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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 情報工学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(金道敏樹研究室)
Design Project III(Kindo Toshiki)
8 E926-27 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.問題設定、発見 2.問題解決方法 3.開発設計能力 4.創造性  これまで習得した情報工学に関する専門的知識・技術・問題解決能力を基に、具体的な情 報関連技術および情報システムに関する研究・開発活動を体験する。この過程を通して、問 題設定能力、製作プロセス展開能力、情報収集能力、コミュニケーション能力、客観的評価 能力を養う。
授業の概要および学習上の助言
 「社会に影響を与える研究」という研究室方針に則り、社会ニーズに応える「ちょっと賢いもの」を広い意味での人工知能 または情報技術を使って実装/開発することに取り組む。取り組みに当たっては、以下の3点に特に気を付けること:  ・最初に社会ニーズを特定し、次に、それを解決するために役立つ既存技術と、新たに必要な機能とを明らかにすること。  ・その際、扱う技術または機能が広い意味での人工知能、情報技術分野に属するようにすること。  ・人工知能分野については、網羅的な参考資料を渡すので、課題解決に使う技術だけでなく幅広くバランスの取れた知   識を身につけること。  取り組みは、既存技術と新機能を組み合わせるシステム研究、新機能を実現する要素技術研究のいずれかもしくは両方にな る(システム研究はチームワークになることを想定すること)。  2024年度のテーマ候補:  自然言語処理分野:教育支援技術の応用研究、協調フィルタリングの応用研究。  コンピュータビジョン分野:画像処理と情報理論を組みわせた応用技術の研究、画像と3次元データの融合の研究。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
成果の積み重ねが大切である。学期毎の経過報告や中間発表など節目毎に、自己点検をきちんと行うこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,B,D,E,G,H,L-P 自ら選択した研究課題について、1年間で到達できる事柄の構想を自ら設定することができる。
A,B,D,E,G,H,L-P 設定した事柄の構想に基づいて、具体的な制作アプローチを自ら設定できる。
A,B,D,E,G,H,L-P 設計や分析を進める上で必要となる、情報工学の専門知識について、速やかに吸収することができる。
A,B,D,E,G,H,L-P 設計や分析を進める上で発生する様々な問題に対して、適切な対応をとることができる。
A,B,D,E,G,H,L-P 他の人に納得してもらえるように、完成した事柄を技術的に、あるいは感性面などから総合的に評価することができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 0 0 0 0 100 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 0 0 0 0 100 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 0 0 0 0 20 20
思考・推論・創造する力 0 0 0 0 0 0 20 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 20 20
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 20 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 20 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他  成績評価は、各学期ごとの活動状況(活動時間とその具体的成果の内容)60%、プロジェクトレポー トの記述内容と発表内容40%を総合して行う。  活動状況の成績評価は、PDCAサイクルを的確に回していることを重視して行う。特に、研究室ミー ティングでの週度概要報告/月度詳細報告で、課題が明示されること、課題解決の議論がなされることを 重視する。その際、他のメンバーの抱える課題の解決への貢献は、加点要素として評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
自ら企画・立案したプロジェクト実施計画(プロポーザル)に 沿って円滑に研究・開発活動を進め、その結果において学術的 または技術的に注目に値する新規性、有効性、信頼性が認めら れる具体的な成果を発表できる。 自ら企画・立案したプロジェクト実施計画(プロポーザル)に 沿って研究・開発活動を進め、その結果において学術的 または技術的に工夫が認められる具体的な成果を発表できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1-10 プロジェクトデザインⅢのゴール(作るモノ)の明確 化 アプローチ(作り方)の決定 研究活動の推進および成果報告 研究活動
11-30 ラピッドプロトの作成と課題出し 研究活動の推進および成果報告 研究活動
31-80 成果物の作成と効果検証 研究活動の推進および成果報告 研究活動
81-90 報告書作成 研究活動の推進および成果報告 研究活動
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。