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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(泉井良夫研究室)
Design Project III(Izui Yoshio)
8 E927-21 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.エネルギーマネージメント 2.再生可能エネルギー 3.電気自動車活用 4.エネルギーシェアと自立 5.地域連携 電気電子分野における新しい課題を自らが提案し、自らの知見を用いてその課題を解決でき る能力を身につけるための集大成の科目である。3年生までのプロジェクトデザイン科目と 専門ゼミで学んだことがベースとなる。本研究室では、地域社会において低炭素で安全安心 かつ信頼性の高い電力・エネルギーを供給するためのテーマ(GX)を設定する。この研究を 通して、電気系専門技術者としての電力・エネルギー技術に対する社会的、技術的背景を理 解し、課題解決・コミュニケーション能力、デジタル技術(DX)等の工学的センスを養う。
授業の概要および学習上の助言
【研究の狙いと課題】  本科目は、プロジェクトデザイン入門を始めとするプロジェクトデザイン過程の最終科目であり、すべての科目で学んだ事 項を統合する科目として位置づけられる。実験と理論検討を通じ、基礎科目を復習、高度専門知識を習得することを目指す。  単独またはグループで研究活動を行う。毎週ミーティングを行うとともに、日々のコミュニケーションをもとに活動週報で 状況を報告する。年間スケジュールは下記の通りである。 (1)前期:プロジェクトプロポーザルに従って前学期の研究内容について想定される研究スケジュールを作成し研究を    開始する。研究に関する基礎事項を学習するとともに、毎週活動週報を提出し計画の加速、修正を機敏に実施する    プロセスを学習する。最終週に当該学期の成果を発表し、中間レポートを提出する。 (2)後期:最終報告書を念頭において、継続して研究活動を行い、週報を作成しディスカッションを活性化させる。    成果を論文にまとめ公開発表審査会で発表する。また、次年度の学生のための引継ぎ資料をまとめる。 【プロジェクトテーマ例】 (1)白山麓キャンパスや扇が丘キャンパスのエネマネシステムの計測データの収集と分析 (2)マイクログリッドシステムのモデリングとシミュレーション (3)自律分散システムの自立制御アルゴリズム
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
エネルギーマネージメントシステムは、電気・エネルギーの、創る、送る、貯める、使う、のすべてを扱う総合領域の学問で あり、発電、送電、配電、蓄電、需要、制御やモビリティなどのハードデバイスからソフトウエア、さらに地球環境問題、地 域連携まで関連して、要素技術からシステム技術、さらにはビジネスモデルまでの幅広い分野の知識を習得してほしい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
M,N,G 研究の目的を明確にし、研究計画を立案できる。
M,N 研究グループのメンバーおよび教員とのコミュニケーションを十分にとり、研究を推進できる。
K,L,M,N,G 研究遂行上の問題点や課題を自ら解決できる。
M,N 研究成果を最終報告書(プロジェクトレポート)にまとめることができる。
K,L,M,N 研究内容を説明できるとともに、研究成果を効果的にプレゼンテーションすることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 60 40 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 60 40 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 30 10 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 5 5 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 10 20 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 5 5 0 0 0 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 中間発表報告書、プロジェクトレポート等提出物の内容から総合的に評価する。
成果発表
(口頭・実技)
毎週のミーティング、期末の成果発表、および公開発表審査会の内容から総合的に評価する。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
課題を自発的に考察し、研究手法、スケジュールの管理をする ことができる。実験結果やシミュレーション結果を理論的に考 察し、報告、プレゼンテーションすることができる。成果を学 会などで公表でき、外部から高い評価を得ることができる。 課題を自発的に考察し、研究手法、スケジュールの管理をする ことができる。実験結果やシミュレーション結果を理論的に考 察し、報告、プレゼンテーションすることができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
04〜05月 各プロジェクトテーマ毎の基本知識の習得 ・研究目的 ・研究成果の最終ゴール 各プロジェクトテーマ毎のチ ームに分かれて、毎週講義と ヒアリングでの指導 配布資料の熟読及び毎週のヒアリ ング資料の作成
06〜08月 毎週実施のヒアリング 各チーム毎に毎週の進捗を発 表 毎日の研究活動およびヒアリング 資料の作成方法について学習する
09〜11月 毎週実施のヒアリング 各チーム毎に毎週の進捗を発 表 ・ヒアリングにて議論を実施 ・予稿集準備と論文作成着手
12〜02月 ・プロジェクトレポート作成準備 ・公開審査会に向けてのプレゼンテーション準備 ・毎日の研究活動およびヒア リング資料の作成 ・論文作成およびプレゼンテ ーション指導 毎週の教員からの指摘事項を踏ま えた論文作成およびプレゼンテー ション準備
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。