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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(島内末廣研究室)
Design Project III(Shimauchi Suehiro)
8 E927-22 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.音響信号処理 2.適応制御 3.機械学習 4.数理モデル 5.地域連携 電気電子分野における新しい課題を自らが提案し、自らの知識・技術を用いてその課題を解 決できる能力を身につけるための集大成の科目である。プロジェクトテーマの研究を通じて 基礎科目の復習や文献調査を行ないながら実験結果の分析能力、理論的思考能力、コミュニ ケーション能力などを養い、工学的センスを身につける。また、地元の企業との連携などを 通じて、地域連携も行っていく。
授業の概要および学習上の助言
本科目では、年間を通して、単独またはグループで研究活動を行う。毎週ミーティングを行い、活動週報により状況を報告す る。年間のスケジュールは、下記の通りである。 前学期:実施するプロジェクトテーマについて決定し、プロジェクトプロポーザルを修正し、提出する。研究課題の抽出とそ の解決方法の検討を開始し、期末に検討内容をまとめたプロジェクト進捗報告書を提出し、中間発表会で発表する。 後学期:引き続き、研究課題に取組み、解決方法の評価と実証を行う。学期末に検討のプロセスとその成果をまとめたプロジ ェクトレポートを提出し、公開発表審査会で発表する。次年度学生に引継ぎを行う。 【プロジェクトテーマ例】 (1)マイクロホン収音信号処理の研究 (2)スピーカ再生信号処理の研究 (3)音響システム制御の研究 (4)音響信号分析の研究 なお、この科目は、プロジェクトデザイン入門を始めとするプロジェクトデザイン過程の最終科目であり、すべての科目で学 んだ事項を統合する科目として位置づけられる。プロジェクトテーマ(研究課題)の実験と理論検討を通じて、高度な専門知 識と問題解決能力の修得を目指すこと。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
① 本科目では、ディジタルデータ化された音響信号を対象として、主にソフトウェア処理により問題解決に取り組む。この ため、物理現象や信号波形の特徴を数式で表現しプログラムに落し込むために、数学的センスとプログラミングのスキルを高 めておくことが重要であり、海外の先端研究を理解するために英語の能力も必要である。 ② 指導教員、同級生との討議を通じてそれまでの経過を見直し、よりよい方向を見出す能力が必要である。 ③ 常に、活動内容や学習内容を記録し、後で活用できるようにしておく習慣を身につけておくことが必要である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
I,J,L,M プロジェクトテーマの目的を明確にし、研究計画を立案できる。
I,J,L,M プロジェクトテーマの問題解決法を具体化し、主体的に実行できる。
L,M,N 社会的ニーズや関連技術動向と照らし合わせ、研究結果を正しく解析・評価できる。
I,J,L,M グループ討論等で適切に意見交換でき、研究成果を効果的にプレゼンテーションできる。
I,J,L,M 研究成果をプロジェクトレポートとしてまとめることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 40 0 10 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 40 0 10 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 20 15 0 0 0 35
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 5 5 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 15 20 0 0 0 35
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 10 0 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート プロジェクトレポート、プロジェクト進捗報告書、ゼミ等での報告書の内容について評価する。
成果発表
(口頭・実技)
公開発表審査会、中間報告会およびゼミでの発表内容について評価する。
作品
ポートフォリオ 毎週の報告・活動記録の内容について評価する。
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
① プロジェクトテーマの意義と目的を理解し、自身の取組内 容を、社会に与える影響や将来展望と合わせて、説明できる。 ② 関連分野において研究成果の応用や具体的な要件を提案で きる。 ③ プロジェクトテーマの研究を遂行する為に必要な実験系構 築,ソフトウェア実装、プロトタイプ開発ができる。 ④ 研究成果を公開発表審査会や関連学会等で効果的に発表で き、質疑応答に対応できる。 ⑤ 研究計画を最後までやり抜き、外部から評価される高い成 果を上げることができる。 ① プロジェクトテーマの意義と目的を理解し、内容の説明、 問題点の指摘ができる。 ② 関連分野において研究成果の応用を提案できる。 ③ プロジェクトテーマの研究を遂行する為に必要な実験系構 築やソフトウェア実装ができる。 ④ 研究成果を学内公開発表審査会等で効果的に発表でき、質 疑応答に対応できる。 ⑤ 研究計画を最後までやり抜くことができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1〜終了時 指導教員の指導の下で、専門的な研究を行っていく。 ゼミやグループ活動を通して 、課題の設定から解決に至る プロセスを実践的に学ぶ。 個々人が取り組む課題の解決に必 要となる知識やスキル、実装ノウ ハウなどを主体的に身につけてい く。
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。