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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(野口啓介研究室)
Design Project III(Noguchi Keisuke)
8 E927-12 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.移動通信 2.携帯端末 3.アンテナ 4.電波伝搬 5.地域連携 本科目は電気電子分野における新しい課題を自らが提案し,自らの知識・技術を用いてその 課題を解決できる能力を身につけるための集大成の科目である.3年生までのP授業科目等 で学んだことをベースとし「小形アンテナおよび電波伝搬特性の解明」を総合テーマに,各 自のプロジェクトテーマについて調査および研究を実施する.この活動を通してプロジェク トの意義,研究のプロセス,年間計画の立案,研究の手法,プレゼンテーションなどについ て学ぶ.また,地元の企業との連携などを通じて,地域連携も行っていく.
授業の概要および学習上の助言
 本科目の位置づけとしては、プロジェクトデザイン入門を始めとするプロジェクトデザイン過程の最終科目であり、すべて の科目で学んだ事項を統合する科目である。プロジェクトテーマの実験と理論検討を通じて、基礎科目を復習するとともに高 度専門知識を修得することを目指すこと。  各自プロジェクトテーマを持ち、単独またはグループで活動を行う。毎週ミーティングを行い、ウィークリーレポートによ り進捗状況を報告する。年間のスケジュールは次の通りである。    前学期:実施するプロジェクトテーマについて決定し、プロジェクトプロポーザルを提出する。        学期末に中間発表会で発表する。    後学期:学期末に、成果をプロジェクトレポートにまとめ、公開発表審査会で発表する。        次年度学生に引継ぎを行う。 プロジェクトテーマは以下のものを主たるテーマとし、指導教員と相談して決定する。 (1)小形・平面アンテナ (2)マイクロストリップアンテナの広帯域化・高効率化 (3)センサネットワーク用アンテナ (4)ウエアラブルアンテナ (5)車載用アンテナ (6)無線電力伝送レクテナ用アンテナ
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
1.活動では次の四つのステップを重要視すること。  (1)問題点は何か、(2)問題の原因は何か、(3)問題の解決方法はいくつあってそれぞれどんなものか、(4)最適 な解決方法はどれか。 2.指導教員、先輩、同級生と討議を行い、様々な問題に対処できる問題解決能力を養うこと。 3.研究室、実験室の設備、LCや夢考房を積極的に活用すること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
M プロジェクトテーマの目的を明確にし,研究計画を立案することができる.
G,M プロジェクトテーマの問題解決法を具体化し,安全かつ継続的に実行することができる.
L,M 社会的ニーズと照らし合わせて,研究結果を正しく解析し,評価することができる.
G,L,M グループ討論でき,研究成果を効果的にプレゼンテーションできる.
I,M 活動成果をプロジェクトレポートとして纏めることができる.
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 40 0 10 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 40 0 10 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 20 20 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 0 0 20 10 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 10 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 10 0 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート プロジェクトプロポーザル(10%),毎週ゼミで提出するウイークリーレポート(20%)およびまと めとして提出するプロジェクトレポート(20%)について評価する.
成果発表
(口頭・実技)
前学期の中間発表会(20%),公開発表審査会(20%)について評価する.
作品
ポートフォリオ プロジェクトデザイン活動支援システムによる毎週の報告について評価する(10%).
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
プロジェクトの目的について十分理解し,年間計画を綿密に立 案することができ,その目的と計画を分かりやすく他人に説明 できる.プロジェクトの成果をプロジェクトレポートにまとめ ,研究論文等の学外投稿論文として公表できる.また学会発表 などの学外での研究活動に取り組み,発表を行い,高い評価を 受けることができる. プロジェクトの目的について理解し,年間計画を立案すること ができ,その目的と計画を十分他人に説明できる.プロジェク トの成果をプロジェクトレポートにまとめ,公開発表審査会で 発表を行い,十分な評価を受けることができる.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回〜30回(4月〜7月) 前学期オリエンテーション,安全教育 毎週班ゼミを行い,PDⅢの活動について報告する. 研究室全体で行う全体ゼミを行い,勉強会を実施する とともに進路相談・就職活動状況などを報告する. 前学期の内容をまとめ,アブストラクトを作成すると ともに,中間発表会にて各自発表する. ゼミにおける進捗報告 教員および研究室メンバーと のディスカッション 中間発表会 ウィークリーレポートの作成 PDⅢ活動支援システムの入力 直接指 導時間 3時間 /週, 自主活 動時間 15時 間/週 (これ 以上実 施のこ と)
31回〜33回(9月) 後学期オリエンテーション,安全教育 集中ゼミ(勉強会)を実施する. 教員および研究室メンバーと のディスカッション PDⅢ活動支援システムの入力 直接指 導時間 3時間 /週, 自主活 動時間 15時 間/週 (これ 以上実 施のこ と)
34回〜64回(10月〜翌年2月) 毎週班ゼミを行い,PDⅢの活動について報告する. 研究室全体で行う全体ゼミを行い,勉強会を実施する とともに必要に応じて進路相談・就職活動状況などを 報告する. PDⅢプロジェクトプロポーザルを提出する. 小論文コンテストへの投稿を積極的に行う. PDⅢレポート,アブストラクトおよび発表スライドを 作成し,池の平セミナーハウス研修にて発表リハーサ ルを実施する. プロジェクトレポートを1月末までに活動支援システ ムを通じてアップロードする. PDⅢ公開発表審査会において発表し,プロジェクトレ ポートの修正版をアップロードする. 教員および研究室メンバーと のディスカッション PDⅢ公開発表審査会 ウィークリーレポートの作成 PDⅢ活動支援システムの入力 直接指 導時間 3時間 /週, 自主活 動時間 15時 間/週 (これ 以上実 施のこ と)
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。