を学ぶ
授業の概要および学習上の助言
(1)ゼミは原則として月4回以上おこなう. (2)ゼミにおいては,(a)文献紹介,(b)プロジェクトの活動報告,(c)実験結果の解析や計算結果のプレゼンなど の報告をおこなう. 前学期春夏期には、専門ゼミで大まかに選んだ各自の研究テーマをさらに練り直して確定し、さらに論文や雑誌記事などに基 づいて過去の研究成果を深く調べ、研究の準備および予備実験などを行う。研究実施のために必要な細胞や分子の操作、およ び実験機器の知識や使用法を修得して研究計画を立案する。  細胞培養や分子イメージングや分子操作は高い技術を必要とする。思い付きで実験を行っても成果は出ない。学生はまず研 究室で培われた実験技術を習得し、その後指導教員と議論しつつ研究を進める。これは実社会において研究技術開発を行う場 合に普通に行われることである。  後学期秋期は、引き続き実験成果を積み上げるとともに結果を考察し、レポート作成を念頭に置いて目的、方法、結果、考 察の整合性を確認する。必要と判断された追加実験などにも取り組む。  後学期冬期は、これまでの研究成果を総括し、最終論文をまとめる段階である。科学論文(技術文書)の作成要領を身につけ る。実験事実から現象の本質を推論する過程を学ぶ。   全期間を通じて、研究室内では各自の研究内容に関する毎週1-2回程度のゼミ(発表会)を行い研究状況の確認と内容の 進展をはかる。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
各自が担当するテーマについて深い理解と洞察力が必要である。そのための関連文献情報は、ほとんど英文であるため、英語 の読解力を磨く必要がある。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K,M,N,O,P 各自の研究テーマに関連した基礎知識を自ら調査・学習でき、実験などに必要な機器の測定原理や操作法を説明できる。
K,M,N,O,P 発表会において研究内容(背景結果および考察)を的確にプレゼンテーションできる。
K,M,N,O,P 報告書の作成過程を通じて、研究内容を的確に文章で記述できる。
K,M,N,O,P 科学的あるいは技術的に未知の課題に対しても、物事を自分で考え、自分で判断・対処する意欲と能力を身につける。
K,M,N,O,P 生命現象を分子・細胞に関連した実験事実にもとづき理解し、扱うことができる。
K,M,N,O,P 分子や細胞のイメージング実験を行い。その意味を理解し発表することができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 10 0 0 10 30
思考・推論・創造する力 0 0 10 20 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 10 0 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 10 10 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 科学的なものの捉え方、考え方に基づいた報告書になっていることが必要である。
成果発表
(口頭・実技)
研究目的、方法、結果、考察を的確に発表できていることが必要である。また質問に対して、的確に答え ることが求められる。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
自主的な現状調査、独自の実験計画立案し、各自の課題に対す る継続的な実験的検討を行う。実験結果の解釈・議論を行うこ とができる。目的、方法、結果を正しく理解し、内容を他の先 行研究と比較検討できる。実験結果を論理的・科学的に考察で き残された課題とその解決法などを提案できる。 指導に基づき現状調査、独自の実験計画立案し、各自の課題に 対する継続的な実験的検討を行う。実験結果の解釈・議論を行 うことができる。目的、方法、結果を正しく理解し、内容を他 の先行研究と比較検討できる。実験結果を論理的・科学的に考 察できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 英文の教科書の読み方。文献検索kの方法を学習する 。 セミナー形式の座学と実験指 導 100時 間それ ぞれ
2 実験装置の操作と原理を確認する。 セミナー形式の座学と実験指 導 100時 間
実験装置の操作と原理を確認し、実験を行う。 夏休みごろにはこの体制となる。 セミナー形式の座学と実験指 導 100時 間
実験装置の操作と原理を確認し、実験を行う。 データ分析を行う。秋ごろにはこの体制となる。 セミナー形式の座学と実験指 導 100時 間
実験装置の操作と原理を確認し、実験を行う。 データ分析を行う。レポートの準備を指導する。冬ご ろにはこの体制となる。 セミナー形式の座学と実験指 導 レポートの指導 100時 間
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。