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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 環境土木工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(宮里心一研究室)
Design Project III(Miyazato Shinichi)
8 E928-05 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.土木材料 2.メンテナンス 3.3R、脱炭素、GX 4.エンジニアリングデザイン 5.3Dプリント、DX 土木材料や鉄筋コンクリートに関する実験・解析・調査などを通じ、自然環境と調和を図り ながら(リサイクル・リユース、カーボンネガティブ)、3Dプリントの技術等も活用して、 社会基盤を計画・設計・施工および維持管理することができ、その過程や効果についても説 明できる環境土木技術者としての能力を身に付ける。さらに、デジタルツインの技術等も活 用して、将来にわたって、社会の変化を分析し、環境構築と市民社会の持続的な発展を創造 できる環境土木技術者としての能力を身に付ける。
授業の概要および学習上の助言
宮里研究室では土木材料学や鉄筋コンクリート工学に関連するプロジェクトデザインⅢプロジェクトを実施する。 ●課題:自らが考案したテーマについて、教員の指導を受けながら環境土木工学に関する課題を実施する。 ●作品:自らが考案したテーマについて、教員の指導を受けながらコンクリート工学に関する作品を完成する。 ●研究:教員が提案したテーマから自身の興味を有する研究を選択し、教員の指導を受けながら自ら考えて解決を図り、コン クリート工学の課題を明らかにする。 各学期のスケジュール概要としては、 前期:教科書や講義ノート等の他に論文集や専門誌による文献調査を通じ、コンクリート工学に関する基礎的な知識を復習し 、自らのテーマの目的、背景、計画を分かりやすくプレゼンテーションする。また、策定した具体的なテーマについて個人ま たはグループでプロジェクトを実施する。 後期:継続して、策定した具体的なテーマについて個人またはグループでプロジェクトを実施する。また、プロジェクトの完 成を図る。 トータルで450時間以上の学習(夏季および冬季の休み中の活動を含む)を必要とする。学習支援計画書に示す学習課題の予 習・復習の時間は最小限必要な時間と考えること。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
環境材料学、鉄筋コンクリート工学、防災工学Ⅰ、環境土木工学専門実験・演習Bなどの講義内容を復習する。またこれらの 講義で使用した教科書やノートなどを整理する。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,D,F-J,M 自ら設定した課題の意義を説明できる。
A,D,F-J,M 課題の解決に向けた計画を立案できる。
A,D,F-J,M 課題の解決に向けた活動を計画的に遂行できる。
A,D,F-J,M 活動により得られた結果を分析できる。
A,D,F-J,M プロジェクトの成果をレポートにまとめ、分かりやすく説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 30 0 10 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 40 30 0 10 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 15 5 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 15 5 0 0 0 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 10 10
発表・表現・伝達する力 0 0 5 15 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 5 5 0 10 10 30
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート コンクリート工学に関する課題などを期日までに提出し、その報告された内容によって評価する。すなわ ち、プロジェクトデザインⅢプロジェクトレポートを提出し、その内容について評価する。
成果発表
(口頭・実技)
コンクリート工学に関する課題などを発表し、その報告された内容によって評価する。すなわち、月例ゼ ミの報告内容をパワーポイントで報告し、その報告された内容について評価する。また、公開発表審査会 の発表内容についても評価する。
作品
ポートフォリオ プロジェクトデザイン支援システムによる活動記録(活動日報)を全学期に亘り記録したことについて評 価する。
その他 ゼミへの出席、報告書・レポートの作成および内容、パワーポイントによる発表など真摯に取り組んでい るか、学習態度を中心に評価する。また、行動目標である「環境土木技術者」達成のための努力をしてい るかについて評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・コンクリート工学の基礎的な知識を習得した上で、自発的な プロジェクト活動により、教員とのディスカッションを通じて 、合理的なコンクリートの建設や高度なメンテナンスに関する 考え方を構築できる。 ・上記のために、各種装置を使用して実験、解析や調査などを 実施し、コンクリート工学の課題を明らかにする方法を自身で 選択・活用できる。 ・上記の成果を学士(工学)を有する技術者に、分かりやすく 説明することができる。 ・何れに対しても、技術者倫理に則り、行動できる。 ・コンクリート工学の基礎的な知識を習得した上で、教員の指 導に基づくプロジェクト活動により、コンクリートの建設やメ ンテナンスに関する考え方を構築できる。 ・上記のために、各種装置を使用して実験、解析や調査などを 実施し、コンクリート工学の課題を明らかにする方法を教員や 大学院生の指導の下で活用できる。 ・上記の成果を専門家に、分かりやすく説明することができる 。 ・何れに対しても、技術者倫理に則り、行動できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
前期第1週 プロジェクトテーマの確認(1) ・専門ゼミにおいて策定したプロジェクトについて、 各自がパワーポイントを使ってテーマを発表する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評 各自が専門ゼミで策定したプロジ ェクトプロポーザルについて、そ の内容を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60 60
前期第2週 プロジェクトテーマの確認(2) ・専門ゼミにおいて策定したプロジェクトについて、 各自がパワーポイントを使ってテーマを発表する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評、自己点検 各自が専門ゼミで策定したプロジ ェクトプロポーザルについて、そ の内容を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60 60
前期第3週 文献調査(1) ・各自が、プロジェクトに関連する文献を調査し、パ ワーポイントを使って発表する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評 各自がプロジェクトに関連する文 献を収集・整理する。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 180 60
前期第4週 文献調査(2) ・各自が、プロジェクトに関連する文献を調査し、パ ワーポイントを使って発表する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評、自己点検 各自がプロジェクトに関連する文 献を収集・整理する。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 180 60
前期第5週 背景の整理(1) ・各自が、文献調査の結果を踏まえ、プロジェクトの 背景についてパワーポイントを使って発表する ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評 各自が文献調査を整理し、プロジ ェクトの背景を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60 60
前期第6週 背景の整理(2) ・各自が、文献調査の結果を踏まえ、プロジェクトの 背景についてパワーポイントを使って発表する ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評、自己点検 各自が文献調査を整理し、プロジ ェクトの背景を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60 60
前期第7週 目的の整理(1) ・各自が、背景を踏まえ、プロジェクトの目的につい てパワーポイントを使って具体的に発表する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評 各自が、プロジェクトの目的につ いて考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60 60
前期第8週 目的の整理(2) ・各自が、背景を踏まえ、プロジェクトの目的につい てパワーポイントを使って具体的に発表する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評、自己点検 各自が、プロジェクトの目的につ いて考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60 60
前期第9週 計画の立案(1) ・各自が、目的を踏まえ、プロジェクトの実施計画に ついてパワーポイントを使って具体的に説明する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評 各自が、プロジェクトの実施計画 について考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 180 60
前期第10週 計画の立案(2) ・各自が、目的を踏まえ、プロジェクトの実施計画に ついてパワーポイントを使って具体的に説明する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評、自己点検 各自が、プロジェクトの実施計画 について考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 180 60
前期第11週 実験・解析・調査などの実施(1) ・前期前半において策定したプロジェクトについて、 各自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前期前半に策定したプロジ ェクトプロポーザルについて、そ の実施計画を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
前期第12週 実験・解析・調査などの実施(2) ・前期前半において策定したプロジェクトについて、 各自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前期前半に策定したプロジ ェクトプロポーザルについて、そ の実施計画を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
前期第13週 実験・解析・調査などの実施(3) ・前期前半において策定したプロジェクトについて、 各自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前期前半に策定したプロジ ェクトプロポーザルについて、そ の実施計画を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
前期第14週 実験・解析・調査などの実施(4) ・前期前半において策定したプロジェクトについて、 各自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前期前半に策定したプロジ ェクトプロポーザルについて、そ の実施計画を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
前期第15週 実験・解析・調査などの実施(5) ・前期前半において策定したプロジェクトについて、 各自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評、自己点検 各自が前期前半に策定したプロジ ェクトプロポーザルについて、そ の実施計画を考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
後期第1週 実験・解析・調査などの実施(6) ・前期において策定したプロジェクトについて、各 自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前週に実施したプロジェク トについて、その実施継続計画を 考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60     60
後期第2週 実験・解析・調査などの実施(7) ・前期において策定したプロジェクトについて、各 自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前週に実施したプロジェク トについて、その実施継続計画を 考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60     60
後期第3週 実験・解析・調査などの実施(8) ・前期において策定したプロジェクトについて、各 自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前週に実施したプロジェク トについて、その実施継続計画を 考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60     60
後期第4週 実験・解析・調査などの実施(9) ・前期において策定したプロジェクトについて、各 自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前週に実施したプロジェク トについて、その実施継続計画を 考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60     60
後期第5週 実験・解析・調査などの実施(10) ・前期において策定したプロジェクトについて、各 自が実験・解析・調査などを実施する。 ・進捗状況等を発表し、その内容について全員で討議 する。 実験・解析・調査、発表と講 評、自己点検 各自が前週に実施したプロジェク トについて、その実施継続計画を 考える。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題の整理 60     60
後期第6週 実験・解析・調査などの確認(1) ・後期前半において実施したプロジェクトについて、 各自がパワーポイントを使って報告する。 ・報告内容について全員で討議する。 発表と講評 各自が前週に実施したプロジェ クトについて、その内容を考える 。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
後期第7週 実験・解析・調査などの確認(2) ・後期前半において実施したプロジェクトについて、 各自がパワーポイントを使って報告する。 ・報告内容について全員で討議する。 発表と講評、自己点検 各自が前週に実施したプロジェ クトについて、その内容を考える 。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
後期第8週 追加の実験・解析・調査などの実施(1) ・各自が、プロジェクトを完成するに当り不足する実 験・解析・調査などを実施する。 ・発表内容について全員で討議する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前週に実施したプロジェ クトについて、その内容を考える 。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
後期第9週 追加の実験・解析・調査などの実施(2) ・各自が、プロジェクトを完成するに当り不足する実 験・解析・調査などを実施する。 ・発表内容について全員で討議する。 実験・解析・調査、発表と講 評 各自が前週に実施したプロジェ クトについて、その内容を考える 。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
後期第10週 追加の実験・解析・調査などの実施(3) ・各自が、プロジェクトを完成するに当り不足する実 験・解析・調査などを実施する。 ・発表内容について全員で討議する。 実験・解析・調査、発表と講 評、自己点検 各自が前週に実施したプロジェ クトについて、その内容を考える 。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 60     60
後期第11週 プロジェクトの発表(1) ・各自が、プロジェクトの概要(背景・目的・実施概 要・結果など)についてパワーポイントを使って発表 する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評 各自がプロジェクトを整理し、発 表スライドを作成する。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 340   60
後期第12週 プロジェクトの発表(2) ・各自が、プロジェクトの概要(背景・目的・実施概 要・結果など)についてパワーポイントを使って発表 する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評、自己点検 各自がプロジェクトを整理し、発 表スライドを作成する。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 340   60
後期第13週 プロジェクトレポートの作成(1) ・各自が、プロジェクトの概要(背景・目的・実施概 要・結果など)についてワードを使ってレポートを作 成する。 レポート作成と提出 各自がプロジェクトを整理し、発 表スライドを作成する。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 340   60
後期第14週 プロジェクトレポートの作成(2) ・各自が、プロジェクトの概要(背景・目的・実施概 要・結果など)についてワードを使ってレポートを作 成する。 レポート作成と提出、自己点 検 各自がプロジェクトを整理し、発 表スライドを作成する。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 340   60
後期第15週 総括 ・各自が、プロジェクトを振り返り、課題や成長程度 を発表する。 ・発表内容について全員で討議する。 発表と講評、自己点検 各自がプロジェクトを整理し、発 表スライドを作成する。 質疑応答を通じて明らかとなった 課題を整理する。 180   60
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。