|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(三上明義研究室)
Design Project III(Mikami Akiyoshi)
8 E927-02 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.有機ELディスプレイ 2.フレキシブル・ディスプレイ 3.有機EL照明 4.薄膜光学理論 5.計算機シミュレーション 電気電子分野における新しい課題を自らが提案し,自らの知識・技術を用いてその課題を解 決できる能力を身につけるための集大成の科目である.電気電子分野の基礎的な知識と技能 を重視した教育プログラムにより,工学的な問題発見能力,解決能力,および応用能力を身 に付けた創造性豊かなエンジニアを育成する.そのために,プロジェクトテーマの研究を通 じて基礎科目の復習や文献調査を行ないながら実験結果の分析能力,理論的思考能力,コミ ュニケーション能力などの工学的センスを養う.
授業の概要および学習上の助言
本科目は、プロジェクトデザイン入門を始めとするプロジェクトデザイン過程の最終科目であり、すべての科目で学んだ事項 を統合する科目として位置づけられる。プロジェクトテーマの実験と理論検討を通じて、基礎科目を復習するととも に高度専門知識を修得することを目指すこと。 [年間スケジュール]  4月〜5月:研究の目的を明確にし、研究計画を立て、必要な文献を収集し、基礎知識を身に付ける。   6月〜8月:研究対象における問題点の発掘とその解決方法の検討を行い、理論解析結果、実験結果により有効性を示す。        また前学期の活動結果・成果をまとめて報告書を作成し、発表する。  9月〜12月:プロジェクト活動で明らかになった技術的な課題あるいは問題点について分析および考察を行い、問題解決        のための対応策を提案・実行して、さらに活動を進める。  12月〜1月:活動の内容と結果をプロジェクトレポートにまとめると共に、報告会および公開審査会で発表する。 [活動時間]  担当教員の指導を受けて十分な量と内容の学習活動を行う.8単位分に相当する指導・活動時間が必要である. [活動テーマ]  1.有機ELディスプレイ、有機EL照明の構造設計・解析および高性能化の研究  2.光学関連測定・評価システムの設計と作製  3.光学理論を用いたコンピュータシミュレ-ション解析技術の開発
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
プロジェクト活動は、設定したテーマの目的・目標を達成するために、計画的に進める創造的な活動である。基礎知識・専門 知識の学習に継続的に取り組むと共に、指導教員、院生、同級生とのコミュニケーションをとおして、実験活動を進める。学 力や技術力だけでなく、人間力を高める自己啓発の機会として有効に利用できる。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
N,J プロジェクトテーマの目的を明確にして,研究計画をたてることができ。
M,G プロジェクトテーマの問題解決法を具体化して,安全かつ継続的に実行することができる。
K,L,M 社会のニーズと照らし合わせて、実験結果を正確に解析し、評価することができる。
G,E グループ討論でき研究成果を効果的にプレゼンテーションできる。
N,K 研究成果をプロジェクトレポートとして纏めることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 40 0 10 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 40 0 10 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 20 0 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 0 20 0 0 0 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 10 0 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 0 20 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 20 0 0 10 0 30
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート プロジェクトレポートなどを評価する。[評価基準]①活動テーマについて計画を立案し、遂行する能力を 身に付けている。②データや解析結果を正しく評価し、結論を導いている。③得られた成果と残された課 題について、適切に考察できている。④論理的に構成され、分かりやすく表現されている。⑤専門領域に おける基本的知識を持ち、技術動向を把握している。⑥新規性、独創性、有効性、進歩性、有用性のいず れかを満たしている。⑦技術者倫理を理解し、遵守している。⑧参考文献、引用資料等は適切に扱われて いる。⑨コミュニケーション能力がある。
成果発表
(口頭・実技)
毎週行われる週間報告、定期的に開催する月例報告会、学期末に実施されるプロジェクト発表会の発表内 容および発表資料を評価する。[評価基準]①データや解析結果を正しく評価し、結論を導いている。②発 表は論理的で分かりやすく、質問に対応できている。③図面は分かりやすく表現され、適切に使われてい る。④得られた成果と残された課題について、適切に考察できている。⑤専門領域における基本的知識を 持ち、技術動向を把握している。
作品
ポートフォリオ 年間をとおした活動状況、活動時間などの内容から総合的に評価する。
その他 プロジェクトデザインⅢの進捗に従い,その途中経過(学習内容・指導内容・活動時間)などは,日毎あ るいは週毎にプロジェクトデザイン活動支援システムにより報告を行う.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
① プロジェクトテーマの意義と目的および内容を理解し,技 術的な特徴、課題、展望を説明できる. ② 関連分野において研究成果の応用を複数提案できる. ③ プロジェクトテーマの研究を遂行する為に必要な装置、シ ステムを設計・試作できる. ④ 活動成果を公開発表審査会や関連学会などで効果的に発表 でき,質疑応答に対応できる. ⑤ 研究計画を継続的かつ積極的に続けることができる. ① プロジェクトテーマの意義と目的を理解して内容が説明で き,問題点を指摘できる. ② 関連分野において研究成果の応用を提案できる. ③ プロジェクトテーマの研究を遂行する為に必要な装置を設 計・試作できる ④ 活動成果を学内の報告会などで発表でき,質疑応答に対応 できる. ⑤ 研究計画を最後までやり抜くことができる.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
前学期 1) 活動テーマを設定するとともに、活動計画を策定 し、それに基づいて実験・評価・解析などを行う。 2)ゼミ、週報、月報などに出席し、活動状況をレポー トにまとめて発表するとともに、それらの内容につい て議論する。 3)関連技術情報、研究論文などの調査を行い、技術の 経緯、動向をまとめるをまとめる。 ゼミ、週報、月報 活動の進捗状況に合わせて、予習 および復習課題を提示する。活動 時間として200時間以上を目安と する。 12000
後学期 1) 活動計画に基づいて、実験・評価・解析などを行 う。 2)ゼミ、週報、月報などに出席し、活動状況をレポー トにまとめて発表するとともに、それらの内容につい て議論する。 3)関連技術情報、研究論文などの調査を行い、技術の 経緯、動向をまとめるをまとめる。 4)活動内容および成果をPDⅢレポートとしてまとめる 。 5)公開審査発表会に向けて予稿を作成するとともに、 発表会において活動結果をプレゼンテーションする。 ゼミ、週報、月報 レポートの作成 公開審査発表会 活動の進捗状況に合わせて、予習 および復習課題を提示する。活動 時間として200時間以上を目安と する。 12000
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。