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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(中田修平研究室)
Design Project III(Nakata Shuhei)
8 E927-20 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.パワー半導体 2.電力変換器 3.回路シミュレーション 4.デバイス評価と限界性能評価 5.地域連携 電気電子分野における新しい課題を自らが提案し、自らの知識・技術を用いてその課題を 解決できる能力を身につけるための集大成の科目である。3年生までのプロジェクトデザイ ン科目と専門ゼミで学んだことがベースとなる。PDⅢでは、SiC、GaN等新しい材料を用いた パワー半導体を電力変換器に適用した時の特徴、限界性能などを把握する。  研究活動を通して、目的・目標・方法を明確にし研究活動を行う習慣と発生する問題の要 因分析力、本質を理解したうえで解決に向けた立案策定力及び実施能力を身に付ける。
授業の概要および学習上の助言
授業の概要・運営  プロジェクトテーマについて指導教員の助言のもとに、複数名で構成するチームで研究活動を行う。なお、高電圧を伴う実 験なので一人では実施しない。  日々の活動を実験ノートに記載すると共に週報を作成し研究の進捗状況を把握する。また、毎週ミーティングを行い研究内 容の説明を行う。これにより、主題である社会に求められる技術者としての能力を身に付ける。 授業の流れ  プロジェクトプロポーザルに従って、マイルストーンを明確にした研究スケジュールを策定し実施する。  前学期最終週に成果をまとめて報告し、後学期の研究活動の進め方に反映させる。  後学期は公開発表審査会及び各種学会での発表を念頭に研究活動を進める。 プロジェクトテーマ例 ①小型電力変換器(DC/DCコンバータ)の研究 ②パワー半導体の評限界価技術の研究
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
パワー半導体及び電力変換機器を取り扱うので「電磁気学Ⅰ、Ⅱ」「電気回路Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」「半導体工学」「パワーエレクト ロニクス」「電気電子計測」で学習した内容について復習し理解を深めておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
GKLMN プロジェクトテーマの目的、目標を明確にして、実現のための方法を具体化し研究計画を立てることができる。
GKLMN 研究活動中に発生する問題に対して、本質を理解し解決法を具体化し実施することで克服することができる。
GKLMN グループ討議やミーティングにおいてコミュニケーションを十分に行い、より良い方策を打ち立てることができる。
GKLMN 社会の動向を把握できるように情報収集を行い、研究内容を正しく評価できる
GKLMN グループ討議やミーティングを通して、成果・課題等を正確に相手に伝えることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 60 40 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 60 40 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 5 0 0 0 15
思考・推論・創造する力 0 0 20 5 0 0 0 25
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 10 5 0 0 0 15
発表・表現・伝達する力 0 0 10 20 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 5 0 0 0 15
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 実験ノート、週報、レポートなどの提出物から評価する。
成果発表
(口頭・実技)
ゼミでの発表、中間発表、公開審査会発表の内容から評価する。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
プロジェクトテーマの意義や目的を深く理解し自分の言葉で説 明できるようになる。 研究活動の成果として新たな知見を見出すことができ、関連学 会などで発表し、高い評価を得ることができる。 プロジェクトテーマの意義や目的を深く理解できる。 研究活動の成果として新たな知見を見出すことができ、次代に 引き継げる報告書を作成できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
4月-6月 ◆プロジェクトプロポーザルの復習 ◆装置の動作原理や使用方法の理解 ◆安全教育 ◆シミュレータの使用方法の理解 ◆装置の設計・試作・予備試験の終了 ◆ゼミでの進捗報告 実験ノートの記載、週報の作 成、毎週のミーティングでの ディスカッションや研究室で の活動など
6月-9月 ◆活動の継続 ◆ゼミでの進捗報告 ◆中間発表会  これまでの活動を報告し発表する ◆電気関係学会北陸支部連合大会への論文投稿(可能 ならば) 実験ノートの記載、週報の作 成、毎週のミーティングでの ディスカッションや研究室で の活動など
10月-12月 ◆研究活動の継続 ◆ゼミでの進捗報告 ◆プロジェクトレポート建付け作成 ◆アブストラクトの作成 実験ノートの記載、週報の作 成、毎週のミーティングでの ディスカッションや研究室で の活動など
1-2月 ◆プロジェクトレポートの完成 ◆公開発表審査会のプレゼンテーション資料完成と発 表 実験ノートの記載、週報の作 成、毎週のミーティングでの ディスカッションや研究室で の活動など
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。