専門教育課程 航空システム工学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門プロジェクト科目 専門プロジェクト |
プロジェクトデザインⅢ(吉田啓史郎研究室)
Design Project III(Yoshida Keishiro)
|
8 |
E922-09 |
2024年度
通年
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.航空工学
2.構造設計・製作
3.複合材料
4.数値構造解析
5.プログラミング
|
これまでに学習した航空工学等の基礎や航空機等の輸送機械の設計・製造技術をベースとし
て、具体的な航空機設計や航空工学理論を主体とした応用、航空機等の輸送機械に関連する
実現象の評価等、実現可能なものを設計・製作・提案することのできる基礎能力を養う。当
研究室では特に複合材料を用いた構造物の力学的特性を数値解析(プログラミングを含む)
や実験により適切に評価する能力を養う。 |
授業の概要および学習上の助言 |
航空システム工学科では、航空工学等の素養と機械設計・製作技術を用いて航空機等の輸送機械の開発をサポートできるエン
ジニアを育成することを目標としている。プロジェクトデザインⅢは、カリキュラムの最終段階における集大成の科目であり
、学科の教育目標実現のために、具体的な航空機等の輸送機械の設計、航空工学理論を主体とした応用、航空機等の輸送機械
に関連する実現象の評価等を行い、設計・解析能力を養うとともに、得られた結果を工学的に判断する能力を養う。併せて、
複合材料を航空機構造に用いる際の技術課題についての研究も行い、その研究の過程で数値解析や実験を行う。具体的なプロ
ジェクトテーマは個々の研究室の教員と議論を行って定め、その内容にしたがって問題発見・解決を行っていく。また、配布
する学習支援計画書を基に、科目の学習目標と概要、行動目標を理解する。特に、この科目が航空システム工学科の教育目標
のどの部分を担っているか、具体的な達成レベルの目安を理解する。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
プロジェクトデザインⅢは、航空システム工学科等における1期〜6期の講義・実験・演習を基礎として行われるので、必要に
応じて、適宜、それらの復習をすること。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
A,B,D-O |
プロジェクトテーマを定め、工学設計過程に基づいて行動できる。 |
② |
A,B,D-O |
創出した成果を文書としてまとめ、発表でき、内容について議論できる。 |
③ |
A,B,D-O |
設計・製図・ものづくり(製作)・シミュレーションなどができる。 |
④ |
|
|
⑤ |
|
|
⑥ |
|
|
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
50 |
35 |
0 |
5 |
10 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
50 |
35 |
0 |
5 |
10 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
0 |
0 |
10 |
35 |
0 |
0 |
0 |
45 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
10 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
前学期、後学期に提出された中間報告書と後学期の最終報告書(プロジェクトレポート)の内容を評価す
る。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
前学期末に行われる中間報告会でのプレゼンテーション結果と、後学期のプロジェクトデザインⅢ公開発
表審査会での発表内容と質疑応答内容を合わせて評価する。なお、このプロジェクトデザインⅢ公開発表
審査会における発表はプロジェクトデザインⅢ単位認定の必須事項である。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
レ |
Webを使って行われる週報の結果で評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
日頃の研究室における活動の積極性及び貢献度について評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
①プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し、
目的に適応した年間目標が達成できる.
②プロジェクト遂行上の中間成果を中間報告書としてまとめ,
その内容を発表・議論できる。最終成果をファイナルレポート
としてまとめ、公開発表審査会で発表・議論することができる
。この最終成果を各専門領域に合致した学会等に公表し外部評
価を受けることができる。
③航空機構造設計に関する諸問題に対し、3D-CAD・構造解析ソ
フトなどの設計ツールを駆使して、解決策を具体化できる。 |
①プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し、
目的に適応した年間目標が達成できる。
②プロジェクト遂行上の中間成果を中間報告書としてまとめ、
その内容を発表できる。最終成果をファイナルレポートとして
まとめ,公開発表審査会で発表することができる。
③航空機構造設計に関する諸問題に対し、指導を受けながら3D
-CAD・構造解析ソフトなどの設計ツールを用いて、解決策を検
討できる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
4月から一年間 |
プロジェクトテーマの決定から成果発表・報告書作成
までの内容を学ぶ。
中間発表会などの機会に達成度を自己点検する。 |
ゼミ、勉強会
口頭発表、自己点検 |
学術論文や技術報告などの文献調
査。材料力学・構造力学の知識の
習得。有限要素解析ソフトウェア
を活用する技能修得。 |
|
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。