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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 航空システム工学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(廣光永兆研究室)
Design Project III(Hiromitsu Nagayoshi)
8 E922-13 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.航空工学 2.燃焼工学 3.微粒化 4.環境適応型ジェットエンジン 5.機械学習による最適化 これまでに学習した航空工学の基礎や航空機の設計・製造技術をベースとして、具体的な航 空機設計や航空工学理論の応用、航空機に関連する実現象の評価等、実現可能なものを設計 ・製作・提案することのできる基礎能力を養う。特に、航空エンジンを中心とした原動機に 関する取り組みを通して、熱を中心としたエネルギー変換や利用方法を理解し、設計に活用 できる力を養う。また、研究の推進に機械学習の活用する方法を学び、社会(特に地域社会 )との連携の重要性を学習する。
授業の概要および学習上の助言
航空システム工学科では、航空工学や原動機等の素養と機械設計・製作技術を用いて、航空機等の輸送機械や関連する技術の 開発をサポートできるエンジニアを育成することを目標としている。プロジェクトデザインⅢは、カリキュラムの最終段階に おける集大成の科目であり、学科の教育目標実現のために、具体的な航空機の設計、航空工学理論の応用、航空機に関連する 実現象の評価等を行い、設計・解析能力を養うとともに、得られた結果を工学的に判断する能力を養う。 具体的なプロジェクトテーマは個々の研究室の教員と議論を行って定め、その内容にしたがって問題発見・解決を行っていく 。本研究室で扱うテーマは大きく分類すると以下のような内容になる。 (1)エンジンの高出力化・高効率化・低公害化を対象とした燃焼器、および高温化に関わる技術の研究開発   ・燃料噴射・微粒化制御・評価技術   ・燃料・酸化剤の混合制御技術   ・ライナ冷却技術 (2)エンジンの高効率化・低公害化を対象とした騒音低減構造に関わる実験的研究   ・圧力損失メカニズムの解明と低減 (3)新燃料や革新的な燃焼方式等に対応する燃焼器概念設計ツールの考案・構築   ・機械学習の活用による最適化 また、学習支援計画書を基に、科目の学習目標と概要、行動目標を理解する。特に、この科目が航空システム工学科の教育目 標のどの部分を担っているか、具体的な達成レベルの目安を理解する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
専門ゼミを活用して、取り扱うテーマに対する理解を深める。 プロジェクトデザインⅢは、航空システム工学科における1期〜6期の講義・実験・演習を基礎として行われるので、必要に応 じて、適宜、それらの復習をすること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,B,D-O プロジェクトテーマを定め、工学設計過程に基づいて行動できる。
A,B,D-O 創出した成果を文書としてまとめ、発表でき、内容について議論できる。
A,B,D-O 設計・製図・ものづくり(製作)・シミュレーションなどができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 35 0 5 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 35 0 5 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 30 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 5 5
発表・表現・伝達する力 0 0 10 35 0 0 0 45
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 5 5 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 前学期に提出された中間報告書と後学期の最終報告書(プロジェクトレポート)の内容を評価する。
成果発表
(口頭・実技)
前学期に行われる中間報告会でのプレゼンテーション結果と、後学期のプロジェクトデザインⅢ公開発表 審査会での発表内容と質疑応答内容を合わせて評価する。なお、このプロジェクトデザインⅢ公開発表審 査会における発表はプロジェクトデザインⅢ単位認定の必須事項である。
作品
ポートフォリオ Webを使って行われる週報の結果で評価する。
その他 日頃の研究室における活動の積極性及び貢献度について評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
①プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し、 目的に適応した年間目標が達成できる. ②プロジェクト遂行上の中間成果を中間報告書としてまとめ, その内容を発表・議論できる。最終成果をファイナルレポート としてまとめ、公開発表審査会で発表・議論することができる 。この最終成果を各専門領域に合致した学会等に公表し外部評 価を受けることができる。 ③必要に応じて、対象とする機能や現象を検証する装置を自ら の手で設計・製作し、評価することができる。あるいはCADや 数値解析ツールを駆使して検証、評価することができる。 ①プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し、 目的に適応した年間目標が達成できる。 ②プロジェクト遂行上の中間成果を中間報告書としてまとめ、 その内容を発表できる。最終成果をファイナルレポートとして まとめ,公開発表審査会で発表することができる。 ③指導を受けながら、対象とする機能や現象を検証する装置、 あるいはCADや数値解析ツールを駆使して検証、評価を行うこ とができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 オリエンテーション
2回目以降 研究の実施 勉強会、ゼミ、輪講等 各テーマ活動 研究進捗報告 日々/輪講 120
3 前学期の成果に対する中間発表  ・中間発表資料の作成  ・合同中間発表会での報告 合同発表会
4 プロジェクトデザインⅢ発表審査  ・予稿集作成、提出  ・プロジェクトレポート作成、提出  ・発表
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。